【最終回予告】「クジャクのダンス、誰が見た?」広瀬すずの母親は西田尚美だった【第9話ネタバレ】

11時15分ドラマ
@TBS

3月21日に放送されたTBS金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」第9話では小麦(広瀬すず)の出生の秘密を知る医師夫婦の殺害と沼田の殺害指示を出したのが弁護士で、阿南検事(瀧内公美)の父親である鳴川(間宮啓行)で有ることが判明した。3月28日に最終章の後編となる最終回の第10話を放送する。夫(藤本隆宏)を刺した京子(西田尚美)は春生(リリーフランキー)殺害の実行犯なのか?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」とは
原作は浅見理都の同名漫画で、元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相を追うヒューマンクライムサスペンスだ。事件の真相を追う中で、現在と過去の事件が交錯していく。その第9話が3月21日に放送された。

■第9話ネタバレあらすじ

心麦(広瀬すず)は松風(松山ケンイチ)と鳴川(間宮啓行)とともに、手紙に書かれていた最後の人物“廣島育美”のもとへ向かう。老人介護施設にいる廣島育美(池谷のぶえ)は、認知症を患っていて話がうまく伝わらない。しかし、小麦にむかって「おかちゃん、詩ちゃんは元気?」と話しかけた。その様子をみて、鳴川はなにか観念したようになり、松風たちと別行動をとる。

一方、捜査本部では阿波山夫妻殺害の疑いが赤沢(藤本隆宏)に向けられていた。赤沢の衣服に付着していた犬の毛が阿波山夫妻が飼っていた犬のDNAと一致したのだ。赤沢は部下達に追われることになった。

鳴川は「どこから間違ったのだろう」と過去を回想し始める。春生(リリーフランキー)が殺され火事が起きた現場に鳴川もいた。そして、だれか見知った人をみたようだった。鳴川は東賀山事件の担当検事だった。遠藤力也(酒向芳)の死刑判決が決まったが、なにかを隠している。そして、春生が事件を再度調べていることを知ると、沼田(酒井敏也)にゆさぶりをかける。沼田に覚醒剤を渡し、春生を監視するようにいう。さらに春生が書いた手紙を沼田が自ら偽装したと言わせる。しかし、沼田が小麦に真相を話そうとすると、薬の売人を使って沼田を殺させた。さらに小麦たちが調べを進めているのとをしると、その状況を知るために弁護士として松風たちに近づく。そして、出生の秘密を知る医師夫婦の殺害を行った。娘である阿南検事(瀧内公美)を守るため、遠藤力也の冤罪がばれるのを防ぐために。

検察では阿南(瀧内公美)がついに友哉(成田凌)の起訴を決意する。その友哉に松風が面会に行った。そして、友哉に、遠藤力也も友哉も“被害者”ではないかと思うと話した。拘置所をでた松風に神井(磯村悠斗)が近づいてきた。神井は松風たちと一緒に事件を探ろう都言い出す。そして、あるミネラルウォーターのパンフレットを見せる。そこには廣島育美と一緒に微笑む京子(西田尚美)の姿があった。さらに、死刑が決まった遠藤力也からもらったという手紙を見せる。

阿南の検事室にいる鳴川は阿南に「もし、友哉が冤罪だったら?」と聞くと、阿南は起訴を取り下げるといい「一人の検事ですから」と言う。鳴川は自分が道を踏み外したのはずっと前からだったと悟る。

実は、神井は遠藤力也、友哉親子と子どもの頃からの知り合いで、一緒にキャッチボールなどをしていたという。力也からの手紙には、事件がおきた日、林川家に盗みにいったことが書いてあった。その時、外から、その家の妻ではないだれかが林川(野間口徹)と一緒に赤ん坊を抱いて家に入ってきたという。長い時間が過ぎた後、1階で子どもの泣く声がしていたといい、力也は家に入ってみた。するとそこで林川たちが殺されていた。警察に通報したが、赤ん坊は2階にいたといわれ、他の女性というのは捜査を攪乱するために力也が作り上げた証言だとされてしまっていた。

