映画『勝負』3月26日に韓国で劇場公開決定…ユ・アインを消してイ・ビョンホン単独の公式ポスター公開

映画『勝負』が3月26日に劇場公開されることが決定した。配給会社バイフォエムスタジオは17日、公開日とともに公式ポスターを発表した。

『勝負』は、師匠と弟子であり伝説のライバルでもある2人の囲碁棋士、チョ・フニョン (イ・ビョンホン) とイ・チャンホ (ユ・アイン) が一世一代の勝負に挑む様子を描く。囲碁のグランドスラムを制覇したばかりのフニョンが、有望と見込んだ若干10歳のチャンホを弟子に迎えたことで生まれた師弟関係。2人の天才棋士により繰り広げられる壮絶な対決の行方に注目が集まる。



『保安官』のキム・ヒョンジュ監督がメガホンを取り、『工作』『検事外伝』などを手掛けた映画会社ウォルグァンが制作した。

公開されたポスターには、主人公チョ・フニョンを演じるイ・ビョンホンの姿が大きく映し出されている。彼の鋭い眼差しと対局に臨む真剣な表情が、映画の緊迫感を伝えている。

しかし、劇中で重要な役割を担うイ・チャンホ役のユ・アインの姿は、公式ポスターから完全に排除された。。

『勝負』は2020年に撮影が始まり、2021年にクランクアップ。『スンブ: 二人の棋士』の邦題でNetflixでの2023年年内の配信も発表していたが、ユ・アインが麻薬投薬疑惑で裁判中であり、その影響で作品の公開が一時見送られていた経緯がある。しかし、公開を調整している最中の2023年2月、ユ・アインの薬物疑惑が浮上し、上映が保留となった。

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ユ・アインは2020年から2022年にかけて、プロポフォールを181回投与した疑いで起訴されたほか、他人名義での睡眠薬不法処方や米国での大麻吸引疑惑など複数の容疑を持たれている。昨年9月の一審では懲役1年の判決を受け、控訴審の審理はすでに終了。最終判決は18日に下される予定だ。

作品の公開が長らく保留されていた『勝負』だが、ユ・アインの影響を排除する形でついにスクリーンへと送り出されることになった。公式予告などは、現在公開されていない。

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