「おつかれさま」パク・ボゴム、IUのために海を泳いでUターン!新婚2人に待つ苦悩【第3話第4話】

3月7日に配信が開始されたNetflixシリーズ「おつかれさま」第3話第4話では、グァンシク(パク・ボゴム)と引き裂かれたエスン(IU)が人生の大きな分岐点に立つ様子が描かれた。こちらではそのあらすじと見どころを紹介する。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「おつかれさま」は、1950年代に済州(チェジュ)で生まれた反抗者のエスン(IU)と、銑鉄のようなグァンシク(パク・ボゴム)の冒険に満ちた生涯を四季で描いたドラマだ。⇒【全話あらすじ】
■キャスト
エスン役:IU(イ・ジウン)/ムン・ソリ(子役:キム・テヨン/ユン・ソヨン)
グァンシク役:パク・ボゴム/パク・ヘジュン(子役:イ・チョンム/ムン・ウジン)
イ・ジュニョン
イ・スギョン
チェ・デフン
マ・ムニ
ほか
■第3話「イエスタデイ“彼らの春は・・・”」あらすじ
Netflixシリーズ「おつかれさま」Netflixにて独占配信中。
警察に突き出されたエスン(IU)とグァンシク(パク・ボゴム)を迎えに来たグァンシクの母・ゲオク(オ・ミネ)。宿屋夫婦から彼らの荷物をしっかりと回収した彼女は2人を島へと連れて帰る。
家出をした事でエスンは学校を退学に。一方のグァンシクは男性であるが故に停学処分にとどまった。
その後、グァンシクはエスンとの結婚を彼女の叔父に頼み込む。しかその場に現れたエスンに激しく拒絶されることに。突如頑なに自身を拒み始めた彼女に、グァンシクは困惑する。
エスンが30代の再婚男性と結婚させられることを知り、驚愕するグァンシク。エスンの叔父の家に行き、彼女を安売りした一家への憤りを露わにする。それなら自分と結婚させて欲しかったと泣くグァンシクにエスンの祖母は、彼の母が事の発端になっていることを仄めかす。
エスンを結婚相手の男性の元から連れ出したグァンシクは、決断理由を問いただす。これに鬱積していた不満を爆発させながら楽になりたい、と語るエスン。続けてグァンシクからの結婚指輪を投げ捨て、強く彼を突き放した。グァンシクはこれに涙を流し絶望。しかし彼が帰った後、エスンは泣きながら自分が捨てた結婚指輪を探した。
グァンシクが叔父の家に来る前、ゲオクから運動の才を持つグァンシクの邪魔をせず楽にしてやってくれ、と諭されていたエスン。彼の重荷になっていると思った彼女は、わざとグァンシクを突き放し、年上男性との結婚を受け入れたのだ。これを知っていたエスンの母の海女仲間はゲオクとマクチョン(キム・ヨンリム)を激しく責める。
島を出ることになったグァンシクは港でエスンの姿を探すも彼女はいない。しかし船が出発した後、微かに聞こえた自身を呼ぶ声に港を振り返ると、走って船を追いかけるエスンがいた。結婚相手の元から逃げ出してきた彼女を見たグァンシクは海に飛び込み、泳いで島へと戻る。ゲオクとマクチョンを除く島の人々の歓声の中、再会を果たした2人は固く抱き合った。
その後、エスンの妊娠が発覚し、クムミョンという子宝にも恵まれた2人は結婚。エスンは大学を、グァンシクは運動選手の夢を諦めたが、幸せに暮らす。
■第3話見どころ
自分の思いを押し殺すエスンの姿が心に残った今回。グァンシクを思い、悲しい運命に身を任せようとした彼女に視聴者は「お母さんって呼びながら泣くエスンに釣られて泣いちゃったよTT」、「この時代ならではの決断が本当に苦しい(泣)」と涙した。
