津田健次郎主演「1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~」事件から30年、独自取材をドラマ化

15時17分ドラマ
©フジテレビ

日本中そして世界を震撼させた地下鉄サリン事件から30年の月日を経て、パニックのさなかの命のリレーを描く「1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~」3月21日に放送する。TVerのリアルタイム配信、見逃し配信で楽しむことができる。



「1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~」とは
30年前の1995年3月20日(月)の事件発生から30年の年月を経て、あのとき何が起こっていたのか、そして自らの命も危険にさらされる中で懸命に救助にあたった者たちの姿を描く。壮絶なパニックのさなかの“命のリレー”を、30年間に渡る独自取材に基づきドラマ化し、救命救急ドラマとして描く。

「地下鉄サリン事件」

「地下鉄サリン事件」とは、日本の首都・東京で発生した化学テロ事件。地下鉄丸ノ内線、日比谷線、千代田線の車内で神経ガス・サリンが散布され、死者14人、重軽傷者は約6000人におよび、化学兵器が一般市民に使われた初の事件として世界に衝撃を与えた。



主演は声優の津田健次郎

津田健次郎は声優、俳優、ナレーターと多方面で活躍しており、「ラーメン赤猫」や「呪術廻戦」など多数のアニメ作品の他、「最愛」(2021年10月クール/TBS系)や「ラストマン-全盲の捜査官-」(2023年4月クール/TBS系)、「西園寺さんは家事をしない」(2024年7月クール/TBS系)などの話題作に次々と出演している。フジテレビドラマへの出演は「うちの弁護士は手がかかる」の第6話(2023年11月/フジテレビ系)以来約1年半ぶりとなり、本作でドラマ初主演を飾る。津田が演じるのは病院の救命救急センター長である剣木達彦で、日本の窮地に、要請があった患者全員の受け入れを決断し、患者の救急救命対応に当たった実在の医師がモデルとなっている。原因がサリンだと分からないギリギリの状況で、治療薬・PAMの投与を決断した。



脇を固める俳優陣

津田健次郎演じる救急救命医の剣木とともに救急救命を担う看護師役には桜井日奈子、サリンが撒かれた地下鉄を運転していた運転手役に泉澤祐希、警視庁科学捜査研究所の研究員でサリンを特定した服藤恵三役に味方良介、サリンがまかれた車両に偶然乗り合わせた乗客の川嶋かおりに石川恋、救命救急センター長を務める病院で働く医師の田島浩一郎役に結木滉星、営団地下鉄(現:東京メトロ)の指令所で日比谷線を担当していた川原則夫役に竹財輝之助らと豪華俳優陣が出演する。



■あらすじ

1995年3月20日――。病院の救命救急センター長・剣木達彦(津田健次郎)は診療開始前、看護師の星野奈緒(桜井日奈子)と深夜の急患対応について話しあっていた。

同じ頃、日比谷線・北千住駅では、北千住発中目黒行きのA20S列車の運転士・園田直紀(泉澤祐希)が運転席に乗り込み、点検などの通常業務にあたっていた。地下鉄が走り出すと、徐々に乗客がせき込み始め、中には具合が悪くなる者も現れる。乗客の一人が非常通報ボタンを押し、列車は次の築地駅で停車・確認することになった。

列車が築地駅に到着しドアが開くと、体調が悪化した乗客たちがホームに転げるように出てくる。園田は運転室から出てくると、目の前の光景に愕然(がくぜん)とし…。



フジテレビ 2025年3月21日放送。出演:津田健次郎、桜井日奈子、泉澤祐希、味方良介、石川恋、結木滉星、竹財輝之助、飯田基祐、山崎樹範 ほか。

フジテレビ「1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~」番組公式サイト