「トリガー ニュースの裏側」キム・ヘス破天荒なキャラ炸裂!チョン・ソンイルのパンチを食らう爆笑展開に注目【第1-2話あらすじ】
1月15日(水)よりDisney+ (ディズニープラス)のコンテンツブランド「スター」にて独占配信したオリジナル韓国ドラマシリーズ「トリガー ニュースの裏側」。
待望の第1話と第2話ではオ・ソリョン(キム・ヘス)率いる型破りな調査報道チーム”トリガー”に動物番組制作志望PDのハン・ド(チョン・ソンイル)が強引に引きずり込まれ、波乱を招きながらもカルト教団が関わる麻薬事件や、猫の連続惨殺事件など社会の闇に立ち向かい、同時に放送局内での争いも描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
「トリガー ニュースの裏側」(以下、「トリガー」)は、超型破りな調査報道チーム”トリガー”が凶悪事件の真相を大暴露し、事実で悪人たちをなぎ倒す痛快エンターテイメント。圧倒的な演技力とカリスマ性をもつ女優キム・ヘスが主演を務める、この冬“一番熱い”報道ドラマだ。【「トリガー ニュースの裏側」を2倍楽しむ】では、全話あらすじとみどころ、キャスト・イベントの紹介などドラマを深掘りする。
■キャスト
オ・ソリョン役:キム・ヘス
ハン・ド役:チョン・ソンイル
カン・ギホ役:チュ・ジョンヒョク
ク・ヒョンテ役:シン・ジョングン
パク・デヨン役:イ・ヘヨン
ホン・ナヒ役:チャン・ヘジン
ほか
■第1話あらすじ
警察も検察も解決できなかった事件や事故を追い続ける調査報道チーム”トリガー”のチーム長オ・ソリョン(キム・ヘス)。ある日、公衆トイレで発見された変死体と検出された麻薬成分、遺族の許可なしに勝手に被害者を火葬したカルト宗教「信仰の園」の裏を暴こうと彼女は突撃取材に向かうが猟銃を構える牧師との間で揉み合いになっただけで収穫を得ることはできなかった。それだけでなく、同僚のPDサンモク(ホ・ドンウォン)は過酷な仕事に不満を漏らし、匿名で内部告発された不倫騒動の張本人と疑われたことから放送局を辞めてしまい、トリガーチームは半地下に部署を移されてしまう。
ハン・ドは過酷なドラマ制作から念願の動物番組制作に異動すると思い、高まる気持ちを抑えて放送局を訪れるが、彼が言い渡されたのはトリガーチームへの配属だった。拒む間もなくソリョンに捕まった彼は早速現場に連れて行かれる。信仰の園への正面突破が不可能だと感じたソリョンはなんとハン・ドを抱えたまま山からパラグライダーで飛び立ち、教団の敷地内に不時着し、そこで知的障害者が麻薬の原料になるケシの花を栽培しているのを目撃する。ハン・ドに証拠の確保を頼んで奥へ向かったソリョンは教祖が暴力で教徒たちを支配しているところを目撃するが、発見されて追いかけられる羽目に。一方、ソリョンの言いつけを守らずにその場を離れたハン・ドも暴動に巻き込まれてしまう。警察の到着で難を逃れた二人だが、警察上層部と癒着する教祖らは余裕を見せ、警察も調査に及び腰。更に危険な目に合わされたハン・ドは証拠の花を失くしたと嘘をついて出ていってしまう。
警察が教祖らを一時的に拘束している間に、教団の犯罪行為を暴くことを決意したソリョンはハン・ドの嫌味をヒントにドローンを飛ばし教団内部での麻薬栽培を立証。そして彼女もまた証拠のケシの花を採集していた。ソリョンが事件を番組で報道したおかげで教団の悪事は世間に知れ渡り教祖らは晴れて逮捕された。
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■第2話あらすじ
社内での不倫とわいせつ行為の密告に揺れる放送局。デモが行われる中社長会見が開かれ、トリガーチームは電話対応に追われていた。その頃、ソリョンは神妙な面持ちで20年前の幼稚園の火災事故の追悼ミサに参加すると、20年間探し続けたチャ・ソンウクの父親のもとを訪れ、ソンウクの元恋人の居場所が見つかったと報告。ク社長(シン・ジョングン)に呼ばれたソリョンは不倫騒動の一件を咎められ、トリガーの存続を巡って、匿名告発したDr.トリガーの正体をどちらが先に突き止めるかの賭けに乗る羽目に。
