NHK朝ドラ「おむすび」仲里依紗が主役のスピンオフ…第16週あらすじと第17週予告

09時02分ドラマ

結（橋本環奈）は管理栄養士の勉強中、歩（仲里依紗）たちはいろいろな騒動に巻き込まれる。NHK朝ドラ「おむすび」の第17週「Restart」（1月27日～1月31日）のあらすじとみどころを紹介。商店街にも大きな変化が？予告動画は番組公式サイトに公開されている。

朝ドラ「おむすび」第16週ネタバレ＆トピックスと第17週のみどころ紹介
「おむすび」は平成元年生まれのヒロイン・米田結（橋本環奈）が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”だ。その第16週が1月20日から放送された。朝ドラでヒロインが約1週間顔を見せないことは珍しいが、今週の「おむすび」は結ではなく、歩（仲里依紗）がヒロインのような1週間となり、もう“スピンオフ”？と話題になった。ただ、結の登場が少ないスピンオフ期間は1月27日から放送される第17週も続く。

結（橋本環奈）の父・聖人（北村有起哉）たちの商店街に激震

阪神淡路大震災から復活した神戸の街だが、小さな店はどこも景気がよくはない。そんな商店街に大きなショッピングセンターが建つという。歩（仲里依紗）は「便利になる」と喜ぶが、実際、大きなセンターなどできれば、小売店は売り上げが下がり、店の危機になる。そして、ショッピングセンターの候補地には渡辺（緒形直人）の店の用地が入っている。聖人たちはなんとか商店街を盛り上げたいと願う。糸島からやってきたひみこ（池畑慎之介）が大々的なカーニバルを提案するが、費用が3,000万円以上となり、企画倒れになってしまった。

第16週はスピンオフで、歩（仲里依紗）たちに焦点

失業してしまったルーリー（みりちゃむ）が結の家を訪ねたところから第16週はスタートし、ルーリーが歩の紹介でチャンミカ（松井玲奈）の店で働き始める。ルーリーが居候するのは結の実家ということで、結の出番が極端に少なくなった1週間となった。その分、歩やチャンミカ、ギャル仲間のこれまでとこれからといったところに焦点があたった。そんな中、チャンミカの店が同等に襲われてしまう。襲ったのはやはり彼氏たちだった。

管理栄養士編の新たな出演者も発表された

「おむすび」もあっという間に最終章間近となった。NHKからは「病院・管理栄養士編」で、濱田マリら新たな出演者情報が発表になった。
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【第16週（2025/1/20-1/24ネタバレあらすじ】

育児、仕事と管理栄養士の勉強に忙しい結（橋本環奈）の家に福岡でギャル仲間だったルーリー（みりちゃむ）が、突然訪ねてくる。話を聞くと、勤めていた福岡のアパレルがつぶれて東京の店に転職したが、そこも閉店してしまい無職になってしまったという。かといって今さらノコノコ福岡に帰る気になれず、今晩だけ結の家に泊まらせてくれと言う。結は、そんなことならと歩（仲里依紗）にルーリーの働き口の相談をする。歩は、ギャル系の古着店を営んでいる仲間のチャンミカ（松井玲奈）の店を紹介し、ルーリーはそこで働き始め、幼い子のいる結の家ではなく、結の実家にルーリーを居候させることにした。

歩はチャンミカが、最近付き合い始めた恋人に入れ込んでいるのを心配する。どうやらチャンミカは“ダメ男”を好きになってしまうことが多い。ルーリーがその恋人の職業を聞くと、ITのプログラマーでゲームとかを作っているという。そんな折、歩が福岡にいた時代に張り合っていた大河内明日香（寺本莉緒）がやって来る。明日香が持ち込んできた90年代のギャル衣装を身にまとい、皆で盛り上がるが、歩はすぐに真顔に戻る。チャンミカの話では最近の歩はずっとなにかに悩んでいるようだというのだ。

ルーリーは、愛子（麻生久美子）に歩が東日本大震災で被災した人たちに何ができるかで今も悩んでいることを話すが、愛子はそれは歩自身の問題だと語る。

そんな折、歩たちの店にチャンミカの彼氏が現れて、歩にいい異性を紹介すると言って合コンをやることになる。ルーリーとともに出かけた歩だが、やってきている男性陣になにか不信なものを感じる。デザイナーだと名乗った男性は歩の金銭状況など初対面なのにぐいぐいと聞いてくる。チャンミカやルーリーは「歩が気になるから」だというが、歩は信じられず、男性が務めているというアパレル会社の話をして、カマをかけた。そして、男性陣が嘘をついていると思い、そのことをチャンミカに話すが、チャンミカは彼に夢中なあまり、歩と決別してしまう。

