「119エマージェンシーコール」清野菜名の姉・蓮佛美沙子の失声症が治った【第7話ネタバレ・8話予告】

3月3日にフジ月9「119エマージェンシーコール」の第7話が放送され、山で遭難しかけた少年を助けるために雪(清野菜名)と姉の小夏(蓮佛美沙子)は協力し、小夏は声を出すことが出来るようになった。3月10日(月)21時に第8話を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「119エマージェンシーコール」とは
消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちの“現実(リアル)”を描く完全オリジナルストーリーのドラマだ。その第7話が3月3日に放送された。
■第7話ネタバレあらすじ
粕原雪(清野菜名)が受けたのは、吐き気で苦しむ女性からの通報だった。女性は名前や居場所を伝えたあと、言葉を発せなくなってしまう。雪は副台の箕輪健介(前原滉)のアドバイスのもと救急車を出場させる。声が出ない通報者には電話機を叩いて答えてもらう方法だ。その女性は失声症になってしまったようだった。
雪は姉の小夏(蓮佛美沙子)が5年前頃から失声症になったことを話すと、新島紗良(見上愛)は、雪が消防に転職した時期なので、それが関係あるのではないかと問いかけてきた。
上杉昴(酒井大成)が声で通報出来ない人への対応はどうするのかと言い出すと、高千穂一葉(中村ゆり)が田中悠(三浦獠太)がきて、対応しているという。高千穂は音声通話が難しい方への啓発チラシを作ったと改めて説明するが、システム利用のためには事前登録が必要だという。
司令センターに戻った兼下は、女子中学生から妹を突き飛ばしてけがをさせたとの通報を受ける。動揺する女子中学生を落ち着かせようとする兼下。そんな時、雪が受けた通報は姉妹を目撃した男性からだった。男性は車を運転して信号で止まったところで姉妹をみたようで、冷静に状況を教えてくれたが、信号が変わり、後続の車からせかされ通報を切る。雪は場所と人数、姉妹の服装の色も一致しているので、兼下に“同じ案件”だと告げ、通報を切ってもいいと伝える。しかし、兼下は姉に今居る場所をしっかりと言わせるように問いかける。
通報してきた中学生の姉は3歳の妹の面倒をいつも見ている。父子家庭で、遊びたいときも自分だけが遊べないといらついていて妹を突き飛ばしてしまったらしい。ただ、兼下はそれでも自ら通報してきたことを姉にわからせ「助けたかった」という気持ちを忘れないで欲しかったので、通報を最後まで切らなかったのだった。
持ち場に戻ると、11歳の少年が山の中で行方がわからなくなったという連絡が入っていた。そして119番通報もあるのだが、何もしゃべらない。通報を受けた雪が通報元の電話番号を見てみると、姉・小夏のものだった。テレビ電話にしてもらうと、少年が映っていた。行方不明の少年と同じようなのだが、低体温症を発症しているようだ。小夏は少年を雪の誘導で安全な場所に移してから、暖める。近くに消防の捜索隊が来ているのだが、少年も小夏も声を出すことが出来ない。雪は小夏を励まし、小夏も懸命に声をだそうとする。すると、小夏の口から「助けてください」という声が出た。そして、救助隊がその声を聞き取ってくれた。
小夏の搬送先の病院に駆けつける。雪、母・春香(堀内敬子)、父・銀(遠山俊也)たち家族に、小夏は25年前の自宅火災の原因は自分だったと告白する。
やっと姉・小夏(蓮佛美沙子)の声が戻った
雪(清野菜名)が指令管制員(ディスパッチャー)に転職してから声を失っていた小夏。幼い頃、火事の時に“助けられた”と119番にいい思いがある雪に対して、どうやら火災の原因も作り、何も出来なかったと辛い思いが残る小夏は雪と消防が重なることで大きなストレスを抱えて、声を失っていた。それでも、小夏は少年を助けるために自ら声を上げることができるようになった。そして姉妹の仲ももとのように戻ることができると予想させるラストとなった。
第7話に声優の関智一が登場
「ドラえもん」の骨川スネ夫役をはじめ、「呪術廻戦」のパンダ役、「鬼滅の刃」の不死川実弥役など数多くの人気キャラクターを演じている関智一がある事故現場の近くをたまたま通りかかり119番通報する男性の声を演じた。
堂島(佐藤浩市)の病気は?
第6話で堂島が病気のために喀血していることがわかったが、第7話では病院に行っていることしかわからない。いったいどんな病気なのか?3月10日に放送になる第8話で、雪が副台に吸われることになり、その始動を堂島が行う。雪はことのほか喜ぶのだが、やはり幼少期に119番を受けてくれて、雪たちを助けてくれたのが堂島なのか?かなりの喀血をしているのに、職場の皆に何も言わない堂島が気になる。
第5話までの見逃し配信が好調
2月24日までに第5話の配信数がTVer、FOD合わせて200万回を超えた。第1話から第4話も同様に200万回を超えているので、5週分連続での記録となっている。
■第8話あらすじ
司令課ではGPSの不具合が発生していた。箕輪健介(前原滉)が太陽フレアの影響ではないかと口にしたことを皮切りに、新島紗良(見上愛)、与呉心之介(一ノ瀬颯)、上杉昴(酒井大成)らも指令システムへの影響を懸念する。しかし、高千穂一葉(中村ゆり)は断定を危険視し、通報者本人から場所を聴取するという基本を徹底するよう要請する。
初めて副台についた雪は堂島(佐藤浩市)の指導のもと、副台の雪は男性の通報を受けている兼下睦夫(瀬戸康史)をフォローする。しばらく後、現場に向かった救助隊長から連絡が入る。「やっぱりな」とうなずく堂島は、雪のみならず兼下さえも感心する内容を救急隊長に告げた。
フジテレビ 2025年1月13日スタート。毎週月曜日21時放送「119エマージェンシーコール」。出演:清野菜名、瀬戸康史、見上愛、一ノ瀬颯、前原滉、酒井大成、三浦獠太、蓮佛美沙子、堀内敬子、遠山俊也、中村ゆり、佐藤浩市 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@drama119_cx」。
◇フジテレビ「119エマージェンシーコール」番組公式サイト
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