「春画恋愛物語」身分に踏みにじられた初恋…世子嬪の衝撃の決意で宮中大激震【第7-8話あらすじ】
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2月27日にU-NEXTで配信された、TVINGオリジナルシリーズ「春画恋愛物語」第7話と第8話では、『春画恋愛談』の作者が捕まり、ファリ(コ・アラ)が救出を試みる一方で、世子(ソン・ウヒョン)との関係にすれ違い始めた世子嬪(イム・ファヨン)の決意が宮中に新たな波紋を巻き起こす。この回のあらすじと見どころを紹介する。
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「春画恋愛物語」(原題:춘화연애담=春花恋愛譚)は、初恋に失敗した王女が都城一のプレイボーイと都城一の新郎候補の二人と恋愛模様を繰り広げる時代劇【R15+指定、韓国では19禁】。全話あらすじ、時代背景、キャスト、視聴率、豆知識などは【「春画恋愛物語」を2倍楽しむ】でまとめている。
■キャスト
ファリ王女役:コ・アラ(Ara)
チェ・ファン役:チャン・リュル
イ・ジャンウォン役:カン・チャニ(SF9)
キム・ミンホン役:ペ・ヨンギュ
世子スン役:ソン・ウヒョン
世子嬪インジョン役:イム・ファヨン
イ・ジウォン役:ハン・スンヨン(KARA)
ファソン大君役:キム・テク
ほか
(以下、ネタバレあり)
■第7話「王の子供たち」あらすじ
師匠ミンホン(ぺ・ユンギュ)を救おうとファン(チャン・リュル)を呼び出して自らが春画恋愛物語の作者だと明かしたファリ王女(コ・アラ)
。世子(ソン・ウヒョン)は床入りの晩に世子嬪(イム・ファヨン)のもとには行かず、被リョン(チェ・ユンラ)の元で逢瀬を楽しむ。ファリは異母兄のファイン君(コ・コ゚ナン)と対立を深める。
世子がよそで逢瀬を重ねていることが明るみになり揺れる宮中。世子は遂に被リョンを宮中に呼び出し、一緒になろうと切り出すが断られてしまう。
ファリの頼みで異母兄のファイン君を説得しようとする大君(キム・テク)だが、かえって彼が抱えていた劣等感に火をつけてしまう。説得が失敗し、ミンホンの命に危険が迫る中、なすすべもなく悩んでいたファリを救ったのはジャンウォン(カン・チャニ)だった。彼の助力で一件を知った王(パク・ウォンサン)により、ミンホンの身柄は王に引き渡され、私的に彼を捕らえていた領議政(チェ・グァンイル)とファイン君らは責任を問われた。
ミンホンの罪が問われる中、巷では春画恋愛物語の新刊が出たとの噂でもちきりに。ファンの機転でファリは世子の浮気を題材にした新刊を書き上げ、ミンホンの潔白を証明したのだ。
またもや王室のゴシップが出回ったことで王の怒りも溜まっていく。ファンはファリの名前を出すことはなかったが、ファリは世子嬪の同意を得て二人の間に起きている真実を物語にしたためていた…。
■第7話見どころ、感想
春画恋愛物語の作者がファリ王女だったという衝撃の展開から始まる第7話ではファリの婿探しから一度離れ、彼女をかばって捕まり命を奪われる危険があった絵の師匠ミンホンを救うためにファリやファンが作戦を練る救出劇的な内容になっている。
ジャンウォンの助力でミンホンは正式に王の下で尋問を受けることになり、ファリがその間に新刊を世に出すことでミンホンの疑いを晴らしていくのだが、主題が世子嬪と世子の夫婦関係、そして世子が王宮の外で出逢った想い人であり、大きな波紋を呼ぶことが想定される。更にファリが世子嬪の頼みで主題を選んだことが終盤で明らかになり視聴者に衝撃を与えた。
世子と世子嬪といえば物語開始当初から、愛情が冷めたようには見えないものの、床入りのたびに憂鬱な表情で微妙な距離感を感じさせていた。次回いよいよその真相が明らかになりそうだ。
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■第8話「物語という恋文」あらすじ
ミンホンを救うために新刊を書こうにも何を書くべきかわからず悩んでいたファリに自ら世子との夫婦関係を書けと頼んだ世子嬪。実は彼女もファリが作家イ・モンホンだと知る数少ない人物でファリが信頼する最初の読者だった。予想通り王室内のゴシップは波紋を呼び、無罪放免となったミンホンはファリの幸せを願いながら都を去った。
ファンを呼び出したファリはこれまでに出した4冊の本にそれぞれ重要な意味が込められていたことを明かし、これからは自分の名前でファンに恋文を書きたいと気持ちを打ち明けた。自身を飛べない鴨に例えたファリを後ろから抱きしめるファン。
世子嬪は里の母親が危篤との知らせを受けて王妃(パク・ソニョン)に頼み込むが王室の掟が彼女の自由を許さなかった。
本の内容を知った被リョンは世子と世子嬪が初恋同士でありながら、身分のせいで夜の営みまで周りに監視され、いつしか床入りを苦痛に思うようになっていたこと、世子との幸せな時間が世子嬪を不幸にしていることを知り、同じく本の内容を知ってやって来た世子に複雑な想いを抱く。
ファンと気持ちが通じて晴れやかなファリだが世子嬪がジウォン(ハン・スンヨン)の知恵を借りて婚姻を解消しようとしていることを知りショックを受け、大君もジウォンと夫婦喧嘩をしてしまう。
王は秘密裏にファンを調べさせイ・モンホンの正体を追い始め、ジャンウォンもまたファリが作家だと気づきファンを問い詰める。ヒリョンは世子への気持ちに区切りをつけるため手紙を残して都を去り、世子は悲しみに暮れる。
なんとか世子嬪に思いとどまって欲しいファリだが、宮中での生活が不幸だという彼女の言葉で彼女の勇気ある決断をただ抱きしめ応援することしかできなかった…。
■第8話見どころ、感想
ミンホン救出のために世子嬪の頼みで世子にまつわるゴシップを新作にしたためたファリ。第8話ではこのことが宮中や都に波紋を及ぼし、世子と世子嬪が床入りのたびに浮かない表情をしていた理由や二人の関係性が物語を通じて明らかになった。互いに初恋同士で15歳で夫婦となった二人は幸せな夫婦生活を送るはずだったのに、それを踏みにじったのは世継ぎを重視する宮中の風習だった。夜の営みも官吏や女官の耳目に晒され、声を上げることも許されず、いつしか床入りは二人にとって義務になってしまっていたのだ。
窮屈な王宮の外での浮気が本気になってしまった世子の悲しい恋の結末や、一度は想い合った世子嬪が婚姻解消(離婚)して王宮を去る決意をしたことで、ラブラブだった大君とジウォンの関係にも陰りが見え始めてしまう。
ファリの告白でファンとの距離が一気に縮まり、婿探しは終盤に差し掛かったものの、ミンホンは以前からファリがが春画恋愛物語の作家だと気づいていたり、ジャンウォンも彼女が作家だと気づき始めたことから再び一波乱ありそうな予感だ。果たしてファリは本当にファンを婿として選ぶのか、世子と世子嬪の気持ちはすれ違ったまま別れを迎えるのか、次週配信が待ち遠しい。
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■作品情報
「春画恋愛物語」
原題:춘화연애담
製作国:韓国
製作年:2025年
配信情報:U-NEXT/見放題(日本初・独占配信)
配信開始日:2025年2月6日(木)13:00
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