【最終回ネタバレ】イム・ジヨン免賤&子供誕生…チュ・ヨンウ『オク氏夫人伝』を書きあげ完璧なハッピーエンドで視聴率14%に

01月27日09時44分ドラマ
画像:JTBC「옥씨부인전」放送画面よりキャプチャー

「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」ドラマは誰も予想できないような最高のハッピーエンドで幕を閉じた。

1月26日に放送されたJTBC土日ドラマ「玉氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」最終回第16話では、奴婢クドク(イム・ジヨン)が奴婢の身分から解放される姿が描かれ、その後の幸せな様子が描かれた。U-NEXTでも独占配信した最終回のあらすじと見どころ、視聴者の声などを紹介する。

なお、ニール戦コリアによると、同日の視聴率は全国平均13.6%、首都圏も14.0%とどちらも自己最高を記録。同日放送した全番組の2位、ミニシリーズドラマ1位で有終の美を飾った。⇒【視聴率TOP10】



【U-NEXTで独占配信の韓国ドラマ】

「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」は、名前も身分も夫も全てが偽物の外知部(朝鮮時代の弁護士)夫人オク・テヨン(イム・ジヨン)として生きる奴婢のクドクと、彼女を守るために命までかけた芸人チョン・スンフィ(チュ・ヨンウ)との熾烈な生存詐欺劇を描いたロマンス時代劇。【「オク氏夫人伝」を2倍楽しむ】では、時代背景や全話あらすじと見どころ、キャストの魅力などドラマを深掘りしている。

■キャスト紹介と相関図
【メインキャスト(4名)&キャラクター(5名)】
【脇役(26名)キャスト・キャラクター】

옥씨부인전画像:JTBC「옥씨부인전」放送画面よりキャプチャー
■第16話「物語の結末」ネタバレ
※以下、テヨンをクドクと表記
チョン・スンフィ(チュ・ヨンウ)は牢獄にいながらも彼女への愛と励ましを綴った手紙を送った。手紙には「時間を巻き戻しても、私はまた夫人に会いに行きます。夫人は私の人生で最大の贈り物であり、一緒に過ごした日々は私にとってかけがえのない大切な思い出です」とあった。

さらに「今、私は最後の本を書こうとしています。その結末を夫人だけに教えると、この物語は夫を失った悲しい女性の話ではありません。奴婢の身分で生まれながらも、数々の逆境を乗り越え、人々を助けた外知部夫人の物語となるでしょう。この話を夫人らしく完成させてくれると信じています」と最後まで彼女を応援した。これを読んだクドクは涙を流し、感謝の気持ちを胸に抱いた。

クドクはパク・ジュンギ(チェ・ジョンウ)の罪を暴くために疫病の患者を装って隔離村に向かった。そこで彼女は夫ソン・ユンギョム(チュ・ヨンウ)と再会したが、クドクを避けた。彼は自分が教えていた子どもたちが皆殺しにされ、大義を果たせなかった罪悪感から心を閉ざして言葉を失い、心臓も患っていたのだ。クドクは「恨まないと言えば嘘になりますが、私も妻としての責務を果たせませんでした。どうか自分を責めないでください」と彼に伝えた。

その後、クドクはパク・ジュンギが毒草を使った薬で疫病を作り出していた事実を暴いた。パク・ジュンギは隔離村を焼き払おうとしたが、ユンギョムが真実を明らかにしたことで、彼と妾キム・ソヘ(ハ・ユルリ)は逮捕された。そしてスンフィは厳しい拷問に耐えられず命を落とした。

悲しみに暮れるクドクは、調査官の前で最後に外知部として隔離村の人々のための弁護をした。自分の弁護をしようとしないクドクに調査官は王命を伝えた。王は、自分に変わって疫病の真実を明かし、これまで多くの民を助けたクドクを奴婢の身分から解放した。

