「日本一の最低男」区長・堺正章と意見を対立させた香取慎吾は区長選挙に立候補【第9話ネタバレ・10話予告】

3月6日に放送された「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」第9話で、街の再開発を巡り、区長(堺正章)や議員の黒岩(橋本じゅん)ともめた一平(香取慎吾)は無所属で区長に立候補することを決めた。3月13日に第10話を放送する。一平のテレビ局時代のダークな過去が明らかになってゆく。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」とは
人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことにする “選挙&ニセモノ家族ドラマだ。“日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作品となっている。その第9話が3月6日に放送された。
■第9話ネタバレあらすじ
一平(香取慎吾)を呼び出した区長の長谷川(堺正章)は、大江戸区の再開発計画に反対している地権者の説得役を一平に依頼する。これまでに商店街を巻き込んだ男性同性カップルの結婚式の主催、不登校児へのサポート、こども食堂の運営など、短期間で地域住民に食い込むという結果を出した一平を見込んでのことだった。ただ、一平は自分の家も再開発地域に入っていて、再開発を進めるには手放さないといけない。両親、陽菜(向里祐香)との思い出のある家が壊されることに動揺していた。
真壁(安田顕)は再開発は悪い話ではないと一平を説得する。再開発によって、道路が広がり防犯面があがる。タワマンができれば若い世代が引っ越してくるという。一平は自分が納得できてからやりたいと返答するが、真壁は、賛成派の地権者たちが集まる集会に出席するよう指示するのだった。
そんな折、一平や正助(志尊淳)たちは自宅の給湯器が壊れてしまったため、近所の歴史ある銭湯「高田湯」を訪れる。その銭湯は一平も幼いころからよく知っている高田あき子(市毛良枝)が営んでいた。昔から住む人々にとって集会場のような憩いの場になっていた。あき子の孫の美月(松岡夏輝)は正助(志尊淳)がやっている学童保育に来ていてひまり(増田梨沙)とも仲が良い。久しぶりに下町の銭湯を味わった一平たち。朝陽(千葉惣二朗)は大きな風呂が気に入って毎日でも行きたいと話していた。
翌日、賛成派の集会に出た後、再開発地域のど真ん中に位置している高田湯のあき子のもとに一平は向かう。再開発に賛成してほしいというが、あき子は高田湯は単なる銭湯ではなく近所の人の社交場にもなっていると反対する。
一平は真壁にみなを説得することを断り、時間が欲しいという。ただ、真壁は全員の意見を聞くことなどできず、それを調整するのが政治家だといい、一平がやらなければだれかがやるという。
その夜、美月が一平の家に助けを求めてやってきた。高田湯にたちの悪い客が大勢やってきてずっとお酒を飲みながら居座っていて営業妨害をしているのだ。常連は恐れをなして帰ってしまう。そこに一平がゆくと、あき子は一平が仕向けたことなのか?と聞く。頼まれて暴れていた客もさも一平に頼まれたかのように挨拶をする。
翌日、真壁のもとにいき、自分が説得するから高田湯に嫌がらせをするなと話すが、真壁はその必要はもうないという。高田湯の土地建物の権利をあき子とともに持っている美月の父親がその権利を売ったのだという。
真壁と一緒に高田湯に向かう。あき子は驚くが、息子が売ってしまった以上、仕方ない。営業を続けるには多額の地代を払う必要がある。
そんなあき子に常連たちがついた。そして、反対運動を始めた。土地をもっていなかった住民などは再開発があることも初めて聞くものも多く、動揺している。権利を阻害されるとあき子が話しているところに一平と正助が通りかかる。真壁からも連絡がきて、なんとか収めてくれと言われる。あき子を説得しようと話していた時、あき子達が反対の看板につかっていた折りたたみの机が落下してしまった。一平をかばった正助が怪我をしてしまう。
あき子は高田湯をたたむことにして、美月も沖縄に帰ることになった。
正助は意識を取り戻さないまま、入院していた。
高田湯がどいたことで再開発が進められると喜ぶ区長や黒岩(橋本じゅん)。一平が部屋に入ると、二人は一平のおかげだと一平を持ち上げる。しかし、一平は反対派の人の意見もきいて進めようというが、区長たちは聞く耳を持たない。一平は二人の態度にぶち切れてしまい、公認は要らないという。そして、無所属で区長選挙に立候補すると宣言した。
一平(香取慎吾)がぶち切れた
街の再開発を強引に進める大江戸区の区長(堺正章)や議員の黒岩(橋本じゅん)に、反対派の意見も聞くように頼むが、二人はそんなことは関係ないとほくそ笑む。それをみて、一平の怒りのスイッチに火が付いた。黒岩を怒らせれば区議の公認はもらえないが、ぶち切れている一平にはそんなことはもう関係がない。なんと無所属で区長選挙に出馬すると宣言してしまう。
敵に回すことになった真壁(安田顕)
一平の幼なじみでこれまで一平を区議にするためにいろいろアドバイスをくれた真壁だが、一平が区長や黒岩に反旗を翻したことで二人は敵対関係となる。一平の弱みも握っている真壁が敵となると一平はかなり不利になるのではないか?
一平の過去が暴かれる第10話
区長立候補の話は全国版のニュースでも流れるほどになるが、心配されるのは一平がテレビ局を辞めた理由だ。3月13日に放送になる第10話ではその点を相手陣営が突いてくる。一平がパワハラをしていたと疑われている元部下の野上慧(ヘイテツ)は登録者数も多い動画配信者となっているが、過去について一平の不利になるようなことを配信されれば一発アウトとなってしまう。一平のピンチは続く。
■第10話あらすじ
大江戸区で四期連続当選と果たしている不動の帝王である長谷川(堺正章)は、一平(香取慎吾)が区長に立候補するといっても余裕だった。一方、一平を敵に回すと厄介だと考えた黒岩(橋本じゅん)は一平の過去のトラブルを探るよう、密かに秘書の真壁(安田顕)に命じていた。
一平の出馬表明会見をニュースで見た他局の後輩である星健太(大塚ヒロタ)は、一平がテレビ局を辞めることになった理由が表沙汰になることを心配していた。一平がパワハラで追い込んだとされる元部下の野上慧(ヘイテツ)は、ニュースの裏側を斬る動画配信者として20万人を超える登録者がおり、一平の出馬を機に、このことを暴露するのではないかと懸念していた。
一平は選挙で忙しくなるという表向きの理由をつけて、選挙期間中は都(冨永愛)にひまり(増田梨沙)と朝陽(千葉惣二朗)の面倒を見てもらうことにしたが、ひまりたちは一平と一緒にいたくてしがみつく。
フジテレビ 2025年1月9日スタート。毎週木曜日22時放送「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」。出演:香取慎吾、志尊淳、冨永愛、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香、佐野玲於/橋本じゅん、安田顕 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@saiteiotoko_cx」。
◇フジテレビ「日本一の最低男」番組公式サイト
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