入ったばかりのハン・ドに企画書を書かせてはどうかと提案する本部長の言葉にハン・ドがコネでやって来たと睨んだソリョンは、演出家希望のギホ(チュ・ジョンヒョク)に企画書を書かせるべきだと主張し、ハン・ドに異動の経緯を問い詰めるが、彼の嫌味が炸裂し、腹を立てたソリョンは膨大な資料の整理を命じる。そんな彼女にも局内の恋人がいて、職員には隠れて指輪をはめてもらい幸せを手に入れようとしていた。
コンビニで買い物をした帰りに捨て猫を見つけたハン・ドは持っていたカッターで、子猫の首に巻かれたロープを切ってやろうとするが、偶然目撃した店員に連続猫惨殺事件の犯人と間違えられて警察に連れて行かれそうになる。20年前の事件を調べようとアメリカに向かうところだったソリョンは警察からの知らせを受けて駆けつけるが、ハン・ドはそんな彼女の優しさを拒んで立ち去った。翌朝、見かけた猫が無惨に殺されているのを見たハン・ドは怒りに狂って報道で犯人を公開処刑しようと企画書を作成するが、その内容はギホが夢を目指して書き上げた企画書と被ってしまい口論に。やってきた本部長は学歴でギホをこき下ろすと二人で取材すればいいと一蹴し、ソリョンは不満をぶちまける。
ハン・ドとギホの関係はギクシャクし始めるが、ハン・ドは一人で現場近くの取材に出向き、そこで男子学生(ムン・ウジン)から古紙回収の老人が猫の死体を燃やしているところを友人が見たと聞き、老人の家に忍び込む。しかし、老人が帰宅し見つかったハン・ドは思わず失禁してしまう。老人が猫を守ろうとし、犠牲になってゴミとして処理される運命にあった猫を荼毘に付していたことが明らかになる。さらに女子学生が目撃したというのは真っ赤な嘘だと言う老人は、女子学生に変装した男子学生のサイコパスな脅しを思い出す。そして「子猫を殺した奴を知っている」と言いかけたとき、連絡が取れなくなった彼を心配したギホとソリョンは大声を挙げて老人の家に乗り込んできた。
事の次第を知ったソリョンは二人で取材を進めるように命じるのだが…。二人が部署に戻るや否や、信仰の園の信者から腹いせの襲撃を受け、腹を立てたソリョンが足をすべらせてしまう。更に信者が投げ込んだ発煙筒を振り払おうとして思い切りパンチを繰り出したハン・ドだが、ソリョンが突然起き上がる…。ハン・ドの右ストレートをまともに受けたソリョンは目をまんまるにしてハン・ドを見つめ、鼻血を噴き出しながらその場に崩れ落ち、ふと笑みを浮かべるとそのまま意識を失った…。
■見どころ
警察や検察が解決できない問題を報道で解決に導くというテーマと注目のキャストが話題を呼ぶドラマが遂に配信を開始した。取り上げられる問題は宗教や麻薬、動物虐待とシリアスなものばかりだが、報道に命を賭ける主人公ソリョンの破天荒な行動や、半ば強引にチームに引きずり込まれたハン・ドの痛烈な嫌味にはコミカルさが溢れていて、チームの意義や自分たちの役割を熱弁する情熱的なソリョンが、ハン・ドの事実を見据えた鋭い指摘に目をまんまるにしてより熱量を帯びていくやり取りが観ていて面白い。特に第2話終盤(53:30あたり)からの部署襲撃シーンで、発煙筒を払いのけようとしたハン・ドの力強いパンチを運悪くソリョンが受けてしまう場面でキム・ヘスが見せた表情はそれまでのシリアスな展開を全て吹き飛ばしてくれる。それに加えて気を失う前にやや微笑んでいるのもじわじわくる。
ここのところ「未成年裁判」や「シグナル」などクールな役柄や威厳のある役柄が続いたが、本作ではコミカルな演技が戻ってきて、「ハイエナー弁護士たちの生存ゲームー」でのアウトローな弁護士クムジャと同じベクトルのキャラクターとも捉える事ができる。上記の場面では彼女が今までにないほどに喜怒哀楽がはっきりしたコミカルな役に振り切ったことに驚かされ、一番の見所として推したい爆笑必至シーンだ。
ストーリーも、ソリョンが追い続けるソンウク失踪事件、時折登場するハン・ドの幼少期のトラウマと思われる場面、Dr,トリガーの正体、放送局内の派閥争いなど気になる要素が目白押し。間違いなく今年の冬一番の期待のドラマだ。
「トリガー ニュースの裏側」はディズニープラス スターで1月15日(水)より独占配信開始。毎週2話ずつ、全12話が配信される予定。
◇YouTube「トリガー」本予告編
【作品詳細】【「トリガー ニュースの裏側」を2倍楽しむ】