クドクは清水県の人々の歓声に包まれながら外の世界へと踏み出した。彼女は「旦那様、私が小説をうまく仕上げましたか?」と心で語りかけ、「はい、完璧な結末です、夫人」という愛する夫スンフィの声が聞こえた。

時が流れ、義弟夫婦(キム・ジェウォン、ヨンウ)には娘が誕生し「ペギ」と名づけた。クドクは息子を授かり「マンソク」と名付けた。クドクの夢だった海の近くで暮す父の元に義弟夫婦とクドクが集まった。そして海辺の家から死んだと思われていたスンフィが出てきた。

実はユンギョムは残り少ない命を削って獄中のスンフィに会いに行った。スンフィは「全ての約束を守れなかった私をどうか許してほしい。そして、私の代わりに幸せに生きてください」と伝え、伝奇叟チョン・スンフィとして息を引き取ったのだった。

スンフィは書き上げた本『オク氏夫人伝』をクドクに渡した。彼は、外知部として多忙なクドクに代わって、義父と我が子マンソクの世話をしながら3年かかって幸せな結末の物語を書き上げたのだった。



■見どころ・感想・視聴者の声など
옥씨부인전チョン・スンフィチョ『オク氏夫人伝』最終回はスンフィのクドクへのラブレターで始まり、スンフィが執筆した読み物『オク氏夫人伝(옥씨부인전)』の完成で終わった。多くのドラマが最後に「視聴ありがとう」のメッセージを記す中、本作は「今までオク氏夫人伝を完読してくださった視聴者の皆様ありがとうございました」としていた。

14話で、調査官としてクドクの罪を明らかにして罰した禁府同知事ホ・ジョンムン(キム・ドンギュン)。これまで“外知部オク・テヨン”と協力して清水県の立て直しをしていたのにと、温情のない裁きに腹を立てた視聴者もいただろうが、最終回ではクドクに最後の弁護の機会と王命を伝えてくれたことで、彼が役人としてそうするしかなかったことを理解させてくれた。

クドクの奴婢免賤については、座首チャ・チュンシク(ユン・フィソク)率いる留郷所の両班たち、トッキ(オ・デファン)やクットン(ホン・ジンギ)率いる民たちが全員、死を覚悟で上疏した結果だった。連行されるとき、テヨンに石礫を投げつけた清水県の人々は、クドクの釈放をたくさんの花で祝福した。

クドクを最後まで姉と慕った義弟夫婦ドギョムとミリョンたちの家族愛にも泣かされ、家族を捨てた薄情者と思われていたユンギョムの事情にも泣かされた。実は彼は家に戻ってきた。しかし、時遅し…スンフィが偽の夫としてテヨンと仲睦まじく暮らしていた後だった。彼には戻る場所も大義も果たせない苦しみの中で暮していたのだった。

日韓のSNS(X)には「イム・ジヨンとチュ・ヨンウをはじめ出演陣の熱演を称賛する声」のほかにも、たくさんの感動のコメントであふれている。
「こんなクライマックスは予想できなかった…!!!!!」
「チョンスンヒが最後に執筆した本は<オク氏夫人伝>、視聴者たちはこの本(ドラマ)を読んだことになるわけ…」
「演出や俳優の話題性でごまかさないちゃんといい脚本が軸にある韓国ドラマ本当久しぶりだった。」
「イム・ジヨン、本当にすごい女優ですね。」
「作品選びもキャラクターの表現力も本当に唯一無二で、毎回新しい姿で視聴者を驚かせる女優だと感じますね。」

「オク氏夫人伝」本編は終わったが、2月1日には韓国JTBCにて「スペシャル」が特別放送される1/23navicon既報)。こちらも詳しく紹介するのでお楽しみに。

JTBC土日ドラマ枠では3月8日から、巨匠アン・パンソク監督×信頼して見られるイ・ジェフンの初タッグ
「交渉の技術」を放送する。

JTBC「옥씨부인전」HP

kandoratop【作品詳細】【「オク氏夫人伝」を2倍楽しむ】