そしてその女性が“おかちゃん”だと神井はいう。松風は京子の旧姓を息子に聞くことにした。すると京子の旧姓が“吉岡”だとわかった。小麦は女性が連れていたのが自分で、京子が母親だと気がついた。涙を流しながら、「クジャク見つけにいきましょう」と強く言った。

検事室で阿南に「どうして俺の背中を追った?」と鳴川は聞いた。阿南は憎いから最後まで見届けようとしたのだという。そして鳴川は部屋を出て行った。鳴川は警察署に出向き、阿波山夫妻を殺したのが自分だと名乗り出た。

一方、心麦、松風、神井は赤沢(藤本隆宏)のGPSを追いかけて林川家に辿り着く。扉を開けた先には、刺された赤沢と包丁を手にした妻の京子(西田尚美)がいた。



阿波山夫妻を殺したのは鳴川(間宮啓行)

第6話から登場した個性強めの鳴川は元検事で、現在弁護士をしている。そんな鳴川は東賀山事件の担当検事であり、現在、友哉の事件を担当している阿南検事(瀧内公美)の父親なのだが、自分が東賀山事件で冤罪を作り出してしまったことを隠蔽するため、阿南にいい父親であるために、事件を知る阿波山夫妻を殺し、沼田の殺害を指示した。



春生(リリーフランキー)の殺害は京子(西田尚美)?

主要キャストとして第1話から登場し、小麦(広瀬すず)の出生の秘密を握る人物であり、小麦をずっと見守ってきた京子だが、実は小麦の実の母親であり、「全てを終わらせる」ために夫の赤沢を刺していた。さらに、春生の事件現場から立ち去るところを鳴川に見られている。春生を殺したのは京子なのか?そして、東賀山事件とどう繋がっているのか?



廣島育美(池谷のぶえ)と京子をつないでいるミネラルウォーター

第1話から再三に渡り、赤沢が「妻から言われているから」といって持ち歩いて飲んでいたのはミネラルウォーターだ。ネットでも「あの水、怪しい」という声もでていた。



28日に放送される最終回で全てが明らかになる

第9話で阿波山夫妻、沼田の事件については鳴川だと判明した。最終回では春生の事件、そして、22年前の東賀山事件の真相が明らかになる。一気に伏線が回収される最終回が待ち遠しい。



サウンドトラックvol.2の配信中

2月にオリジナル・サウンドトラックの発売が始まり、好調な売り上げを見せている。その好調さを受けて、オリジナル・サウンドトラックvol.2の配信が決定した。vol.1では入りきらなかった楽曲を、3月19日(水)より各種ダウンロード・サブスクリプションサービスにて配信開始されている。



■最終回・第10話あらすじ

心麦(広瀬すず)にとっての宿命のはじまりである東賀山事件の全貌が明らかになる。赤沢(藤本隆宏)を刺した現場にいた京子(西田尚美)は22年前のことを話始める。

そして、心麦たちそれぞれの宿命が終わり、心麦と春生(リリー・フランキー)に愛の奇跡が訪れるー。春生はいつも小麦のことを信じてくれていた。



TBS金曜ドラマ 2025年1月24日スタート。毎週金曜日22時放送「クジャクのダンス、誰が見た?」。出演:広瀬すず、松山ケンイチ、磯村勇斗、リリーフランキー、成田凌、森崎ウィン、瀧内公美、酒井敏也、酒向芳、藤本隆宏、西田尚美、絃瀬聡一、斉藤優(パラシュート部隊)、仙道敦子、原日出子、野村康太、清乃あさ姫、石丸謙二郎、鳥谷宏之、篠井英介、間宮啓行 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kujaku_tbs」。

TBSの春ドラマ金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」番組公式サイト

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