「モーテル・カリフォルニア」イ・セヨン故郷に戻り獣医に鳴ったナ・イヌと再接近【第3-4話あらすじ】

イ・セヨンとナ・イヌ主演で社会に葛藤を感じながらも初恋の相手との再会を描いたMBC金土ドラマ「モーテル・カリフォルニア」。
次回予告はYouTubeにて公開している。



第3話と第4話ではクリスマスの夜に思わぬ形で再会を果たしたガンヒ（イ・セヨン）とヨンス（ナ・イヌ）が、誤解を解いて一度は気持ちが通じ合うも、周りからの冷たい待遇を思い出したガンヒはヨンスとの関係に無理やり線引をしてしまう。時が経ちモーテルを専門とするデザイナーとして軌道に乗ったガンヒは、ヨンスが動物病院を開業し、結婚間近の恋人がいると聞いて心が騒ぎ、リノベーションの依頼を担当する建前で故郷に戻るが、クライアントは実の父で、ヨンスとも早々に鉢合わせしてしまう。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。

「モーテル・カリフォルニア」は、田舎のモーテルで生まれ育ったチ・ガンヒ（イ・セヨン）が、12年前に去った故郷で初恋の相手チョン・ヨンス（ナ・イヌ）と再会し、繰り広げられる波乱万丈な恋愛ドラマ。2019年に出版されたシム・ユンソの人気小説『ホーム、ビター・ホーム』が原作。

■キャスト

チ・ガンヒ役：イ・セヨン
チャン・ヨンス役：ナ・イヌ
チ・チュンピル役：チェ・ミンス
クム・ソッキョン役：キム・テヒョン
ユン・ナヌ役：チェ・ヒジン
エスター・パク役：ソ・イェファ
ファン・ジョング役：ウ・ミファ
　ほか

■第3話あらすじ

数年前、ようやくソウルで見つけたガンヒ（イ・セヨン）に追い返されたヨンス（ナ・イヌ）はソウルの男たちに負けないようにダイエットを決意。仲間たちの協力もあって見事に45kgの減量に成功した。そしてクリスマスの日に完璧な夜を準備してホテルで待っていた彼の前に現れたのは、男を連れたガンヒだった。毎年のように父親が待っているものだと思ってソッキョン（キム・テヒョン）に恋人のふりをしてもらったガンヒは思わぬ誤解を与えてしまっただけでなく、10年前にソッキョンに偶然助けてもらったことも本人に知られてしまう。ソッキョンは積極的に気持ちを伝えて一緒にホテルで働こうとオファー。

失意のヨンスは部屋を出ていこうとするが、ガンヒは戻ってきた。気まずい雰囲気から徐々に打ち解け始め、ヨンスは故郷からソウルに出てくる決意を伝え、ペンダントを贈る。互いに誤解も解け、いい雰囲気になるがそれを壊したのは母親からの電話だった。かつて陰で酷いことを言われたことを思い出したガンヒはペンダントを返すとこれで終わりだと言い放って出ていってしまう。

母が新しい男との間でトラブルを起こしたからと警察に向かったヨンスは金だけ無心され虚しくクリスマスを終えた。新年を迎え、ジョング（ウ・ミファ）が新しく立ち上げた会社に機会を求めたガンヒだが、デザインがホテルではなくモーテルだと聞くと、ソッキョンに仕事の機会を求めようとするが、ソッキョンもまたジョングの仕事に協力していた。モーテル生まれだと明かして頑なに仕事を断り出ていったガンヒの前に現れたのはエスター（ソ・イェファ）だった。

再婚した母に祖父から引き継いだ病院を売り飛ばされそうになったヨンスは、家を明け渡してモーテル・カリフォルニアへと転がり込む。一方、モーテル向けのデザインを引き受けることにしたガンヒは持ち前のセンスが評価され頭角を現すが現場でソッキョンといるところを故郷の嫌味な同級生に鉢合わせしてしまい、ヨンスもその話を聞かされ、彼女のためにブチギレ、彼女が故郷に帰りたくない気持ちを察して心配する。

誰がきっかけでガンヒの心を動かしたか賭けをしていたジョングら。一度は仕事を断っtたガンヒを呼び出したエスターは、彼女の将来の夢を聞き出し、ジョングやソッキョンは既にガンヒの才能を理解しているいい投資者になり得ると説得していたのだ。アルム（イ・ソイ）が遊びに来て社宅を案内するガンヒ。会社創設メンバーだと知りアルムは彼女の成功に驚く。そしてヨンスが開業した動物病院で一緒に働くナヌ（チェ・ヒジン）とじきに結婚しそうだと聞いて心がざわつく。ある日、ナヌの運転練習に付き合ったヨンスだが、見慣れない車とぶつかりそうになり、ショックを受けたナヌを抱きかかえるが、相手の車から出てきたのはガンヒとソッキョンだった…。

