【最終回ネタバレ】地球人・市川実日子も宇宙人・角田晃広も老いても元気…「ホットスポット」

10時08分ドラマ
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3月16日に放送された「ホットスポット」最終回・第10話で、宇宙人・高橋(角田晃広)の生命線となるホテルの温泉は守られた。清美(市川実日子)の元夫(大倉孝二)はなんと高橋と同じ宇宙人のハーフだったことも判明。最新話はTVer、全話はhuluにて配信されている。



「ホットスポット」とは
ある日、ビジネスホテルで働くシングルマザーの清美(市川実日子)はひょんなことから宇宙人に遭遇した。富士山の麓の小さな街で不思議なことが起こったり起こらなかったりする地元系エイリアン・ヒューマン・コメディーだ。その最終回・第10話が3月16日に放送された。

■最終回・第10話ネタバレあらすじ

高橋(角田晃広)が市長(菊地凛子)とオーナー(筒井真理子)の癒着を暴こうとオーナーの会社に忍び込むが、警備会社とオーナーが駆け付け、さらには電力が再開されろうになり、防犯カメラが作動するとなり、高橋は逃げ場を失ってしまった。絶体絶命の高橋は屋上に逃げるしかなくなる。そして、屋上から飛び降りるのだが、身体へのダメージが大きい。清美(市川実日子)たちの車にのせてもらい、身体を回復させるためにレイクホテルに向かう。マネージャーの奥田(田中直樹)が温泉に入れる算段をとり、空き部屋を貸してくれた。

身体を回復させ、今後の方針について布団の中で考える高橋だったが、そんな高橋の元に幽霊が現れた。高橋が「明日朝番で早いんだから」とキレると幽霊は消えた。

市長は選挙の時とは違い、市民からの意見書を見ようともしないで仕事をしている。返事も適当に部下に書かせるような態度だ。

清美、高橋、はっち(鈴木杏)、みなぷー(平岩紙)、綾乃(木南晴夏)、直美(山田真歩)たちは、紀子(MEGUMI)の店で作戦会議を開く。高橋はオーナーの部屋に忍んでいたとき、オーナーにかかってきた電話を思い出す。能力を使って思い出せばいいと清美はいうが、高橋は頭脳系の能力をあげるとはげてしまうと思い、躊躇する。ためらっていたが、背に腹は代えられないので高橋は使うと、オーナーと市長の会話を思い出す。そして、3月16日午後9時にセルフのガソリンスタンドで現金の受け渡しをしているという内容だった。

清美は村上(小日向文世)に市長のことを話す。村上の話では市長が替わってから富士山の環境破壊が進み世界遺産の登録も外されていた。

現金受渡の時間にガソリンスタンドに清美、はっち、みなぷーが集まる。そこへ瑞稀(志田未来)たちもガソリンを入れに来た。直美も自転車で通りかかる。市長とオーナーが同じ車に乗ったが、カメラで捕えることができない。あきらめかけたが、瑞稀が超能力を使って車の電気系統をとめ、発進できなくした。そして、直美がもっていた粘着テープを使い、高橋が車をテープで固定した。そこに警察がやってきて任意聴取が始まった。自宅から同意書も見付かって逮捕された。

清美は家に帰り、娘の若葉(住田萌乃)に話すが、若葉は「おじいちゃんと同じ」という。なんと、清美の別れた夫(大倉孝二)の父親が宇宙人だったというのだ。若葉はクォーターなのでそれほど能力はなく、副作用も清美がホテルから持ち帰る温泉成分入りの化粧水をつければ問題ないという。

半年後、ホテルのオーナーは小野寺(白石隼也)になった。村上が未来から金をもってきて、世話になった小野寺に渡したのだ。40年後、環境破壊はなく、ホテルも安泰だという。

清美、高橋、はっち、みなぷーがモンブランでお茶していると、タイムリーパーの古田(山本耕史)が「ホテル売却を阻止して欲しい」と話しかけてきた。清美たちはすでに解決したことだという。古田はニュースを見ていなかったのだ。古田が帰ると、みなで高橋に誕生日のお祝いとしてガンプラのプレゼントをする。

30年後。70代になった清美、はっち、みなぷーは変わらず元気で、高橋も84歳になるが元気に生きている。そして、高橋が宇宙人だということは街の半数の人が知っているが、その秘密は守られている。



ハッピーエンドで幕

器の小さい宇宙人・高橋(角田晃広)の生存の危機ともなったホテルの存続が保たれ、環境破壊に手を貸すことになった市長(菊地凛子)たちも逮捕されて、30年後も幸せに生きているというラストとなった。最終回もバカリズムならではの会話劇を中心に進み、みなが“納得”な終り方となった。



清美の元夫(大倉孝二)も宇宙人のハーフ

同僚の宇宙人がいて、同僚の友人は超能力者、ホテルには未来から来た人やタイムリーパーもいる。清美の住む街は驚きの連続だが、清美の夫も宇宙人のハーフだったのも最終回に隠された驚きとなった。



最終話に山本耕史がタイムリーパーとして登場

予告にもでていた“F”のキーボルダーをつけたバックを持った男。いったい誰なのかと思えば、タイムリーパーだった。しかし、登場したものの清美たちに「ホテルを存続させて欲しい」と頼んだ時にはすでに解決しているという点で「山本耕史の無駄遣い?」など、さすがにバカリズムのドラマだから俳優陣が豪華だと話題になった。



安定した視聴率を獲得

第1話から通して大きく落ち込むことがなく世帯視聴率、個人視聴率ともに推移した。ビデオリサーチ社調べの世帯視聴率は5.6%、5.9%、5.3%、5.8%、5.7%、5.6%、5.5%、5.9%、6.7%、個人視聴率は3.3%、3.3%、3.0%、3.4%、3.3%、3.2%、3.1%、3.3%、3.9%と推移して最終回を迎えた。17日10時時点で視聴率は発表になっていない。野球中継が伸びたことで放送開始が1時間後となり、23時30分スタートとなったが、視聴率にどう左右するのか?判明次第、情報を更新する。



Blu-ray&DVDの発売&プレゼントが決定

2025年9月10日(水)に「ホットスポット」のBlu-ray&DVDが発売されることが決定した。そして、10名にプレゼントする企画が始まった。繰り返し見ることで、バカリズム脚本作品ならではの会話劇を堪能して物語の伏線や気づかなかったことにも気づける。



日本テレビ 2025年1月12日スタート。毎週日曜日22時30分放送「ホットスポット」。脚本:バカリズム。出演:市川実日子、鈴木杏、平岩紙、角田晃広、田中直樹、夏帆、坂井真紀、小日向文世、野呂佳代、白石隼也、木南晴夏、池松壮亮、菊地凛子 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@hotspot_ntv」。

日本テレビ「ホットスポット」番組公式サイト

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