「モーテル・カリフォルニア」ナ・イヌはイ・セヨンと友達になれるのか?ソウルデートの行方に注目【第7-8話あらすじ】

15時06分ドラマ
画像:MBC「모텔캘리포니아」HPより

イ・セヨンとナ・イヌ主演で社会に葛藤を感じながらも初恋の相手との再会を描いたMBC金土ドラマ「モーテル・カリフォルニア」。
次回予告はYouTubeにて公開している。



第7話と第8話では部屋で一度はいい雰囲気になりかけ、友達として一生付き合いたいガンヒ(イ・セヨン)とは対照的に、彼女を避け始めたたヨンス(ナ・イヌ)の関係が再びすれ違いながらも、友達として再び関係を修復し距離を縮めていく展開が描かれた反面、ガンヒの心に闇を落とす過去の悲しい事故も少しずつ明らかになっていった。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。

「モーテル・カリフォルニア」は、田舎のモーテルで生まれ育ったチ・ガンヒ(イ・セヨン)が、12年前に去った故郷で初恋の相手チョン・ヨンス(ナ・イヌ)と再会し、繰り広げられる波乱万丈な恋愛ドラマ。2019年に出版されたシム・ユンソの人気小説『ホーム、ビター・ホーム』が原作。

■キャスト

チ・ガンヒ役:イ・セヨン
チャン・ヨンス役:ナ・イヌ
チ・チュンピル役:チェ・ミンス
クム・ソッキョン役:キム・テヒョン
ユン・ナヌ役:チェ・ヒジン
エスター・パク役:ソ・イェファ
ファン・ジョング役:ウ・ミファ
 ほか



■第7話あらすじ

誤解を晴らし二人は部屋で甘い時間を過ごす…はずが父チュンピル(チェ・ミンス)のタイミング悪い訪問に驚いたガンヒ(イ・セヨン)が必死にヨンス(ナ・イヌ)と二人でいたことを隠そうとしてしまい、二人は売り言葉に買い言葉で再びすれ違い始める。そして一途だったヨンスから終わりを切り出され事態は最悪な状況に。以降、町でもあからさまに彼女を避けるヨンスに周りは呆れるばかり。友達としてヨンスとずっと一緒にいたかったガンヒは思わぬ方向に向かってしまった状況を打破しようとヨンスにあれこれ接近を試みるが、かつて自分が引き離したのと同じ方法で冷たく引き離そうとするヨンスに遂にブチギレ。

ナヌ(チェ・ヒジン)は二人を仲直りさせるためにロバの小屋作りを手伝ってもらおうとするが断られ、結局ソッキョン(キム・テヒョン)とヨンスが気まずい共同作業をする羽目に。手慣れないソッキョンを見かねたガンヒの登場で小屋はあっという間に完成。ガンヒが小さい頃言っていった通り自分の家を建てて、ヨンスの部屋も作るつもりだと聞いて動揺するが、不器用な二人の距離は縮まらない。ソッキョンとエスター(ソ・イェファ)の友情を見たヨンスは友達の関係を良好に保てるのか興味を抱く。妊娠が発覚したエスターを送った二人は飲み直すが幼稚な言い合いを繰り広げ、気づけば同じベッドで目を覚まし奇妙な友情関係が芽生える。二人一緒に現れたことに驚くガンヒだが、ヨンスはソッキョンとエスターのようにずっと友達でいたいとガンヒに告げ、二人の関係は一歩近づいた。

ナヌはある日突然ヨンスから届いた花束と、映画のチケットに期待と困惑。それはヨンスの母スジ(チ・スウォン)が勝手に贈ったものだった。ソウル行きのバスに乗ったガンヒは偶然ヨンスを見つけ隣の席へ。友達として話し始めた二人に笑顔が戻り、二人でソウルを巡ることに。行く先々で友達だからと少しずつ距離を縮めた二人は、ガンヒが暮らす社宅へ。彼女は苦難の20代を経て、ようやく掴んだ今をヨンスに見せられたことを喜び、ヨンスはそんな彼女の努力を褒めて抱きしめる。友達同士キスしてもいいものだろうか、そう呟いてガンヒはヨンスの首に腕を回すのだが…。

