「119エマージェンシーコール」土砂崩れの現場から瀬戸康史の妻子を救ったのは野沢雅子たち【第9話ネタバレ】

09時51分ドラマ
©フジテレビ

3月17日にフジ月9「119エマージェンシーコール」の第9話が放送された。昇進試験を控える兼下(瀬戸康史)の妻子が土砂崩れに巻き込まれてしまったが、助かった妻はSR(特別高度救助部隊)に誘いを受けている夫の背中を押す。3月24日(月)21時に第10話を放送する。雪(清野菜名)たちのもとに放火犯から通報が?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「119エマージェンシーコール」とは
消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちの“現実(リアル)”を描く完全オリジナルストーリーのドラマだ。その第9話が3月17日に放送された。

■第9話ネタバレあらすじ

粕原雪(清野菜名)が勤務する消防局の司令課3係。朝のミーテイングで高千穂一葉(中村ゆり)が堂島信一(佐藤浩市)の手術が本日行われると報告し、堂島からの「見舞いは禁止、仕事をしろ」というメッセージも伝える。

また、高千穂は兼下睦夫(瀬戸康史)に昇任試験を勧める。昇任したらゆくゆくはSR(特別高度救助部隊)に来ないかという話が来ているというのだ。新島紗良(見上愛)、与呉心之介(一ノ瀬颯)、箕輪健介(前原滉)、上杉昴(酒井大成)は、SRは全消防隊員のあこがれの部署だと驚く。しかし、兼下は現場にでていたころ、自分の判断ミスにより部下・塩見が怪我をして消防をやめたことが心に残っている。一人の人生を狂わせたと。そんな兼下の気持ちも考えて、妻・栞(高田里穂)もすぐにはSRへの復帰を勧めない。

ある日、兼下は自転車ごと落ちたという男性からの通報を受ける。最初は住所だけで状況がわからなかったが、雪は住所を地図と照らし合わせて、農業用の用水路に落ちたのではと副台から助言する。兼下は休憩時間になると、雪に礼を述べる。初めて感謝されて雪は戸惑う。

そんな折、土砂崩れで家が半壊したという男性から通報が入る。その場所は、兼下の妻・栞の実家の近くで、ちょうど妻も息子も帰省していた。最初に通報がはいったのは“4丁目”。妻の実家は3丁目だといい、現場から少し離れているので「何かあったらすぐに逃げろ」と伝えて、兼下は仕事に戻った。

兼下はその時、自宅で夫が倒れて心臓が動いていないという女性の通報を受け、電話ごしに心臓マッサージを指導していた。その時、栞の実家近くで土砂崩れが発生し、栞の両親が119番をかけてきた。兼下に替わってほしいと雪が頼まれるが、兼下は心臓マッサージの対応中だ。義理の父親は悔しそうに電話をきった。

その後、地域を回っているという町内会長が確認が取れていないのが栞の家だけだという。実は栞の実家に土砂が襲ってきていた。息子が119番に通報すると兼下がその通報を受けた。二人とも生きているが、土砂に巻き込まれている。

雪のところに近所の人(野沢雅子)から連絡が入る。栞の家についてだ。雪は救急隊がつくまで離れていてくれというが、栞のことも息子のことも小さい時から知っているし、立ち去ることなどできないと言われてしまう。救急隊が到着するとその人が隊員を誘導して栞と息子の救助を支援した。

二人とも助かった。入院している栞は兼下に「現場に戻れば?」と告げる。どの道を選んでも応援していると告げると兼下は微笑んだ。

兼下は消防署の近くで、自分の部下だった塩見をみかけた。



意外に阪や山が多い横浜市

“港”横浜のイメージが強いが、実は横浜市は面積が400キロ平方以上もあり、山地を切り崩して住宅開発したこともあり、第7話では山中で遭難したり、第8話で登場したように救急車が上れないような坂があったりと地形は変化に富んでいる。17日に放送のあった第9話では、土砂崩れの発生があった。



兼下(瀬戸康史)の妻子を土砂崩れから助けたのは近所の女性(声・野沢雅子)

土砂崩れが発生し、兼下の妻子が巻き込まれた。近所の人達も懸命の救助を行っていることがわかる緊迫の場面が描かれた。この土砂崩れのシーンでは大勢の声優が登場した。一帯の地域の町内会長役で田中秀幸、土砂崩れで家に閉じ込められた男性を宝亀克寿、自宅で夫が倒れ119番通報する女性を桑島法子、そして、兼下の妻子が土砂に巻き込まれた現場から連絡してきたのは、『ドラゴンボール』の孫悟空役をはじめ、『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎役など数多くの人気キャラクターを演じている大人気声優・野沢雅子だった。



第10話には沢城みゆきが登場

『ルパン三世』の峰不二子役をはじめ、『ゲゲゲの鬼太郎(第6期)』のゲゲゲの鬼太郎役、『鬼滅の刃』の堕姫役など数多くの人気キャラクターを演じている沢城みゆきが24日に放送になる第10話に登場する。“謎の人物”とされているが、司令官たちとどんな会話を繰り広げるのか?



第10話は放火を取り扱う

管内で起きているボヤが放火の疑いがあると、警察から連絡がくる。そして、さらに放火が発生するのだが、どうやら兼下はその犯人に心当たりがある模様だ。誰が放火をしているのか?雪(清野菜名)の耳はその声を聞き分けられるのか?



■第10話あらすじ

粕原雪(清野菜名)が勤務する司令課3係に来ていた上杉昴(酒井大成)はジョブ・ローテーションを終え、消防救助隊に戻り、新島紗良(見上愛)は4月から試験導入される「外国語対応救急隊」の立ち上げメンバーへの参加する。雪は、兼下睦夫(瀬戸康史)もSRに異動したら3係のメンバーが結構変わってしまうという与呉心之介(一ノ瀬颯)の発言に対し、兼下の反応が薄いことが気になる。また、高千穂(中村ゆり)は先日発生したボヤ火災について放火の可能性が高いことを伝えた。

兼下は空き家の前にあるゴミ袋が燃えていると言う男性からの火事通報に対応する。場所や火災の状況などを詳細に伝える男性だが、兼下が初期消火を頼むと通話が切られてしまった。同じ火災を目撃した主婦からの通報で消火されるが、警察は空き家を狙った連続放火の可能性を疑って捜査を始める。

雪は兼下と現場に向かうと男性の後に同じ火災を通報してきた主婦と出会う。主婦は火事を発見する前に、足を引きずった男性を目撃したという。男性通報者は火事に慣れている人ではないかと疑う雪。一方、兼下には思い当たる人物がいて…。



フジテレビ 2025年1月13日スタート。毎週月曜日21時放送「119エマージェンシーコール」。出演:清野菜名、瀬戸康史、見上愛、一ノ瀬颯、前原滉、酒井大成、三浦獠太、蓮佛美沙子、堀内敬子、遠山俊也、中村ゆり、佐藤浩市 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@drama119_cx」。

フジテレビ「119エマージェンシーコール」番組公式サイト

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