「トリガー ニュースの裏側」第7-8話:キム・ヘスの知らない20年前の事件の真実が明らかに
1月15日(水)よりDisney+ (ディズニープラス)のコンテンツブランド「スター」にて独占配信したオリジナル韓国ドラマシリーズ「トリガー ニュースの裏側」。
第7話と第8話ではソリョン(キム・ヘス)とハン・ド(チョン・ソンイル)が10年前にストーカーによって人生を滅茶苦茶にされた女性が再びストーカーの悪夢に直面する事件を追う一方で20年前に姿を消した人気スターの失踪事件と当時、放送局内で事件を調べていた意外な人物について知ることになる。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。(ネタバレ)
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
「トリガー ニュースの裏側」(以下、「トリガー」)は、超型破りな調査報道チーム”トリガー”が凶悪事件の真相を大暴露し、事実で悪人たちをなぎ倒す痛快エンターテイメント。圧倒的な演技力とカリスマ性をもつ女優キム・ヘスが主演を務める、この冬“一番熱い”報道ドラマだ。【「トリガー ニュースの裏側」を2倍楽しむ】では、全話あらすじとみどころ、キャスト・イベントの紹介などドラマを深掘りする。
■キャスト
オ・ソリョン役:キム・ヘス
ハン・ド役:チョン・ソンイル
カン・ギホ役:チュ・ジョンヒョク
ク・ヒョンテ役:シン・ジョングン
パク・デヨン役:イ・ヘヨン
ホン・ナヒ役:チャン・ヘジン
ほか
■第7話「慣性の法則」あらすじ
自分がDr.トリガーだという衝撃的なハン・ド(チョン・ソンイル)の告白。不倫現場を見て投稿したがIDを盗まれてその後の投稿は知らないという。ストーカー事件の調査は暗礁に乗り上げるものの、噂は容疑者の入院する精神病院内にも広まり、ホソン(イ・ヘウ)本人から情報提供をするというオファーが入る。ハン・ドを避けギホ(チュ・ジョンヒョク)と病院に向かったソリョン(キム・ヘス)。彼は多重人格の患者らしい狂気を見せる。診断を下した医師に接触を試みるが、何か裏がありそうな態度を訝しむソリョン。病院から外出できるはずがないホソンとストーキングの実行犯の間にいる人物を探り始めたソリョンはハン・ドを連れて父ゴン(チョン・へギュン)を訪ね、道中でお互いにク社長(シン・ジョングン)からスパイを命じられたこと、ク社長とどちらがDr.トリガーを先に捕まえるか賭けをしていることを明かし、勝手にDr.トリガーのことを打ち明けないということで和解した。
職場に復帰したガヨン(イ・テギョン)はホン作家(チャン・ヘジン)に交際相手と時間を置くことにしたと打ち明ける。ホン作家は彼女が捨てた赤子のことについて語り始める。一方、ソリョンのもとには別の情報提供者が現れた。男は何者かに雇われてストーキング行為をしてガヨンを驚かせた張本人だった。男の証言で雇い主は連絡が取れない時間があり公務員のようだと聞いたソリョンは、ガヨンの交際相手の不可解な行動に気がつく。
ホン作家は、放送をやめてはどうかとソリョンに掛け合う。驚くソリョンに自分がガヨン娘を養子として引き取ったこと、ホソンに襲われたガヨンが身ごもった子どもであることを明かした。養子の事実をガヨンも知らず、娘を守るためなら事件の報道も諦めるという。
多重人格と診断した医師と刑の執行停止を認めた検事に繋がりがあったことを突き止めたトリガーチームだが、仮病だと立証するのは難しく、別の切り口から真実にアプローチしなければならなかった。再びホソンと面会したソリョンはガヨンが結婚したと嘘をつき、交際相手の名前を出すと、ホソンは交際相手とつながりがあった。それだけでなく、彼の多重人格が嘘だという決定的な証拠をカメラに収めた彼女。そして実際にストーキング行為をしていたのは、ホソンに興味を持った同僚教師のボミ(クォン・ウンス)だった。ホソンは刑務所に戻されることが決まったものの、トリガーチームに情報提供をしようとしていた霊能力者(パク・ミョンシン)を訪ねたハン・ドは、ある人物から供養のために依頼を受けた霊能力者が同様の怪我を負っていたことを打ち明けた。
ホソンのもとに訪れた父ゴンは怪物とかした息子を手に掛け、自らも命を絶った。仕事に不満を抱き、ホン作家を陥れようとしていた放送作家たちの反乱はハン・ドの機転で回避されたものの、ソリョンはソンウク(ハン・ジソク)失踪事件に関する落書きの犯人がソンイ(パク・ソヨン)だと気付き本人を問い詰める…。