カリフォルニア画像:MBC「모텔캘리포니아」HPより

■第8話あらすじ

ガンヒの家でいい雰囲気になるが、自制心を保ったヨンス。二人で酒を飲むことになり買い出しに行ったガンヒは避妊具のコーナーが気になり、後からコンビニに向かったヨンスもまた同じコーナーで立ち止まる。二人は酒が進むうちに再びいい雰囲気になったものの、ガンヒがトイレで心の準備をしている間にヨンスは泥酔。呆れたガンヒも無防備な彼の寝顔を見て額にキス。夜中に目を覚ましたヨンスもソファで寝ていたガンヒをベッドに運び寝顔を見つめていた。翌朝、家から出てきた二人はソッキョンと鉢合わせし、ヨンスは意地から張り合おうとしてしまう。ソウルから戻ろうとしてバスに乗り込んだガンヒを直前で下ろし、もう一日一緒にいようと引き止めたヨンス。その日は母親が仕組んだナヌとのデートの日だった。ヨンスがガンヒと一緒にソウルにいると知った母親は発狂。雰囲気を壊され、故郷へ戻る二人は母親が猛反対する理由でもある過去の悲しい事件を思い浮かべる。

かつてヨンスの父親とガンヒの母親は駆け落ちをして共に事故でこの世を去っていた。スジにとっては夫を奪った女の娘のガンヒが息子と交際するなどもってのほかだったのだ。事件で妻を失ったチュンピルの前で母子を罵るスジにチュンピルは遂に堪忍袋の緒が切れ、理解もせずに後ろ指を指す彼女を叱責。心労で倒れたふりをして入院したスジはやってきたヨンスに父親を殺した女の娘と付き合うなと説得するが、ヨンスはガンヒの弟が死にそうな時にスジがチュンピルを呼び出していたせいで間に合わなかったと反論。村人たちも噂を聞きつけてガンヒを追い出すべきだと囁き、ガンヒはそれを耳にしてしまう。チュンピルは娘を気遣って安心させようとするが、工事もガンヒに対する嫌がらせで村民から苦情が入り中断を余儀なくされてしまう。モーテルに押しかけてガンヒと母親を罵るスジに対して真っ向から反論してモーテルを出ていったガンヒ。ソッキョンは彼女の知られたくない過去を聞いて、自らの黒歴史を語ると、自分との噂を利用すべきだと助言。

母を連れ出したヨンスは、幼い頃、父とガンヒの母とピクニックに行った思い出を語り、妻の前で笑わなかった父が幸せそうな姿を見てガンヒの母親が本当の母親だといいと思っていて、不倫を黙認していた罪悪感からその後彼女が連れてきたろくでもない男にも目をつぶっていたと打ち明け、ガンヒを選ぶと宣言し、ガンヒのもとに駆けつけると、改めて付き合おうと告白。



■見どころ

ようやくくっつくのかと思えばまた離れて、の繰り返しでもどかしい展開が続くこれまでの展開で最大のピンチが描かれた。これまではガンヒが一方的にヨンスを引き離したのに対して、今回は友達としてベストな関係を維持しようとするガンヒをヨンスが拒絶。ソッキョンとヨンスの奇妙な友情の芽生えがコミカルに描かれながら、ガンヒとヨンスの関係もようやく修復し友達として再スタートを切るのだが、たまたま同じバスでソウルに向かった二人が色々な場所を巡る家に友達の線を何度も越えそうになり…ともどかしい展開はまだまだ続く。更に他のドラマでも類を見ない超弩級の迷惑キャラである母スジの妨害で二人の関係を妨げ、ガンヒが村で後ろ指をさされる原因となった過去の悲しい事故が少しずつ明かされ始めた。第8話では過去や母親との対立をメインに描きながらも、ガンヒを選ぶ決意をしたヨンスが彼女を連れ出して告白する場面で幕を閉じた。果たして今度こそ二人はくっつくのだろうか。いよいよ後半に差し掛かり、どんな佳境を迎えるのか興味を引き、第7話では6.0%、第8話では3.4%の全国視聴率(ニールセンコリア調べ)と安定的に視聴者の注目を集めている。



YouTube[모텔 캘리포니아 9회 예고]第9話予告
MBC「모텔 캘리포니아」HP

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