「日本一の最低男」姪のひまりと和解した香取慎吾の次のターゲットは地域貢献【第3話ネタバレ・4話予告】
1月23日に放送された「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」第3話で、一平(香取慎吾)は区長(堺正章)の提案を蹴って、自分なりの方法で不登校の姪・ひまり(増田梨沙)と心を通わせることに成功した。1月30日に第4話を放送する。次は地域貢献活動にトライするが、簡単にはいかない。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」とは
人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことにする “選挙&ニセモノ家族ドラマだ。“日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作品となっている。その第3話が1月23日に放送された。
■第3話ネタバレあらすじ
正助(志尊淳)の娘・ひまり(増田梨沙)は、母・陽菜(向里祐香)の病気が発覚してからは、転校前の学校でも不登校気味で、今も休みがちだ。「学校の楽しさを教えてやる」と言い出す一平(香取慎吾)だったが、正助はひまりの思いを尊重しようと努める。ただ、正助が話した言葉から一平は正助が心の底では「学校にゆくことがいい」と思っていることを感じ取った。
そんな中、民政党の黒岩議員(橋本じゅん)の事務所を訪れた一平は、真壁(安田顕)にひまりのことを話す。すると、一平と真壁は、選挙のためにその状況を“利用”しつつ、不登校支援に力を入れ、小学校のPTAの親たちに食い込もうと画策し始める。また、真壁は区長(堺正章)を紹介し、区長が進める不登校時の対応を聞かせる。それは親子の甘えを捨てさせ、なにがなんでも学校に行かそうとするやり方だった。
強がるひまりは登校したものの、休み時間に陽菜と写った写真をみているとある男子児童が陽菜の髪がないことを指摘する。それに反発して、男の子を突き飛ばしてしまった。男の子が少し怪我をしたため、正助が学校んみ呼び出された。そして、翌日からまた、休んでしまった。理由を聞いても、ひまりは答えない。
そんな折、一平は正助に替わってひまりの小学校のPTAの集まりに出席することにした。そこでひまりの話を切り出し、不登校の子どもを持つ親たちが悩みを共有する会を開けないか提案する。副会長・立松紀子(山口紗弥加)は一平の話を一刀両断した。
別の日、PTAの集まりに行く前に、専門家に話をきくと、不登校児には“3間”がないと言われる。時間、仲間、空間だ。PTAの集まりに向かうと、子どもが不登校ぎみという別の母親と出会う。一平は母親の話を聞く。そこで、一平は不登校児と親たちで週末にキャンプにいかないかと誘う。母親は紀子の誘うといいといい、一平は紀子の家に向かう。
紀子の家の前では子どもが塾に向かうところだった。紀子は自分のところは起立性の症状があるだけで不登校ではないという。一平はスマホゲームを取り上げられている紀子の子どもにあえてゲームを見せる作戦で近づいた。子どもの話では紀子は最近、急にスマホを取り上げたり、厳しくなったという。一平が週末のキャンプにくればゲームもし放題だというと笑顔を見せた。
ひまりの学校の担任が正助に「一緒に登校したら?」と親子での登校を勧める。保育園の時間を割いて、ひまりと一緒に学校に向かうが、ひまりは調子が悪そうだ。保育園の園長(中山美穂)に小言を言われながらも、ひまりの勉強を家でみることにするが、ひまりはそれさえも拒絶してしまう。学校に行ってくれない、一緒に登校してもだめ、家での勉強もいやだというひまりのことを正助は「子育てに失敗した」といってしまう。そのことをひまりは聞いてしまい家出をする。警察に迎えにゆくと、ひまりは「自分のほうが失敗だ」と話す。
一平はひまりの部屋の前で不登校の子の事を理解していなかったと話し、週末のキャンプで料理を手伝って欲しいと頼む。陽菜のレシピノートの中から、牛丼をみせ、アドバイスするだけだとひまりは話した。
キャンプの日、紀子親子もやってきた。天気がいい中、子ども達は元気そうに遊ぶ。ゲームもするが、魚釣りや鬼ごっこなど楽しそうに自然とも戯れる。ひまりはそれを見ているだけだったが、料理を作る時間になると、一平のもとにやってきて一緒に作り始める。そしてレシピノートを見て作っていると母親と一緒に作っている感じがすると話した。おいしい牛丼ができあがり、一平は正助にも作ってやるといいとひまりに話す。
家に戻り、ひまりは正助に牛丼を振る舞う。正助は自分の考えを押しつけていたことを謝り、ひまりは楽しいことも大切だけど悲しいことも辛いことも大切だという。そんなひまりの言葉をきいて、正助は子育て成功だと笑った。
翌日、一平はひまりに「これからはひまりとよぶ」と宣言した。そして、真壁の元に向かい、つながり作りに成功していることを話した。ただ、区長のやろうとしている不登校解決策は取り入れられないことも言っておいた。
堺正章が「西遊記」以来の香取慎吾との共演
一平が住むまちで、長きにわたり区長として君臨し、絶対的な権力を持つ人物・長谷川清司郎役で堺正章がドラマに出演した。主演の香取慎吾とは2006年に放送された「西遊記」以来となる。堺は「香取くんの柔らかさとしっかりとした両面の演技に圧倒されながら、なんとか役を演じています。笑いながら、ハラハラしながら観てください」とコメントを出している。
次に一平が取り組むのは“地域貢献活動”だ
30日に放送される第4話で一平おじさんが取り組むのは家族の枠から一歩でて、地域の人達との交流だ。正助(志尊淳)が以前子ども食堂のボランティアをしていたと聞きつけて、イタリアンのシェフである都(冨永愛)を巻き込んで、自らが立ち上げる子ども食堂を考えるのだが…。都の大学時代からの友人役で美村里江がゲスト出演する。
故・中山美穂さんのシーン
正助が務める保育園の園長役で登場していた故・中山美穂さんの出演シーンの放送が第3話をもって終了した。子育てに忙しく、さらに子どもの気持ちに寄り添った保育をしようとする正助になかなか厳しい言葉をかける役でもあったが、もう新しいシーンでの出演がないこととなる。園長を妹の中山忍が引き継ぐ形での出演となる。
■第4話あらすじ
一平(香取慎吾)は、正助(志尊淳)一家との暮らしにも慣れ、むしろ子育てが楽しいのかもと錯覚し始めていた。しかし、真壁(安田顕)は厳しい言葉を投げ、次は“地域貢献活動”に取り組もうと提案する。
ある日、一平はひまり(増田梨沙)や朝陽(千葉惣二朗)、正助とともに、都(冨永愛)のイタリアンカフェを訪れる。正助の話にヒントを得た一平は、こども食堂を主催している姿をニュース番組に特集させ、その取り組みを自身の選挙活動に利用しようと思いつく。さらにはテレビ映えを狙い、SNSでも話題になるほど人気がある都を巻き込み、こども食堂を立ち上げようと画策する。
同じころ、ひまりは“ある悩み”を抱えていたが、誰にも相談することが出来ずにいた。
フジテレビ 2025年1月9日スタート。毎週木曜日22時放送「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」。出演:香取慎吾、志尊淳、冨永愛、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香、佐野玲於/橋本じゅん、安田顕 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@saiteiotoko_cx」。
◇フジテレビ「日本一の最低男」番組公式サイト
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