中山美穂、セーラー服姿も披露「家政夫のミタゾノ」松岡昌宏、憧れの人にピンクのカーネーションを捧ぐ(第1話ネタバレ&感想)
ほぼ10周年のTOKIO松岡昌宏主演のテレビ朝日系「家政夫のミタゾノ」第7シーズンが、14日放送された。記念すべき初回のゲストには、松岡がファンを公言してきた、故・中山美穂がゲスト出演した。TERASAで伊野尾慧主演のスピンオフも開始した。
「家政夫のミタゾノ」は、松岡昌宏演じる家政夫・三田園薫(通称・ミタゾノさん)が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマシリーズ。
初回は、1991年の日本テレビ系「いつか、サレジオ教会で」などで共演した中山美穂と吉田栄作がゲスト出演した。また、注目の主題歌『clock』を歌っているのは島茂子&光だった。ちなみに作曲の国太子。島茂子と国太子が誰か気になる方は、Xなどで調べよう。
■第1話あらすじ
ウェブライターの田中令子(中山美穂)の家に、村田光(伊野尾慧)と新人家政婦の大門桜(久間田琳加)が訪れる。家政婦を依頼したのは令子の夫タカシ(ミスターちん)の母・和代(松金よね子)で、家事をしない令子を牽制するためだった。庭の水道トラブルが発生し、三田園薫(松岡昌宏)がシャンパンボトルを持って現れ、令子は戸惑う。
水道修理会社の代表・八王子健太郎(吉田栄作)が現れ、令子はそれが初恋の相手だと知り心を躍らせる。和代は光と桜に令子を監視させるが、三田園の介入で二人の距離は縮まる。今度は風呂場の水漏れで八王子が再訪し、令子に「俺と家族になってください」と告白。
同窓会の日。令子は欠席するつもりだったが、『八王子くんは私のものよ。これ以上近づいたら殺す』という脅迫状が届く。さらに夫の携帯電話に『キャバクラ中学校』からのメッセージを見た令子は、夫の裏切りを知り同窓会へ。
同窓会では、八王子は心に決めた人がいると同窓生の前で告白。そこにセーラー服姿の令子がやってきたが、続いて姑・和代や夫・タカシまでが現れる。そんななか、令子に脅迫状を出したのが和代だったことが判明し、タカシは会社からリストラされてキャバクラに勤務していたことが明らかに。令子自身もウェブライターと名乗っていたが、夫と海外旅行を楽しむセレブ妻を気取って嘘の投稿をしていた。
嘘にまみれた家庭を捨てて「八王子と家族になる」と告白した令子だったが、八王子は令子の娘スミレ(牧野羽咲)の恋人だった。さらに、八王子が初恋の人だと思っていた令子の記憶は誤りで、実際に彼女を救ったのは同級生のタカシだったと判明する。
20年も一緒にいて夫が同級生だと気付かなかった令子。美しい思い出にひたって現実を見ていなかったと反省した令子は、離婚してシングルライフを満喫する。一方、結局、八王子が結婚したのは元姑の和代だった。しかし、三田園が思い浮かべる40年後の田中家には年老いたタカシと令子の仲睦まじい姿があった。
テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」より
■追悼ムービー
昨年12月6日に入浴中の不慮の事故でこの世を去った女優で歌手の中山美穂さんの遺作となってしまった本作。松岡は”ミポリン”ファンを公言しており、憧れの人の急逝を知り、松岡の強い希望により本編の後、ショートムービーが流れた。
ショートムービーでは、令子役を楽しく演じた中山美穂さんの名シーンのカットが映し出され、その後、三田園の姿のままの松岡が白いテーブルにそっとピンクのカーネーションを置き、深く礼をした。『中山美穂さんありがとうございました』と追悼の言葉と共に第1話は終わった。
■生活裏技
本作の見どころの一つでもある生活裏技。今回紹介されたのは次の3つ。
①自転車などの凍結を急速解凍するには消毒用のエタノールを吹き付ける。
②衣服の白カビは養生テープで優しく表面のカビを取った後、洗濯洗剤を薄めた液に布巾を浸して固く絞ってふき取る。
③気の抜けたシャンパンと半量の塩を煮詰めると、お刺身にもあるシャンパン塩になる。
テレビ朝日系「家政夫のミタゾノ」は2025年1月14日から毎週火曜日21時から放送。TVerでリアルタイム配信、シリーズ過去作を配信中で、TELASAでも過去全シーズン&スピンオフを一挙配信中だ。
主演は松岡昌宏(TOKIO)、共演は伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、久間田琳加、 余貴美子、平田敦子、 しゅはまはるみほか。脚本は八津弘幸、山岡潤平、後藤賢人ほか。演出は片山修、小松隆志ほか。SNS公式アカウントは、X「@mitazono_desu」、Instagram・TikTok「mitazono_desu」。主題歌は、島茂子&光『clock』。
◇テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」HP
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