そして、エスンに気付いたグァンシクが泳いで島へと戻るシーンは3話を語る上で欠かせない見どころシーンの1つとなっていた。彼のエスンへの愛がいたいほどに伝わるこのシーンの画像や動画はSNSで拡散されるとともに、「タイタニックのワンシーンみたいに見えた」、「海でさえも2人の愛を裂くことは出来なかったね!」とアジア圏内のみならず、世界からの称賛が相次いでいる。それと同時に「パク・ボゴムの水泳のフォームがすごく綺麗www」、「このシーンを撮影するのは本当に大変だったと思う」と、グァンシクを演じるパク・ボゴムへの称賛と労いの声も聞かれている。
■第4話「まぶしい夏」あらすじ
Netflixシリーズ「おつかれさま」Netflixにて独占配信中。
グァンシクの実家で新婚生活を送るエスン。マクチョン、ゲオクからの嫁いびりを受けるも、彼女は決してグァンシクに助けを求めることはしなかった。しかし、グァンシクがエスンの苦しみに気付かないわけがない。彼は家族への小さな反発を続け、エスンを支えた。
そんなある日、マクチョンはクムミョンを海女にするための祈祷を行おうとする。母の死の悲しみが蘇ると共に、幼き娘が稼ぎ手にされそうになっていることにエスンは激怒。しかし彼女の悲痛な思いはマクチョン、ゲオクの耳には届かず、エスンには罵声と平手打ちがとぶ。
この場面を偶然目撃したグァンシク。こみ上げる怒りを抑えながら淡々とマクチョンとゲオクをいさめた彼は、エスンとクムミョンを連れて家を出た。
その後、グァンシクとエスンは家賃が払えないほど貧しい生活を送る。そんな彼らはある日、ト・ヒョジンという人物が奨学金と称して家賃を払ってくれたと知る事に。この名前に聞き覚えのない2人は互いに首を傾げる。
嫁いびりの苦痛から解放されたエスンは2人目の子供を授かった。一方、気性が荒いことで有名な船長の漁船に乗るグァンシクは、指に大けがを負って帰ってくる。この日を境にグァンシクの体の異変に気付いたエスン。彼は船長から暴力を受けていたのだ。身重の体でグァンシクの職場に向かったエスンは、船長を怒鳴りつけて蹴り上げ、「夫に仕事は辞めさせる」と啖呵を切った。
痛みに呻く船長に背を向け、エスンはグァンシクと手を繋いで帰路につく。夫をバカにされた悔しさで泣くエスンの横で、グァンシクは小さく微笑む。
■第4話見どころ
エスンとグァンシク、それぞれの結婚後の苦悩が描かれていた4話。エスンが嫁いびりを受けるシーンは多くの視聴者の心に残った様子。「私のお母さんを見ているようでもあったし、自分を見ているようにも感じて胸が痛かった」、「グァンシクがエスンを守ってくれて救われた気分になった」等という苦しみへの共感の声が聞かれる一方で、「嫁に優しくしようと思った・・・」という懺悔の声も聞かれた。
また、グァンシクを痛めつける船長に怒鳴り込みに行くエスンのシーンは、見るものの涙と笑いを同時に誘った。「このドラマは本当に泣かせたり笑わせたり忙しい!」、「昔と変わらず手を繋いで歩くエスンとグァンシクの姿にも泣けるTT」という声と共に、続きが配信される日を待ち望む声が多く聞かれている。
前回、エスンの見合い相手として登場した子持ちの中年男性サンギル。第4話では船長としてグァンシクをイジメる。演じたのは「愛の不時着」や「カーテンコール:木は立って死ぬ」のチェ・デフンだ。【制作発表会】では、キム監督は「“時代がビラン(悪役)”のドラマだ」としながらも「劇中のメインの悪役はサンギルだ」と言わしめたキャラクターだ。次週の第2幕からもサンギルに注目しよう。
2025年3月7日にスタートしたドラマ「おつかれさま」は、Netflixで毎週金曜日4話一挙独占配信する。
◇作品ページ
◇「おつかれさま」公式ティーザー予告編(日本語字幕あり)
【作品詳細】【「おつかれさま」を2倍楽しむ】