一方、聖人（北村有起哉）たちは商店街の活性化策を考える。糸島でスナックを営んでいるひみこ（池畑慎之介）が突然神戸にやって来て、愛子が商店街の面々に紹介する。ひみこは旅の途中で神戸に寄ったと言い、聖人はそんなひみこに、商店街の活性化策をみんなで考えているところだと言う。するとひみこは、盛り上げるにはカーニバルだと言い出す。自分の知り合いのダンサーが楽団に声をかけるといい、皆は喜ぶが、予算は3,000万以上となり、とても商店街ではできないことだと諦める。

そんな中、チャンミカの店が強盗に襲われた。歩は連絡がとれないチャンミカの彼を疑うが、チャンミカは本気で怒ってしまい、歩に絶交を言い渡す。

ひみこが米田家の面々を一斉に呼び出し、チャンミカの店の強盗犯が誰かを言う。その誰かとは歩のことで、驚いた歩は全否定する。歩はチャンミカの幸せをどれだけ願っているのかを切々と語る。するとひみこは「そういう思いはちゃんとぶつけないと」と歩からチャンミカへきちんと思いを告げるように話す。

一方、強盗の後始末をやっているチャンミカは、彼氏がこれまで名前も仕事も全部嘘をついていたことを知り、歩の思ってた通りまたクズに騙されたと歩に語る。落ち込んでいるところにギャル時代の仲間で、被災したアキピー（渡辺直美）がやってきた。震災後、歩たちが送ってくれたギャルの服や歩が「辛いときこそ笑え」と言った言葉を以前にくれたことへのお礼をいい、みんなで盛り上がる。チャンミカも「こんなことではへこたれない」と前を向いた。

そのころ結は、商店街やチャンミカの騒ぎも知らず、ひたすら育児と勉強に明け暮れていた。

【第17週（2025/1/27-1/31）あらすじ】

■第81話（月）

結（橋本環奈）は、歩（仲里依紗）やチャンミカ（松井玲奈）がやっている古着ショップに泥棒が入ったことを翔也（佐野勇斗）に報告し、翔也は大丈夫なのか心配する。一方、ショップではチャンミカが閉店を決意したことを歩とルーリー（みりちゃむ）に伝える。それに対して歩は、閉店するなら最後にでかい花火をぶち上げようと言い出す。

■第82話（火）

歩（仲里依紗）は、親友だった真紀の父・孝雄（緒形直人）の入院部屋にお見舞いに来る。真紀を忘れかけていることに落ち込んでいる孝雄に歩は寄り添おうとするが、孝雄から逆に自分の事を心配しろと言われる。一方さくら通り商店街では、結（橋本環奈）の幼なじみ・菜摘（田島志真）が新たな活性化策を提案する。

■第83話（水）

歩（仲里依紗）は、生前の真紀の声が入っているカセットテープを見つけて、渡辺孝雄（緒形直人）に聞かせる。それを聞いた孝雄は、真紀の母が早死にした時のことを話し出す。一方、活性化に挑戦しているさくら通り商店街では、客寄せの名物メニューを考案したものの、さっぱり売れず佐久間美佐江（キムラ緑子）たちはため息をつく。

■第84話（木）

歩（仲里依紗）が勤め先のショップに行くと、盛況だった様子が落ち着いていることに驚く。チャンミカ（松井玲奈）たちが言うには、来店でなくメールでの注文が増えていると言う。歩は靴店を営む孝雄（緒形直人）にカスタムシューズを発注し、孝雄の職人魂を刺激する。一方さくら通り商店街では、孝雄が土地を売ることにした変化に驚く。

■第85話（金）

さくら通り商店街では、ＳＮＳでインパクトのある発信をしたおかげで新たな客がやって来て、店主たちが活気づく。そんな折、聖人（北村有起哉）の理容店に翔也（佐野勇斗）が来て、聖人の仕事ぶりに関心していると、通りで佐久間美佐江（キムラ緑子）が敵視しているショッピングセンターの開発担当・高沢（加藤虎之介）とにらみ合っているという噂が飛び込んでくる。