ポン・ジュノ監督の新作『ミッキー17』がベルリン映画祭の非コンペティション部門に招待

01月17日23時29分映画

ポン・ジュノ監督が映画『パラサイト 半地下の家族』以来6年ぶりに発表する新作『ミッキー17』が、来月開催されるベルリン国際映画祭の非コンペティション部門に招待された。予告動画はYouTubeにて公開中だ。

『ミッキー17』は、権力に屈することなく挑戦を続けるすべての者たちへ贈る胸アツ・エールが込められた作品。『パラサイト 半地下の家族』の半地下を超えた《どん底》からの、怒涛の反撃サスペンス・エンターテイメントである。



ベルリン国際映画祭側は16日、ポン監督の『ミッキー17』を今年のスペシャルセクションに招待したと発表した。スペシャルセクションは、賞の授与とは関係のない非コンペティション部門で、興行が期待される大衆的な映画を上映する。昨年はマ・ドンソク主演の『犯罪都市4』も同じセクションに招待された。『ミッキー17』は、雑用を引き受けて宇宙探査に参加するクローン人間ミッキーを描いたSF映画で、ロバート・パティンソン、スティーヴン・ユァン、マーク・ラファロらが出演する。来月28日に国内で世界初公開され、北米では3月7日に公開される。

『ミッキー17』のほかにも、今年ベルリンの非コンペティション部門には複数の韓国映画が招待された。俳優イ・ヘヨンが60代の女性キラーを演じたミン・ギュドン監督の復讐劇『破果』もスペシャルセクションで上映される。カン・ミジャ監督の詩的なロマンス『春の夜』とキム・ムヨン監督のドキュメンタリー『暴力の感覚』は、独創性が際立つ映画を上映するフォーラムセクションに招待された。

映画『ミッキー17』最新予告 2025年3月28日(金)公開