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■第8話「消えた目撃者」あらすじ
ハン・ドの前に現れたヘウォン(チュ・ジャヒョン)。ソンウク失踪事件に関する彼女の情報提供がフェイクだと見抜いたハン・ドに対して、父の財閥を守るために放送局を脅すために20年ぶりに現れたと不敵に微笑み、過去にワインに薬を入れて男を殺したと明かし始める。
死んだホソンに関連する検事の不祥事を口止めさせようとするク社長。一方、ソリョンはソンイを連れてソンウクの父親に落書きの一件を謝りに行くが、父親は少し前に認知症と診断され、息子を忘れる前にソリョンのもとに助けを求めていたことが明らかになる。ホン作家はデヨン(イ・ヘヨン)がかつてソンウク失踪事件を担当していたPDを訪ねていたことをソリョンに明かし、ソンウク事件を扱うなら誰も信じるなと警告。かつてク社長がトリガーチームに在籍していてソンウク事件の資料を持って逃げたことを知り、デヨンにこのまま過去をだまり続けるつもりなのかと説得。
当時、事件を追っていたマPD(イ・デヨン)から話を聞くためにやってきたソリョン。来るか分からなかったデヨンも現れた。マPDは当時事件を追っていたク社長がソンウク殺害の目撃者を見つけていたこと、それが犬だったこと、そして突然手のひらを返したように事件のテープごとトリガーチームを去ってしまったことを明かした。なぜ取材を突然辞めたのかク社長を問い詰めたソリョン。再び調査を始めると宣言。デヨンは当時自分が紹介したアニマルコミュニケーターの情報をソリョンに渡す。殺人事件の目撃者が犬で、犬と会話できるアニマルコーディネーターが唯一の手がかりという状況に頭を抱えるソリョンだが、動物好きなハン・ドは意外なやる気を見せる。日本人のアニマルコーディネーターと接触したハン・ドは当時セラピーでソンウクが遺体を切断されていたという目撃情報や、当時彼女が書き留めたノートを手に入れる。
ホソンの事件に関連して検事の不祥事を追っていたギホは検事から牽制されるが一部始終を撮影していたハン・ドは検事に立ち向かい、検事の横柄な態度や行動を映像として収めることに成功した。トリガーチームはソンウクが飼っていた飼い犬の情報を得るために動物病院をくまなく当たるが、当時、飼い犬を安楽死させようと薬を手に入れていたク社長は加担した病院経営者を海外に一時的に逃がそうとしていた。ホン作家はドラマ局への異動を決意。彼女が若い頃から足並みをそろえて耐え抜いてきたデヨンは引き留めようとするが彼女の決意は揺らがなかった。
失踪したソンウクのモンタージュをAIで作成するには多額の費用がかかると知り、ガムの会社に依頼していたトリガーチーム。街には当時ソンウクが出演していたCMを模したAIによるソンウクの映像が流され、何かを隠しているク社長、そして事件の鍵を握るヘウォンを刺激した。
■見どころ
先週の配信から引き続き、ストーカー事件の真相を追いかける内容の第7話では、10年前にガヨンの結婚式で銃を乱射して無期懲役になったストーカー男ホソンが事件に関わっているのかどうかという課題から、彼が多重人格者と診断され刑が執行停止された経緯や、そこに潜む検察や医師の不正、そして病院から一歩も出られないはずの男とガヨンの間でストーカー行為を行っていた人物が誰なのかという推理が繰り広げられ、婚約者の男が犯人であるように視聴者の目を仕向けながらも意外な人物が浮上し、かなり密度の濃い内容となった。
そして続く第8話ではいよいよ物語の核心となる20年前の人気スター失踪事件に大きな展開が見られた。チャン・ヘジン演じるホン作家やイ・ヘヨン演じるデヨンCPの口から語られた当時の状況から失踪したソンウクが殺害されていたとされる新たな可能性が浮上。その目撃者が飼い犬という奇想天外な展開では日本人アニマルコーディネーターとの対話で日本語を話すチョン・ソンイルに注目したい。
当時、ク社長がトリガーチームの一員として事件を追っていたという、ソリョンも知らなかった過去が次々と明らかになっていく中、当時事件を追う側だったク社長がなぜ事件の火消し側に回ったのか、過去の真相が明かされるだろう今後の展開に期待が膨らむ。
「トリガー ニュースの裏側」はディズニープラス スターで1月15日(水)より独占配信開始。毎週2話ずつ、全12話が配信される予定。
◇YouTube「トリガー」本予告編
【作品詳細】【「トリガー ニュースの裏側」を2倍楽しむ】