「問題物件」上川隆也が悪霊退治で家を破壊?『シティハンター』小ネタに爆笑【第5話ネタバレ】

10時56分ドラマ
©フジテレビ

2月12日「問題物件」の第5話が放送され、金縛りにばかり会う家族を犬頭(上川隆也)と恵美子(内田理央)が救った。『シティハンター』の小ネタに視聴者も笑った。2月19日、22時、フジテレビで第6話が放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「問題物件」とは
自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリーだ。その第5話が2月12日に放送された。

■第5話ネタバレあらすじ

犬太(コラレ)が若宮恵美子(内田理央)の上に乗り熟睡していた。室長・大島雅弘(宮世琉弥)がそんな二人を眺めていると、室長代理の片山芳光(本多力)がやってきて、次のクレームの資料を恵美子に渡す。今回のクレームは『金縛りが起こる部屋』だ。

恵美子がその家に到着すると突然、近隣住民の三宅隆正(春海四方)に肩をたたかれる。「この家に関わると、ろくなことにならないぞ」と脅しつけるような三宅の言葉にぞっとしてしまう。

依頼者の家族・岡崎諒(下野紘)とその妻の杏子(戸松遥)は、1ヶ月くらい前から朝方4時に決まって金縛りが起こると訴える。息子の航大(松井稜樹)は、金縛りはないが頭痛が起きるという。

犬頭(上川隆也)が不在の中、恵美子は自分なりに調査をするがちっともうまくいかず、頭を抱える。雅弘から、数日、犬太が体調を崩していたと聞く。犬太が治ると、恵美子の前に犬頭が現れた。

犬頭と恵美子は、近隣の聞き込み調査をするが、金縛りに心当たりのある住民はいない。そしてゴミ集積所を掃除していた三宅にも話を聞くと、岡崎家がゴミの分別をしっかりしないことに腹を立てていた。そのことを岡崎家に伝えると、言いがかりだ!と怒りをあらわにする。どうやら岡崎家と三宅は揉めているようだった。ただ、三宅は“町内のことを思っている”だけで関係はなさそうだった。

金縛りをめぐって夫婦げんかに発展してしまった岡崎家。妻は実家に帰ってしまった。そこで犬頭は夫にホテルに泊まってもらい、家に恵美子がいるようにという。恵美子は実際には金縛りにあったのだが、その後熟睡していた。

家を売った不動産屋に話をきくと、もともとは競売物件だったという。元の持ち主・鈴木は会社経営がうまくいかなくなり、自殺してしまい、妻はそれを苦に入院中だという。息子・健人は近所のアパートに住んでいる。

午前4時、犬頭は岡崎家でテーブルやキャビネットを“悪霊がいるのか?”と次々破壊して回る。壁を壊そうとしたとき、健人がやってきて「やめろ!ここは俺の家だ」と叫んだ。実は健人が自分の部屋から巨大なスピーカーで聞き取ることができない重低音を爆音で岡崎家にむかって発信していた。健人は大学で音響を学んでいる。健人の願いは自分の家に戻ることだった。嫌がらせが続けた岡崎家がでてゆくと思っていたという。

健人がやって事が判明し、室長の雅弘にそれを報告する。雅弘は「家を取り上げられたら」という気持ちがわかるという。この家も会社のものだからと心配そうにつぶやくが、そのころ、会社では高丸(船越英一郎)が雅弘が住む家が会社の持ち物であることを知り、なにかを考えていた。



競売にかけられた家を取り返したかった青年だが、これは犯罪

金縛りにばかりあってしまう岡崎家の面々。実は、この家は競売物件で、元々そこに住んでいた青年が家を取り戻したくて、岡崎家の人達に嫌がらせをしていたのだ。人間には“聞こえない”ように感じる低音を大きなスピーカーを使って岡崎家にむかって流していた。超低周波音は人体に影響があり、子どもは頭痛をもち、親たちは睡眠障害の結果、金縛りにあっているかのようになっていた。



2015年日テレの「エンジェルハート」で冴羽獠を演じた上川隆也の一言

第5話では犯人をあぶり出すために、岡崎家に入り込み、いろいろなものを“ここに悪霊がいるのか?”と犬頭(上川隆也)が破壊して回る。その際に「100tハンマーで殴っていいのは槇村香」と、シティハンター、エンジェルハートでの冴羽獠の相棒役のことを口にしていた。一言だが、ファンにはくすっとなってしなうシーンとなった。



室長・大島雅弘(宮世琉弥)を会社から追い出したい社長の高丸(船越英一郎)の行動はヒートアップ

兄である先代から引き継いだ大島不動産販売をなんとか自分のものにして、跡継ぎには自分の息子と考えている高丸は、雅弘にいい顔をしつつ、無理難題を販売特別室に与え、雅弘が失脚するのを待っている。ただ、その行動はだんだんとエスカレートして、ついには、雅弘が住んでいる家が会社のものと気がつき、家をとりあげようと考え始めた。屋敷を壊し、タワマンにするという計画を19日放送の第6話で進め始める。



第6話のゲストも多彩

小沢真珠が宗教団体の教祖、信者役は松井玲奈、マンションオーナー役にこがけんが登場する。怪しい宗教団体の教祖役の小沢真珠はちょうど伸ばしていた黒髪について「実際には怪しさや強い雰囲気を出すのに役立った気がします。呪文のようなせりふも最初は試行錯誤でしたが、何回も言っているうちに心地よくなっていました」とコメントしている。



■第6話あらすじ

社長の大島高丸(船越英一郎)が、大島雅弘(宮世琉弥)が住む屋敷をタワマンに建て替える計画を進めているということを知った若宮恵美子(内田理央)は驚いた。雅弘は愛犬・犬太(コラレ)と居られればどこでもいいというが、恵美子は納得できない。

計画を断念させるためにも必ず成果をあげてみせる!と意気込む恵美子は、案件を探そうとマンションのレビューサイトを見始める。と、そこへまたもや犬頭光太郎(上川隆也)が現れる。『最恐宗教が住みつくアパート』という不穏なクチコミ情報が目に飛び込んできた。

その物件「メトロン西荻」のオーナー・宮下博(こがけん)によると、2年ほど前から、3Fと4Fがつながったメゾネットタイプの部屋に『プリズマ光の会』という新興宗教団体が住みつき、他の住人が次々と退去し、騒音やボヤ騒ぎなどのトラブルが相次いでいるという。

『プリズマ光の会』の実情を探るため、2人は体験申し込みをすることにした。早速、運営スタッフの伊東雄二(阿部翔平)に説明を受けた2人は、教祖・天音(小沢真珠)の元へ案内される。儀式が始まると、天音はその場で火を起こし、犬頭の秘めた思いを見通すなどの神通力を見せる。そんな中、犬頭の視線は燃える炎に釘付けになってしまう。



フジテレビ 2025年1月15日スタート。毎週水曜日22時放送「問題物件」。出演:上川隆也、内田理央、宮世琉弥、浜野謙太、本多力、船越英一郎 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@mondaibukken_cx」。

フジテレビ「問題物件」番組公式サイト

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