JAIHO、2025年1月は『孔雀』『そう、家族』『グッバイ・ファーストラブ』を日本初配信
映画配信サービス「JAIHO」は、2025年1月に配信を開始する作品ラインナップを発表した。YouTubeには配信作の中から『孔雀』の予告動画が公開されている。
注目作は、四十九日の法要を機に自らのアイデンティティと向き合うトランスジェンダーの主人公を描いたヒューマンドラマ『孔雀』で、1月24日から配信が始まる。本作は監督のピョン・ソンビンが短編映画『神の娘のダンス』で高い評価を得た後、主演のヘジュンと再びタッグを組んだ長編デビュー作で、釜山国際映画祭やソウル舞踊映画祭などで受賞歴がある。
1月30日配信の『そう、家族』は、父の葬儀をきっかけに久々に再会した兄妹が異母弟との交流を通じて絆を深めていくヒューマンコメディ。監督は『スイッチ 人生最高の贈り物』のマ・デユンが務め、イ・ヨウォンやチョン・マンシク、イ・ソムといった豪華キャストが出演している。
さらに、1月5日には短編映画『グッバイ・ファーストラブ』が配信開始となる。監督シュリ・ホアンが自身の実体験をもとに描いた本作は、フランクフルトで再会した元恋人同士の物語を叙情豊かに映し出し、カンヌ国際映画祭やサンダンス映画祭で高く評価された。
他にも、70年代北京を舞台にした青春ドラマ『太陽の少年4Kレストア完全版』や、サモ・ハン・キンポー主演作のリマスター版などが配信予定となっている。珠玉のラインナップを揃えるJAIHOの1月作品に注目したい。
【2025年1⽉注⽬の配信作品】
『孔雀』⽇本初︕独占配信
★配信開始︓1⽉24⽇(⽕)00:00
出演︓ヘジュン、キ・ジュボン
2022年/韓国/114 分/⾳声︓韓国語/字幕︓⽇本語/공작새(原題)/Peafowl(英題)
2023年レインボー・リール映画祭で上映され、第27回釜⼭国際映画祭 WATCHA賞や、第6回ソウル舞踊映画祭・最優秀作品賞、フィラデルフィア・アジアン・アメリカン映画祭・⼤賞など、世界各国の映画祭で多くの賞に輝いた作品。 主⼈公を演じたのはプロダンサーとしても活躍する俳優ヘジュン、共演には『川沿いのホテル』(2018)【JAIHO で 2024 年 12 ⽉ 31 ⽇より常時配信】、『審判』(1999)などの名優キ・ジュボンが名を連ねる。
【ストーリー】
ソウルでダンサーとして⽣きるトランスジェンダー⼥性のミョンは、⼿術代を稼ぐためにワッキングダンスの⼤会に出場するものの、あと⼀歩のところで優勝を逃してしまう。そんな中、⽗が亡くなったという連絡を受ける。⽗が「四⼗九⽇の法要で伝統舞踊のソゴチュム(⼩⿎舞)を踊れば遺産を渡す」と遺⾔を残していたことを知ったミョンは、⾃らの⽣まれ故郷であり、アイデンティティを拒絶され⻑らく疎遠になっているホチャンに戻るのだが…。
◇[YouTube|『孔雀』1/24JAIHOにて独占配信スタート
『そう、家族』⽇本初︕独占初配信
★配信開始:1⽉30⽇(⽊)00:00
監督︓マ・デユン
出演︓イ・ヨウォン、チョン・マンシク、イ・ソム、チョン・ジュンウォン
2016 年/韓国/106 分/⾳声︓韓国語/字幕︓⽇本語/그래,가족(原題)、MY LITTLE BROTHER(英題)
【ストーリー】
記者として働くスギョンは、失業して妻が働く幼稚園のバス運転⼿をしている兄ソンホと、芸能⼈志望だがオーディションに落ち続けている妹ジュミに頭を悩ませていた。そんなある⽇、⽗の葬儀で久⽅ぶりに集まった3兄妹の前に、腹違いの弟だという11歳(︖)のナクが現れる。ナクが加わったことで、衝突してばかりだった彼らは徐々に家族としての絆を取り戻していくのだが…。
『グッバイ・ファーストラブ』⽇本初︕独占初配信
★配信開始:1⽉5⽇(⽇)00:00
監督︓シュリ・ホアン
出演︓シム・チェン、シュリ・ホアン
2024 年/アメリカ/13 分/⾳声︓中国語/字幕︓⽇本語/经过(原題)/GOODBYE FIRST LOVE(英題)
【ストーリー】
ニューヨークで⻑く暮らしている⻘年は、ヨーロッパ出張を利⽤して7年間会っていない元恋⼈に会いにドイツのフランクフルトを訪れる。ともに過ごした北京での⽇々、今の恋⼈との⽣活、そしてこれからの⼈⽣…。やがてフランクフルトの夜はふけ、彼らはこれで最後になるかもしれない別れの時を迎える…。
JAIHOはオンラインでの視聴に加え、JAIHO無料アプリを利用してFire TVでも視聴可能で、月額770円(税込)となっている。世界中の多様な映画をより多くのユーザーと分かち合いたく、選りすぐりの作品を毎日配信しているサービスだ。
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◇JAIHOサービス公式サイト