「モーテル・カリフォルニア」ナ・イヌと交際を始めたイ・セヨン、過去の消し去った記憶が蘇り再び別れを選ぶ【第9-10話あらすじ】

02月13日23時15分ドラマ
画像:MBC「모텔캘리포니아」HPより

イ・セヨンとナ・イヌ主演で社会に葛藤を感じながらも初恋の相手との再会を描いたMBC金土ドラマ「モーテル・カリフォルニア」。
次回予告はYouTubeにて公開している。



第9話と第10話では遂に周りのことを気にせずにガンヒ(イ・セヨン)と向き合う決意をしたヨンス(ナ・イヌ)の告白で晴れて恋人になった二人は周囲の目を欺きながら関係を育み始めるが、幼少期にお互いの親を失った悲しい事件の真相を思い出したガンヒは罪悪感に勝てず再びヨンスに別れを告げる。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。

「モーテル・カリフォルニア」は、田舎のモーテルで生まれ育ったチ・ガンヒ(イ・セヨン)が、12年前に去った故郷で初恋の相手チョン・ヨンス(ナ・イヌ)と再会し、繰り広げられる波乱万丈な恋愛ドラマ。2019年に出版されたシム・ユンソの人気小説『ホーム、ビター・ホーム』が原作。

■キャスト

チ・ガンヒ役:イ・セヨン
チャン・ヨンス役:ナ・イヌ
チ・チュンピル役:チェ・ミンス
クム・ソッキョン役:キム・テヒョン
ユン・ナヌ役:チェ・ヒジン
エスター・パク役:ソ・イェファ
ファン・ジョング役:ウ・ミファ
 ほか



■第9話あらすじ

ガンヒ(イ・セヨン)を連れ出し口づけしたヨンス(ナ・イヌ)は、これからは周りの幸せでなく、二人だけの幸せを追うと言ってガンヒに再告白し、ガンヒも笑顔で応じた。ソッキョン(キム・テヒョン)は村でガンヒが仕事をしやすくするために偽プロポーズ作戦が進んでいることを打ち明けるが、今度はガンヒの不安をよそにヨンスも笑い飛ばす。ソッキョンからの電話でモーテルを出たガンヒに次々と通行人が一輪の薔薇を渡す。広場にたどり着く頃には抱える薔薇は花束になり、ソッキョンのサプライズプロポーズ作戦で村は一斉に祝福ムードに。ヨンスを心配していた幼馴染たちも真相を聞いて一安心。プロポーズのせいで村にいづらくなったソッキョンはエスター(ソ・イェファ)のもとを尋ねるが、かつて政略結婚したくないと言われたのが実は愛のこもった告白だったと知り言葉を失う。生まれる子どもの服を一緒に選んでいたソッキョンは彼女の夫ビクター(コ・ユン)が別の女といるのを見て殴りかかるが、それは彼の妹だった。

隠れてガンヒと関係を育むヨンスだが、親友ハヌ(チョン・ヨンジュ)にナヌ(チェ・ヒジン)との関係がフェイクだったと知られ、母も音信不通に。母は寺に身を寄せながらそこでも新しい男に惹かれていた。ガンヒとヨンスの関係もあっという間に明るみになり、村人は「フラレた」ナヌのもとに集まるが、ハヌが彼女を呼び出して窮地を救う。モーテルにアルム(イ・ソイ)が母親を連れてやって来た。母親は家庭内暴力を受け、アルムが結婚するまで離婚はしないという。それぞれ母親に苦い思い出を持つ幼馴染たちが酒を交わす。チュンピル(チェ・ミンス)がどこにいるのか電話したガンヒはそばにジョング(ウ・ミファ)がいることに困惑。チュンピルは娘に黙って入院していたのだ。エスターの一件で意気消沈していたソッキョン。ソウルを訪れたガンヒはエスターを自宅に送り届けるが、駐車場で妹とキスをするビクターを見て体調を壊してしまう。

