【高校野球ダイジェスト】成田、興南がベスト4へ!エースが力投-朝日放送

2010年08月18日19時20分スポーツ
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第92回全国高校野球選手権大会は準々決勝、成田(千葉)対関東一(東東京)、聖光学院(福島)対興南(沖縄)の2試合が行われた。

エース中川の好投が光る成田と、二ケタ得点の攻撃力で勝ち上がってきた関東一による第一試合。1回表から成田が試合の主導権を握る。まず、一死満塁から内野ゴロの間に先制すると、続く6番木村がタイムリースリーベースを放ちさらに2点を獲得。3回にも1点追加点をあげると成田の中川はランナーを許しながらもなかなか得点を許さない。関東一打線が反撃に出れたのは5回。二死三塁の場面で途中からマウンドにあがっていた関東一のエース白井が自らのバットでタイムリー。1点を返す。だが、終盤に入り、疲れが見え始めた白井を成田打線がとらえだすと、7回に4番近藤、8回には中川にタイムリーが飛び出してリードを5点に広げる。8回裏、関東一打線もヒットを繋いで2点を返したが、追い上げもここまで。5対3で成田が勝利して58年ぶりのベスト4へコマを進めた。

第二試合では強豪相手に勝ち進んできた聖光学院と春の王者、興南が激突。先制したのは聖光学院。2回表、昨日の第四試合で完投したばかりの興南エース島袋を攻め立て、6番斉藤のタイムリーなど、5安打を浴びせて3点を獲得。主導権を握るかと思えた。しかし、興南がその裏すぐ反撃。7番伊禮のタイムリー、続く島袋の犠牲フライで1点差とすると、続く3回には5番銘苅にもタイムリーが飛び出してあっという間に同点においつく。さらに4回には2番慶田城の2点タイムリーなど3点を獲得して勝ち越しに成功し、ここまで聖光学院のマウンドを支えてきた歳内を引きづり降ろした。その後は興南が王者の実力を存分に披露。5回、8回にも追加点をあげ、10点を獲得すると、投げては島袋が3回以降立ち直り、8回を3失点。終わってみれば興南が10対3で快勝した。

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ABC「第92回全国高校野球選手権大会」