画像：MBC「모텔캘리포니아」HPより

■第4話あらすじ

自分だけ待ち続けると言っていたヨンスが結婚するのではと聞いて不安を抱いたガンヒは、あれだけ拒んでいた故郷での仕事に自ら志願。ジョングは先に出発するが交通事故で大怪我を負ってしまう。故郷に戻るにあたってソッキョンと取り決めをするガンヒ。しかし目を覚ますと目の前はモーテル・カリフォルニアだった。実家がクライアントだと知って動揺してしまう。完全武装して父の前に現れるがすぐにバレてしまい、父は10歳の時に死んだという嘘もバレてしまう。ガンヒの提案はかつてチュンピル（チェ・ミンス）が幼いガンヒに語っていたものだった。すっかり忘れていた希望を娘がずっと覚えていたことに感極まったチュンピルは正体に気づかないふりをしてあげながら仕事をガンヒに任せた。

その直後にヨンスとナヌの軽トラと衝突事故を起こしそうになったガンヒは、ナヌを気遣うヨンスを見て立ち去ろうとするが、追いかけてきた彼にクリスマスまで仕事で滞在すること、噂を立てないように釘をさした。関係に気づいたソッキョンに、ヨンスが転校生で彼女にとっては救世主だったと打ち明けた。彼女の必死の変装作戦も虚しく、彼女の噂はたちまち故郷に広まってしまい、ヨンスを動揺させた。作業が続く間、モーテルを転々としていたガンヒら。噂は飛躍し、ソッキョンまであることないこと言われ始める。ヨンスはソッキョンの車を見かけて思わず委員を飛び出す。入れ違いにガンヒは動物病院にやって来る。ナヌの純粋無垢な笑顔を見たガンヒは勝ち目がないとやけ酒を呷り酔いつぶれて連絡を受けたヨンスにべったりくっついてしまう。彼女の宿所を知らないヨンスらは彼女をモーテル・カリフォルニアに連れ帰る。泥酔したガンヒはヨンスにどうして痩せて他の女と付き合ったのかと突っかかり再び寝てしまう。心配したソッキョンはモーテル・カリフォルニアに飛び込んで抗議するが、ここで初めてガンヒの実家だったと知る。

翌朝目を覚ましたガンヒは薄っすらと残る記憶に青ざめるが、更に旧友3人が全員モーテル・カリフォルニアに暮らしていることを知り驚く。ヨンスとナヌの関係が気になって仕方ないガンヒは思い出のアイスクリーム屋で二人の姿を見て、公園で一人涙を流すが、そこに現れたのはヨンスだった…。

■見どころ

あるクリスマスに完璧な告白の雰囲気を作り出したヨンスと、例年通り父が待ち受けていると思い込んでソッキョンを連れて部屋を訪れたガンヒが鉢合わせするという波乱の展開で幕を閉じた前回の放送。視聴者の想像通り、誤解から若干二人の関係はこじれかけたものの、想定外にガンヒがヨンスに会いに戻ったことで、二人は気持ちを再確認する。このまま行けば二人とも結ばれてめでたしめでたしの展開だったのだが、ここで登場したのが金と男にだらしないヨンスの母親の登場。かつて陰でガンヒのことを悪く言っていたこの毒々しい母親の登場でガンヒは自らの気持ちにブレーキをかけてしまい、二人の関係は一度終止符が打たれてしまう。

しかし、その後のガンヒのデザイナーとしての成功や、ヨンスの結婚の噂、突然舞い込んだ故郷のモーテルからの依頼が重なって、遂にガンヒが故郷に戻ってくるという面白い展開に続いた。上述の母親や、意地を張って自らヨンスを手放したガンヒ、彼女が戻ってきたのを知ったヨンスを見ても鈍感なナヌなどもどかしい人物は多いが、ガンヒが弱っている時に毎回眼の前に現れるヨンスの優しさが際立つ。故郷に戻るにあたってバレバレな変装でクールに決めるガンヒ、彼女に惹かれるあまりにクールさを失っていくソッキョンがコミカルに描かれ、ガンヒは自分から突き放した割にはいまだにヨンスに未練があるのがバレバレなのだが、この先どんな展開を経ながらヨンスと再び距離を縮めていくのかに期待が募る。第3話では5.2％、第4話では3.6％の全国視聴率（ニールセンコリア調べ）と安定的に視聴者の注目を集めている。

●イ・セヨン×ナ・イヌ「モーテル・カリフォルニア」放送1週目で早くも“沼ドラマ”認定
●1月17日視聴率TOP10】「メンコンア！」「シンデレラ」「私の完璧な秘書」に変動なし…「モーテル・カリフォルニア」は？