故郷に戻ってきたチュンピル。ガンヒの近況を噂で聞いたジョングは彼女をソウルに呼び戻すべきか尋ねるが、チュンピルは娘の初の大仕事を最後までやり遂げさせ、完成パーティーで彼女を主役にするつもりだった。ヨンスは戻ってきたチュンピルに二人の交際を報告するが、思いもせぬ反対を受ける。ソウルに行こうと夜中に待ち合わせしていた二人だが、ガンヒはスジ(チ・スウォン)と鉢合わせし、天罰が落ちると罵られた挙げ句、両親が死んだ山道に差し掛かると発作を起こして病院に運ばれてしまう…。

カリフォルニア画像:MBC「모텔캘리포니아」HPより

■第10話あらすじ

知らせを受けて病院に駆けつけたチュンピル。スジは自分がガンヒに言った言葉を後悔していた。母の死が原因で軋轢が会った父チュンピルと久々に心の内を語り合うガンヒ。チュンピルは、妻が死んだ時期に融資詐欺を受けて家を空けていた。事故が起こったその日に現場を見てしまったガンヒは走り去り、公園で凍えた状態で発見されたが、その記憶を失っていたガンヒはうっすらとした記憶を頼りに公園にたどり着く。心配したヨンスが駆けつけるがそのことを隠し続ける。

アルムが父が用意した婚約者に車に乗せられたところを助けたスンオン(ク・ジャソン)。一同はアルムの母親を説得しようと呼び出すが、アルムとソンオンの行動に怒った母親はアルムを平手打ち。理解できないアルムは猛反発。母に捨てられ、迎えに来るという言葉のせいで村を離れることができずにモーテルで一緒に育ったスンオンを励ますガンヒ。

ソッキョンはエスターが夫の浮気を知っていると知り、お腹の子どもを心配し、ナヌは元恋人から呼び出されたハヌが一緒にソウルに行ってしまうのではと早合点しバスターミナルで彼を引き止める。ガンヒはふとしたきっかけで無意識に忘れようとしていた過去の記憶を思い出してしまい、迎えに来たヨンスに一人にして欲しいと頼み込む。ソンオンとともに遺影撮影のために老人のもとを訪れたチュンピルは自らの遺影を撮らせる。新しい男とデートをしていたスジの元に突然のガンヒの電話。彼女はいつになく大人しく彼女に頭を下げ、改めて屋上で愛を告げたヨンスにも涙を流しながら事故が起きた日に自分が車の排気管にぬいぐるみを詰め込んで、母親たちを「殺し」てしまったことを打ち明け、ヨンスに「愛している」と告げた。しかし彼女のそれは別れの挨拶だった…。



■見どころ

想い合う二人がくっついては離れ、くっついては離れを繰り返し、少しずつ心のわだかまりを乗り越え、第9話は遂に恋人になったガンヒとヨンスの微笑ましいラブラブな展開から始まり、お互いに相思相愛だったことが発覚したソッキョンとエスターや、親に縛られて素直になれないがやはり相思相愛なアルムとソンオンのラブラインや、病院に入院するチュンピルの姿が描かれた。

主人公二人が幸せに包まれる一方で、ガンヒと村の人々の間に壁を生んだ過去の悲しい事故についても衝撃の新事実が明らかになった。かつてヨンスの実父と駆け落ちした直後に事故で他界した母親。ガンヒはその原因が父チュンピルにあると責め続けてきたのだが、第10話では自分を捨てて出ていこうとする二人の車の排気管にガンヒがぬいぐるみを詰め込んでいたことが明らかになる。これまでさんざん父を憎んできたガンヒが、実は自分がヨンスから父を、チュンピルから妻を奪ってしまったと罪の意識に苛まれ、ヨンスに別れを告げるラストシーンは痛ましい。果たして幼い彼女がしてしまった行動が事故を招いたのかは明らかになっていないが、せっかく幸せを掴んだ二人がまたも別れの危機に陥り、父チュンピルも重い病に冒されていそうな展開…残す2話でどう乗り越えていくのかを見届けずにはいられない。第9話では4.2%、第10話では3.5%の全国視聴率(ニールセンコリア調べ)を記録し、いよいよ迎えるクライマックスに注目が集まる。



YouTube[모텔 캘리포니아 11회 예고]第11話予告
MBC「모텔 캘리포니아」HP

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