「家政夫のミタゾノ7」オカルト全開の第7話は、優しい山口まゆと自立できない住田萌乃の姉妹愛の物語(ネタバレ)
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2月25日に放送した松岡昌宏主演「家政夫のミタゾノ」第7シーズン(毎週火曜21:00-21:54、テレビ朝日系)第7話は、住田萌乃、山口まゆ、松田美由紀、星田英利をゲストに迎えてオカルトチックに放送した。次回予告動画はHPで公開中だ。
「家政夫のミタゾノ」は、TOKIOの松岡昌宏演じる家政夫・三田園薫(通称・ミタゾノさん)が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマシリーズ⇒【全話あらすじ・見どころ】。
■第7話ネタバレあらすじ
オカルト好きの中学生・桃子(住田萌乃)は、姉・さやか(山口まゆ)に手伝ってもらいながら動画配信をしていたが、ある日、姉が結婚して家を出ると告げられる。ひとりぼっちを恐れた桃子は結婚を阻止しようとする。
姉の婚約者・丈一郎(上村海成)の実家で結婚パーティーが開かれる中、桃子は幽霊騒ぎを起こして破談にしようとするが、三田園(松岡昌宏)に見破られる。そんな中、庭に白いドレスを着た幽霊が現れるが、丈一郎の母・留美(松田美由紀)は相手にしない。
桃子は丈一郎の部屋で、彼と「アキ」という女性の結婚写真を発見。幽霊の顔と瓜二つであり、丈一郎がすでに結婚していたことが発覚する。さらに、血のついたドレスや生命保険証書が見つかり、アキは丈一郎と留美に殺されたのではないかと疑う。そして姉さやかも保険金目当てで殺されると考え、幽霊を呼び出して、丈一郎と留美に殺された証拠を掴もうとする。
しかし真相は、アキはプロレスラーで、鉄パイプとドレスに付いた血は、トレーニングの相手をさせられた丈一郎の血だった。生命保険も丈一郎自身にかけられており、留美が軟弱な丈一郎を鍛えるために強い嫁と結婚させたのだった。しかし留美はマザコンの丈一郎に愛想使いをして家を出ていき、プロレスの鉄パイプを取り戻しにアキが現れたのだった。丈一郎はアキとの結婚がPTSDとなっていた。留美は、今度は優しい相手と結婚させようと、さやかを選んだのだ。実は留美は小学時代ガキ大将で、さやかと桃子の父・輝幸(星田英利)は子分だった。留美は輝幸を脅して結婚に賛成させたのだった。
そうした事実を知ってもさやかは結婚しようとした。それは桃子のためだった。友達も少なく、いつも姉に頼りっきりの桃子を自立させるために結婚して家を出ようとした。世界を広げてほしいというさやかに桃子は、自立できるように頑張るから「幸せな結婚をして」と訴え、姉妹は和解する。
今回は、大人たちの未熟さが浮き彫りとなり、桃子の成長が描かれる物語だった。
なお、今回は、血液の落とし方、使っていない鞄の湿気とり、熟していないバナナを美味しく食べる方法などの豆知識を教えてくれた。いよいよ最終回となる次回は、Mr刑事こと内藤剛志、相田翔子、草村礼子、水嶋凜、山田明郷をゲストに迎え、刑事物語を放送する。
■第8話(最終回)予告
「怪盗ねずみ花火」と呼ばれる窃盗犯は、義賊的な行動でメディアにヒーロー扱いされる存在。7年前の事件から姿を消し、時効が迫る中、突然、児童養護施設に多額の寄付を行う。これを追う定年間近の刑事・小石川太一は、「必ず犯人を逮捕する」と意気込む。
小石川の元に派遣される三田園薫と大門桜が事件に関わる中、小石川は小料理店の女将・麻生仁美に出会う。仁美の腕には「怪盗ねずみ花火」と同じネズミのタトゥーがあり、彼女が犯人ではないかと疑い始める。小石川は仁美との関係に揺れながら捜査を進め、時効が迫る中で彼自身の幸せと事件解決の間で葛藤する。
同時に、小石川の家庭でも母親の再婚をめぐる問題があり、元先輩刑事との対話や捜査の進展も描かれる。事件は時効まで12時間を切り、小石川は最終的にどの選択をするのかが焦点となる。
テレビ朝日系「家政夫のミタゾノ」最終回となる第8話は2025年3月14日(火)21時から放送。主演は松岡昌宏(TOKIO)、共演は伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、久間田琳加、 余貴美子、平田敦子、 しゅはまはるみほか。脚本は八津弘幸、山岡潤平、後藤賢人ほか。演出は片山修、小松隆志ほか。SNS公式アカウントは、X「@mitazono_desu」、Instagram・TikTok「mitazono_desu」。主題歌は、島茂子&光『clock』。
◇テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」HP
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