NHK3月6日「あしたが変わるトリセツショー」災害用伝言ダイヤル「171」体験&災害時のトイレ事情

3月6日(木)のNHK「あしたが変わるトリセツショー」のテーマは「まさかの防災」、NTT東・西の協力のもと、災害用伝言ダイヤル「171」を、番組にあわせ3月6日から9日までの間、実際に171を使い、家族や知人にメッセージを録音・再生する実体験ができるというものだ。
南海トラフ巨大地震が30年以内に発生する確率は80%と予測されている。私たちの生活にいつ襲いかかるかわからない災害に備え、今回の放送では視聴者参加型の『まさかの防災訓練』を特別開催する。番組を見ながらスマートフォンを手に取り、石原さとみと一緒に防災訓練に参加してみよう。さらに、能登半島地震の被災者の声をもとに、本当に命を守るために必要な『まさかの防災グッズ』も紹介する。
≪NTT東日本・西日本全面協力!「スマホを使ったテレビ防災訓練」にチャレンジ≫
災害時、人々を危険にさらす心理のひとつが「愛」だ。他者を思いやるがゆえに自らの危険を顧みず、家族や知人の安否を確認するために危険地帯へ向かってしまうことがある。そんなときに重要なのが、災害用伝言ダイヤル『171』だ。これは大規模災害時に利用できる安否確認専用の音声メッセージサービスで、電話回線が混雑しても比較的つながりやすい最後の砦となる。
しかし、実際に使ったことがないと、いざという時に正しく操作できるか不安になるもの。そこで、NTT東日本・西日本の協力のもと、番組放送にあわせて『171』を特別開放する。視聴者は、3月6日19:00から3月9日23:59までの期間中、実際に171を使い、家族や知人にメッセージを録音・再生する体験ができる。この貴重な機会に、石原さとみと一緒に実践し、防災時に備える。
≪水や食料だけじゃない!防災の必需品とは≫
防災対策といえば水や食料の備蓄が真っ先に思い浮かぶが、それだけでは不十分だ。特に見落とされがちなのが『携帯トイレ』の備えである。番組のアンケートによると、携帯トイレを準備している人はわずか6%。「災害時でもトイレは使える」と思っている人が多いが、実際には大きな落とし穴がある。
番組では、地震発生時のトイレ事情を徹底検証するため、高層マンションのトイレを再現した17階建ての排水システム実験タワーを使用し、大規模な実験を敢行。その結果、トイレから汚水が逆流する衝撃の事態が発生した。能登半島地震でも長期間トイレが使用できなくなり、多くの被災者が飲食を控えることで「血栓症」を発症。ある地域では、検診を受けた避難者の13%に血栓が見つかったというデータもある。トイレを我慢することが命の危険につながるのだ。
そこで注目したいのが『携帯トイレ』。最近では100円ショップでも購入できるが、実際に使ったことがある人は少ない。今回は、進化した携帯トイレの性能や使い方を、防災教育に力を入れる教師と高校生がわかりやすく解説する。いざという時のために、正しい知識を身につけよう。
【番組概要】
「あしたが変わるトリセツショー」は、最新科学と大実験・大調査をもとに、食・健康・生活などのテーマを深掘りし、暮らしに役立つ情報を紹介する生活科学情報エンターテインメント番組。
【出演者】
MC: 石原さとみ
ゲスト: 土田晃之、松嶋尚美、濱田マリ、峯田茉優 ほか
【放送日時】
3月6日(木)19:30~20:15
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