「クジャクのダンス、誰が見た?」広瀬すずの秘密を知る産婦人科医の家が燃やされた【第7話ネタバレ】

03月08日11時02分ドラマ
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3月7日に放送されたTBS金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」第7話で、ついに小麦(広瀬すず)が本当は一家殺人事件の生き残りの林川歌だったことが判明。その秘密を知る赤沢刑事(藤本隆宏)が産婦人科医を訪れた後、そこが燃やされていた。3月14日に第8話を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」とは
原作は浅見理都の同名漫画で、元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相を追うヒューマンクライムサスペンスだ。事件の真相を追う中で、現在と過去の事件が交錯していく。その第7話が3月7日に放送された。

■第7話ネタバレあらすじ

小麦(広瀬すず)は、自分が東賀山事件の生き残りではないと、生き残った林川歌を引き取ったという津寺井幸太(鳥谷宏之)から聞かされた。写真も見せられ安心していた。一緒に津寺井の元に行った鳴川(間宮啓行)は小麦が疑問を抱くことになった原因を作った神井(磯村勇斗)に連絡を取る。すると、神井は心麦の母子手帳の写真を、小麦と弁護士の鳴川に見せる。そこには、手紙に名前のあった“阿波山京一郎”と“高畑まのか”の名前があったのだ。神井は二人の住所も教える。

心麦は松風(松山ケンイチ)と二人に会いに行くことにした。小麦が名乗ると、まのかはおどろいてどこかに走って行ってしまった。残った阿波山から二人は話を聞く。それは“林川歌”を守るために、大人達が出生届の偽造までして“歌”を守った事実だった。

一家殺人事件の凄惨な現場で一人だけ生き残ったのは生後半年の歌だった。最初は叔父の津寺井幸太に預けられることになるが、津寺井自身、一家が死ねば財産を受け取る権利のある利害関係者なので、警察は容疑を疑っていた。歌は施設に預けられていたが、津寺井は勝手にマスコミを呼び、歌を抱いて記事をかかせ、自分が歌を育ててゆくといい、その様子を本にまでして出すといいだす。施設の人間も歌の将来を心配していた。山下春生(リリーフランキー)、赤沢(藤本隆宏)も同じだった。

赤沢はなんと出生届を偽造して、春生の実子として歌を育てることを勧める。産婦人科医の阿波山京一郎と助産師の高畑まのかに協力を求めた。そして歌を春生と静香(仙道敦子)の子として引き取った。その場の様子はビデオに収められていて、阿波山が預かっていた。ビデオには喜ぶ春生・静香、赤沢と妻の京子(西田尚美)が映っていた。

小麦はいたたまれなくなり、阿波山の家をでてゆくが、まのかが「うちの人を告発しないでください」と追ってきた。間違ったことをしたかもしれないが、今日、小麦を見たことで間違いではなかったと確信したと阿波山とまのかは話した。

帰り道、小麦の希望で途中にあった喫茶店に入った。クリームソーダがあるかを聞く。混む美は子どもの頃、検診などで注射を打った後、ここでクリームソーダを飲んだ記憶があるという。そこに子ども連れの母親が入ってきた。子どもが大越で泣くのを聞いているうちに小麦も子どものように声をあげて泣き始めた。そして、「お父さんとお母さんがお父さんとお母さんでよかった」と松風にはなした。

小麦は友達のありさのところで一晩過ごすことにした。松風は事務所に戻り、事の顛末を波佐見(森崎ウィン)、鳴川に話していた。

その頃、赤沢は阿波山の元を訪れる。そして「あなたも山下さんも人が良すぎるのがあだになるんですよ」と言った。

検事の阿南(瀧内公美)はだれかに連絡をとるが、誰もでない。小麦の枕元で携帯に着信があるがぐっすり眠っている小麦はその電話に気がつかない。

その頃、阿波山の家は燃えていた。赤沢が歩き去っていた。



“小麦(広瀬すず)”はやはり“林川歌“だった

7日に放送された第7話の大半を占めたのは、小麦の出生の秘密だった。東賀山殺人事件で、一家が惨殺された現場に遺された生後半年の”歌“を、金にしか興味のない叔父・津寺井幸太(鳥谷宏之)から守るために画策したのは、刑事の赤沢(藤本隆宏)だった。子どものいない山下春生(リリーフランキー)・静香(仙道敦子)の子どもとして”ニセの出生届“を偽造させたのだ。ドラマスタート時から、”小麦=生き残りの林川歌“は疑われていて、伏線も多くあった。それが、”赤沢“の画策で起きたことだとわかったのが第7話だ。



赤沢家もなにかあるのか?

生き残った歌の身を助けるために、産婦人科医の阿波山京一郎と助産師の高畑まのかに協力を求めるが、“なにかあって”頼んだことは容易に予想がつく。赤沢家の一人息子の守(野村康太)もなにか秘密があるのか?赤沢家がよく映っていることからもなにか秘密があると予想する視聴者も多い。



阿南検事(瀧内公美)と繋がっているのは誰?

小麦の出生の秘密が明らかになったが、東賀山事件の真相は見えていない。そして、東賀山事件をこのままにして、さらに友哉(成田凌)を殺人犯にさせたい“だれか”が阿南に指示を出しているのだが、それはいったい誰なのか?



松風(松山ケンイチ)が父のことを調べ始める

赤沢から“久世さん“と父親のことを尋ねられた松風は、なぜ、赤沢が父親のことを聞いてくるのかが気になる。14日に放送になる第8話でついに行動に出る。小学生の時に姿を消した父親(篠井英介)について、母(宮崎美子)に会いに行く。



■第8話あらすじ

心麦(広瀬すず)は、自分の出生の秘密を知っていた刑事の赤沢(藤本隆宏)に一連の事件の見直しを求める。

一方、法律事務所の松風(松山ケンイチ)と波佐見(森崎ウィン)、鳴川(間宮啓行)は赤沢を疑い始めていた。松風は、赤沢から父のことを聞かれたことを疑問に思い、母親(宮崎美子)へ会いに福岡へ行くことにした。

そんな中、神井(磯村勇斗)は東賀山事件の鍵を握る最後の人物に辿り着いていたー。



TBS金曜ドラマ 2025年1月24日スタート。毎週金曜日22時放送「クジャクのダンス、誰が見た?」。出演:広瀬すず、松山ケンイチ、磯村勇斗、リリーフランキー、成田凌、森崎ウィン、瀧内公美、酒井敏也、酒向芳、藤本隆宏、西田尚美、絃瀬聡一、斉藤優(パラシュート部隊)、仙道敦子、原日出子、野村康太、清乃あさ姫、石丸謙二郎、鳥谷宏之、篠井英介 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kujaku_tbs」。

TBSの春ドラマ金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」番組公式サイト

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