BS時代劇「あきない世傳 金と銀2」のキービジュアルと、風間杜夫・高嶋政伸・加藤シゲアキら江戸編出演者発表

03月02日06時00分ドラマ
画像提供:NHKより

女優の小芝風花が主演し、2023年12月に放送されたBS時代劇『あきない世傳(せいでん) 金と銀』のシーズン2が、NHK BS、BSP4Kにて2025年4月6日より毎週日曜(18:45~19:28)に全8回で放送されることが分かった。本日3月2日、キービジュアル&江戸編出演者が決定した。

「あきない世傳」は、は、髙田郁の時代小説のシリーズが原作。江戸中期、兄と父を亡くし大坂天満の呉服商に奉公に出た学者の娘・幸(さち)が商才を発揮し商人へと成長する物語。シーズン1では、主人公・幸(小芝風花)と五鈴屋三男・智蔵(松本怜生)が夫婦となり、経営の傾いた五鈴屋を起死回生の策として「浜羽二重」を正月から売り出すというところで終了した。シーズン2は、その直後からの物語となる。脚本は引き続き山本むつみ。



シーズン2では、妹・結(長澤樹)や女衆のお竹(いしのようこ)など、女性たちの人生も大きく動き出す。

■小芝風花(主人公・幸)
■松本怜生(五鈴屋六代目店主・智蔵)
■泉澤祐希(桔梗屋番頭・周助)※S2より
■朝倉あき(五鈴屋元ご寮さん・菊栄)※S2り
■いしのようこ(五鈴屋女衆・お竹)
■内藤理沙(五鈴屋女衆・お梅)
■八嶋智人(五鈴屋本店番頭・鉄助)
■舘ひろし(治兵衛・元五鈴屋番頭)

さらに、本日、主演の小芝風花からのコメントと、江戸編から初登場する風間杜夫や高嶋政伸、再登場する加藤シゲアキや尾西礼芳ら出演者の発表とコメントが公開された。

●小芝 風花(主人公・幸)
小芝江戸編になり、一気に空気感が変わりました。粋で人情味のある人たちと出会い、幸の商いもさらに勢いがつきます。演じている役者さんも本当に素敵で、江戸にお店を出して本当に良かったです。新たなメンバーを加え、さらに勢いが増しています。また、江戸で再会する惣次さんが何を思い、何を考えているのか。五鈴屋を脅かす存在なのか、味方なのかも分かりません。喜びも悲しみもありますが、幸を、そして五鈴屋を、シーズン2も見守っとくれやす。


【江戸編から初登場!】
風間●風間杜夫(菊瀬栄次郎・歌舞伎役者)
老け役の名役者。屋号は佐野屋。幸にとっては江戸での商いの名アドバイザー!
●お誘いを受けたときは、本当に嬉しかった。昨年放送されたシーズン1の評判が、僕の耳にも入っていた。この作品には、生きるヒントが散りばめられている。主人公が苦難を乗り越えて、より強くより豊かに立ち上がっていく姿は、現代を生きる我々にも大きな力を与えてくれる。原作の壮大な物語を、躍動する脚本が牽引し、スタッフキャスト全員が抜群のチームワークで臨んで、最高のドラマに仕立て上げた。小芝さんは現場では明るい女の子だが、いざ撮影となると、凛として美しい。幸そのものではないか。

高嶋●髙嶋政伸(枡吾屋<ますごや>忠兵衛・本両替商)
日本橋屈指の大店・本両替商の枡吾屋の主人
●時代劇ですが、とてもモダンで、そして面白い。髙田郁先生の原作も読み始めたら止まらなくなり、特別巻を含めた15冊も一気に読んでしまいました。このドラマに出演させて頂ける事に心から感謝をしています。

片岡●片岡千之助(中村富五郎・歌舞伎界のスター)
当代一の人気女形。屋号は大津屋。
●この度、本作に出演させていただけたことをとても光栄に思っております。私にとりまして人生で初めての歌舞伎役者のお役でしたが、逆に難しさを感じながらも、小芝さんをはじめ周りの皆様に助けていただきながら、つとめさせていただきました。是非、沢山の皆さまにご覧いただけましたら幸いです。

江戸●浅利陽介(和三郎・指物師)
生粋の江戸っ子の指物師。
●江戸文化に衝撃を受ける五鈴屋の皆さんをはじめ幸を見て頂きたいです。僕としましては、微力ながら気風のよい和三郎を演じましたのでどうぞお楽しみに!

