「阿部寛と犯人役の声がセクシー!」どきどきキャンプ&渡辺監督登壇『ショータイムセブン』ティーチインイベント

10時00分映画

2025年2月7日(金)より全国公開される阿部寛主演映画『ショウタイムセブン(SHOETIME7)』のティーチインイベントが1月15日に都内で実施され、渡辺一貴監督とお笑いコンビ・どきどきキャンプ(佐藤満春・岸学)が参加した。

舞台となる国民的ニュース番組のスタジオセットを、竜星涼と生見愛瑠がリポートしながら回るスタジオツアー特別映像が公開された。



放送作家としても多忙な日々を過ごす佐藤は先んじて本作を鑑賞し「緊迫感がハンパない映画!ラストもビックリ!監督、ありがとうございます!」と大絶賛で、劇場公開まで伏せられている犯人役について「キャスティングを知らぬまま映画を観ていたので、いい声の犯人だなと思いました。ミステリアスな声の演技で引き込まれて、登場した時に『カッコいい!』と思うと同時に、まさかの俳優さんでビックリしました」と目が点状態。「生放送中に変な事を言うリスナーはたまにいるけれど、その感じが声に出ていましたね。怖いと思いつつリアルだと思って鳥肌が立ちました」と業界人としての視点で太鼓判を押していた。

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渡辺監督も「低温の声がセクシーで、叫ぶのではなく抑えてジワジワくる声の演技が恐ろしさを際立たせていましたよね」と犯人役の声を絶賛。犯人役は最後まで画面に映らないのだが、撮影では「普通ならば電話の会話は録音したものを現場で流して芝居をしてもらいますが、今回は犯人役の方に撮影現場まで来てもらって、生で阿部さんと会話をしていただきました」と明かし「クライマックスまで一ミリたりとも画面には映っていないけれど、現場にずっとべたつきで来ていただきました」と振り返っていた。

朝の情報番組を多数担当経験のある佐藤は、劇中のライブ感に触れて「生放送の緊張感が凄い!テレビの裏側は劇中で描かれているそのままなので、リアルすぎてどうやって調べて表現したのか気になりました」とテレビ制作の舞台裏の再現力の高さに興味津々。これに渡辺監督は「エキストラとしてテレビのバラエティや中継をやったことのある本物の方々に半分くらい入ってもらいました。実際の生番組でやる様な動きや実際に使っている指示系統をリアルに再現しようと思いました」と細部へのこだわりを打ち明けていた。

折本眞之輔(阿部寛)は犯人との駆け引きをそのまま生放送で視聴者に見せるわけだが、このテレビマンとしての欲望について佐藤は「もし僕がその場にいたら…数字獲れるなと思ってしまうかも」と抗えないようで「誰にも傷ついてほしくないし、血も流してほしくないと思いつつも、ハプニングは生放送ならではの魅力。この映画ではその最高潮が起きているわけで、もし僕がここにいたら止めるふりをして内心は『折本、もっと行け!』と煽ってしまうかもしれないです」と苦笑いだった。

一方、本編を鑑賞した観客からは「ラジオパーソナリティーとしての阿部寛の声も素敵!」との声が挙がった。これに渡辺監督は「他の映画でも阿部さんの声は魅力的だと思えたし、これまでアナウンサー役をやられた事がないということで、これは是非ともやっていただきたいとお願いしました」などと抜擢理由を明かし、ラジオ好きの佐藤も「カフが上がる瞬間の阿部さんの一言目が超カッコ良い!」と阿部特有のダンディボイスに痺れていた。

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フォトセッションになろうとした次の瞬間、「動くな、手を挙げろ!」との声が。銃を構えて「この中にテロリストがいるという情報があった!」とステージに転がり込んできたのは伝説的海外ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のジャック・バウアーに扮した岸だった。「リアルタイムで事件が進行すると聞いて『24 -TWENTY FOUR-』だと思った」と勘違いしたそうで、渡辺監督に銃を向けて「この映画を『ショウタイム24 -TWENTY FOUR-』に変えてくれ!」と迫るも、「無理です」と当然の如く断られて「クソ~!」と嘆きながらもすぐに受け入れていた。

そんな岸も本編を先んじて鑑賞したそうで「最後まで怒涛の展開でめちゃくちゃ面白かったです」と大興奮。「阿部寛さんが髭を剃るシーンが好きです。ジジジジと物凄い音がしました」と妙な見どころを挙げていた。

最後に佐藤は「業界人全員に観て欲しい作品。テレビ番組の制作スタッフの配置や座り方までリアル。それと同時にエンターテインメントとしてのバラスンも良く、劇中の折本たちと同じ時間を過ごしているかのような感覚を味わうことが出来ました」とアピール。渡辺監督も「2月7日公開なので、引き続き応援してください!」と呼び掛けていた。

阿部寛演じる折本と犯人役の声にも注目!リアルタイムサスペンスの大御所も絶賛の”命懸けの生放送”。

スタジオツアー特別映像YouTube 

※本作は韓国のヒット作『テロ, ライブ』を原作とし、監督・脚本を渡辺一貴が手掛ける。全編を通して緊張感が漂い、テレビ局スタジオを再現したセットや長回し撮影が、リアリティを追求した仕上がりとなっている。サスペンスフルな展開と予測不能なストーリーが観客を引き込む。

映画『ショウタイムセブン』は2025年2月7日より全国公開。手に汗握るサスペンスの行方に期待が高まる。

■出演:
阿部寛 
竜星涼 生見愛瑠  
前原瑞樹 平原テツ 内山昂輝 安藤玉恵 平田満
井川遥 吉田鋼太郎
■監督/脚本:渡辺一貴 
■原作:The film “The Terror, Live” written and directed by Kim Byung-woo, and produced and distributed by Lotte CultureWorks Co., Ltd. and Cine2000
■配給:松竹 アスミック・エース
■タイトル:ショウタイムセブン