「オク氏夫人伝」第12話:イム・ジヨン、チュ・ヨンウと多幸感あふれる中、ついにかつての主ハ・ユルリに再会
テヨン(イム・ジヨン)がついにかつての主家のお嬢様であるキム・ソへ(ハ・ユルリ)と向き合った。
12日に放送されたJTBC土日ドラマ「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」第12話では、人生で最も幸せだった瞬間に青天の霹靂のような危機に直面するオク・テヨン(イム・ジヨン役)とチョン・スンフィ(チュ・ヨンウ役)の物語が描かれた。この回のあらすじと見どころ、次回予告を紹介する。
視聴率は首都圏で10.2%、全国で9.2%、瞬間最高視聴率は首都圏で11.1%、2049ターゲット視聴率は首都圏で3.3%を記録した(ニールセンコリア有料家庭基準)。今回も前週より2ポイント近く数字を落としている。⇒【1月12日視聴率TOP10】
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「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」は、名前も身分も夫も全てが偽物の外知部(朝鮮時代の弁護士)夫人オク・テヨン(イム・ジヨン)として生きる奴婢のクドクと、彼女を守るために命までかけた芸人チョン・スンフィ(チュ・ヨンウ)との熾烈な生存詐欺劇を描いたロマンス時代劇。【「オク氏夫人伝」を2倍楽しむ】では、時代背景や全話あらすじと見どころ、キャストの魅力などドラマを深掘りしていく。
■キャスト紹介と相関図
⇒【メインキャスト(4名)&キャラクター(5名)】
⇒【脇役(26名)キャスト・キャラクター】
■第12話「幸せに溢れ」ネタバレ
家を出たと思っていたスンフィに駆け寄ったテヨンは、再びスンフィと互いの心を確認し合い家に戻った。しかし、誤解を解いて再びラブラブになった二人とは対照的に、家中には嵐が吹き荒れていた。義弟夫婦のソン・ドギョム(キム・ジェウォン)とチャ・ミリョン(ヨヌ)、そして使用人のマクシム(キム・ジェファ)とトッキ(オ・デファン)が喧嘩していたのだ。
互いの気持ちを誤解していたドギョムとミリョンは、喧嘩の末にようやくお互いの真心を理解した。その後、任官を待っていたドギョムが弘文館に赴任すると、二人は共に漢陽へと向かった。また、マクシムに不器用な心の表現で反感を買っていたトッキは、スンフィの恋の指南を受けてマクシムの愛を勝ち取った。
一方、心配していたスンフィは科挙の別試※で主席合格し、兄弟W主席の快挙でソン家の名誉を高めた。今回の試験は不意を突く問題だったが、スンフィは妻テヨンの日ごろの行動を思い起こして回答した結果だった。また、スンフィの科挙合格の願いによって、マクシムとトッキは婚礼を挙げることになった。家族全員の温かな笑顔の中で、テヨンとスンフィの愛も一層深まっていった。
※科挙と別試:科挙は人材登用試験制度。別試は特別に実施される科挙
幸せな日々を送っていた彼らに再び暗雲が立ち込めてきた。清水県でマンス参による詐欺被害が増え、テヨンの役所にもこの事件に関する依頼が次々と舞い込むようになった。
これは新たに赴任した県監が清水県の危機対策として打ち出したものであった。何となく嫌な予感がした留郷所の座首(ユン・ヒソク)はこれを受け入れなかったが、その妻であるホン氏夫人(チョン・スヨン)が県監の策略に引っ掛かり、周りに斡旋して事態は悪化した。町中が詐欺事件で騒然とする中、テヨンも事件の真相を確かめるため役所を訪れた。
しかし、新たに赴任した県監はかつてクドク(テヨン)が頬に傷をつけた主人キム・ナクス(イ・ソファン)だった。ショックで慌てて退出する途中、ソヘお嬢様(ハ・ユルリ)とも出くわしてしまう。長年が過ぎ、姿かたちは変わってもソヘは一目で奴婢クドギを認識した。「本当に久しぶりだな、クドク」と言い、彼女の前に立ちはだかった。
■見どころ・感想など
この回冒頭ではテヨンがスンフィにおんぶしてもらうなど、第11話から続いて2話連続でほのぼの幸せムードたっぷりに描かれた。ところが第10話で11.1%と自己最高を記録して以降、この2話は全国視聴率で7.7%、9.2%とそれぞれ視聴率が低迷している。韓国では「イム・ジヨン、チュ・ヨンウたちの演技は高評価を得ているが、ストーリー展開に対する物足りなさが視聴率低下の要因」と分析する声もあるが、そんな外野の声も吹き飛ばしそうな仰天の結末を迎えた第12話。果たしてテヨンはこの絶体絶命の危機からどう脱するのか、次の物語への関心が集まっている。
気になる第13話は18日(土)22時30分JTBCで放送され、その後U-NEXTで独占配信される。
◇JTBC「옥씨부인전」HP
【作品詳細】【「オク氏夫人伝」を2倍楽しむ】