●菜葉菜(お才・和三郎の姉)
浅草のおかみさん衆を誘って五鈴屋に来てくれる常連客。幸と無二の親友となっていく…。
●江戸編から出演させて頂けること、作品の1ファンとして光栄に思います。私は染め物師の亭主を持つお才という女性を演じています。職人の亭主を支える逞しさと愛情深さを併せ持つとても素敵な女性です。五鈴屋の女将、幸との出逢いにより変わっていく夫婦の姿を是非見守って頂けたら嬉しいです。

●池田努(力造・染物師)
お才の亭主。
●原作を読んだ時、骨太で職人気質な江戸っ子らしい力造にとても惹かれていたので、今作からの参加を楽しみにしていました。現場は隅々まで心が通っているのが感じられて、それが自然と心と体を動かしてくれました。キャストもスタッフの皆さんも明るく朗らかで、最高の現場でした!放送を楽しみにしていてください。

●佐久間悠(賢輔・治兵衛の息子)
五鈴屋の要石といわれた元番頭・治兵衛(舘ひろし)の一人息子。
●賢輔役として参加させて頂きました佐久間悠です!シーズン1を見ていて、何度心動かされたことか…。そんな五鈴屋にこれから参加出来ると聞いた時は、ワクワクとプレッシャーで胸がいっぱいでした。それと大阪弁にはかなり苦戦しました(笑)。台本に書き込んでひたすら大阪弁を聴き込む生活に浸る中、現場に向かいましたが、皆さん暖かく迎えてくれて毎日楽しくて仕方なかったです!これから五鈴屋がどう成長していくのか、そして心の片隅に賢輔の成長する姿を観て頂けたら嬉しいです!

商い●齋藤潤(吉二・栄次郎の弟子)
栄次郎(風間杜夫)の弟子。
●初めての時代劇でした。所作稽古では歩くことからの練習で、歩くことだけがこんなに難しいのだと実感しました。撮影のセットでは自分が見ていた世界のものとはガラッと変わって沢山不安を抱えていましたが、撮影でもキャスト、スタッフの皆様がとても温かく、支えていただきました。吉二の可愛らしさもぜひ見守ってくだされば嬉しいです。

●村田雄浩(荘八・近江屋江戸店支配人)
古着を商う近江屋江戸店の支配人。江戸の商いにおいて頼りになる相談役の一人。
●ちょっとだけ参加させていただきました、もしかしたら”商人”をやるのは、今回が初めてかも知れません、時代劇だと 同心や素浪人など”武士”を、やらせていただく事が多いので、とても新鮮で本当に楽しかった!きっと現場の楽しさが画面に溢れ出てると思います、是非 観ていただきたいですね。

【江戸編から再登場!】
●加藤シゲアキ(惣次・元五鈴屋5代目店主)
5代目として幸とともに五鈴屋を立て直そうとした惣次だが、原産地とのトラブルから店主を隠居、幸とも離縁し、店の売上銀三貫とともに大坂から姿を消した…。ある日、浅草の街中で賢輔(佐久間悠)が惣次を目撃する…。
●行方をくらました惣次がどうやら再び登場するようです。あの男のことですから商売をせずにはいられないはずですが、江戸ではどんな姿でなにをしているのか!?幸との再会はあるのか!?お杉とは!?前シーズンを見ていた方は気になることも多いはず。なにせ私自身がそう思いながら台本を読みましたから。シーズン2も目が離せない展開が目白押し。どうぞ惣ぼんが現れる時を、楽しみにしていてくださればと思います。

●大西礼芳(お杉・元五鈴屋女衆)
五鈴屋で幸が女衆(おなごし)の時の先輩のひとり。ひそかに恋心を抱いていた惣次が天満の店を出ていった際、それを追うように大坂から姿を消していたのだが…。
●「旦那さん……江戸に行かはるんや……」という意味深な言葉を残して消えたお杉にとって、待望の続編登場でございます。果たして彼女は幸に、惣ぼんに、五鈴屋の皆さんに再会するのでしょうか。はたまた…。この物語に再び迎え入れてくださったスタッフ、キャストの皆さまの温かい笑顔と励ましの言葉に力みなぎった撮影の日々でした。活力のあるドラマを観ていただけると思います。放送を楽しみにお待ちください。

【本放送】2025年4月6日(日)~5月25日(日)
18:45~19:28(毎週(日)43分×全8回)
【再放送】2025年4月10日(金)~30日(金)19:30~20:13
【原作】 髙田郁
【脚本】 山本むつみ
【音楽】 未知瑠
【出演】 小芝風花/加藤シゲアキ 松本怜生 長澤樹 朝倉あき 泉澤祐希/いしのようこ
内藤理沙 大西礼芳/浅利陽介 菜葉菜 池田努/辻󠄀 本祐樹 葵揚 北野秀気 虎太郎
佐久間悠/佐々木春香 小林さやか 星野桃子/細川直美 街田しおん 板尾創路
星田英利/山西惇 小松利昌/田中健 秋野太作 吉見一豊 小倉久寛 村田雄浩
八嶋智人/萬田久子 片岡千之助 風間杜夫 舘ひろし ほか
【制作統括】 山本敏彦(NHK エンタープライズ)、本木一博(NHK)
【演出】 田中健二、木村隆文、船谷純矢、岡野宏信(NHK エンタープライズ)
【収録】 2024 年10月~12月 緑山スタジオ、ワープステーション江戸、都内近郊 ほか