【最終回予告】「119エマージェンシーコール」放火犯の共犯が爆発を起こした?佐藤浩市への恨み?【第10話ネタバレ】

03月25日09時08分ドラマ
©フジテレビ

3月24日にフジ月9「119エマージェンシーコール」の第10話が放送され、粕原雪(清野菜名)ら司令課3係全員の力で放火犯を探し、兼下睦夫(瀬戸康史)の元部下の潮見(藤堂日向)への疑いを晴らした。3月31日(月)21時に最終回・第11話を放送する。堂島信一(佐藤浩市)に恨みを持つ女が爆発をしかけたのか?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「119エマージェンシーコール」とは
消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちの“現実(リアル)”を描く完全オリジナルストーリーのドラマだ。その第10話が3月24日に放送された。

■第10話ネタバレあらすじ

粕原雪(清野菜名)が勤務する司令課3係に来ていた上杉昴(酒井大成)はジョブ・ローテーションを終え、消防救助隊に戻り、新島紗良(見上愛)は4月から試験導入される「外国語対応救急隊」の立ち上げメンバーへの参加する。雪は、兼下睦夫(瀬戸康史)もSRに異動したら3係のメンバーが結構変わってしまうという与呉心之介(一ノ瀬颯)の発言に対し、兼下の反応が薄いことが気になる。兼下は近くで見かけた元部下の潮見(藤堂日向)のことが気になっていた。潮見は兼下と同じ現場で負傷し、怪我のために消防を辞めざるを得なくなっていた。

また、高千穂(中村ゆり)は先日発生したボヤ火災について放火の可能性が高いこと、不信点があれば必ず警察に連絡することを伝えた。

兼下は空き家の前にあるゴミ袋が燃えていると言う男性からの火事通報に対応する。場所や火災の状況などを詳細に伝える男性だが、兼下が初期消火を頼むと通話が切られてしまった。同じ火災を目撃した主婦からの通報もあり、消火されるが、警察は空き家を狙った連続放火の可能性を疑って捜査を始める。

雪は兼下と現場に向かうと男性の後に同じ火災を通報してきた主婦と出会う。主婦は火事を発見する前に、足を引きずった男性を目撃したという。副台で兼下が受けていた通報を同時に聞いていた雪は、男性通報者の的確な場所の指定や表現に、通報者が火事に慣れている人ではないかと疑う。兼下は潮見が事故の後遺症で足を引きづっていることを思い出し、さらに、通報者の声からその男性が潮見ではないかと思う。

箕輪健介(前原滉)は放火が発生している時点を線でむすぶと、中心に横浜消防署になることから、消防に恨みがある人間による犯行ではないかといい、次に放火が起きるなら、と場所を特定する。雪はその付近にいってみると数件の空き家があった。その時、男性をすれ違っていた。

兼下は署にもどり、再度通報を確認する。そして、耳が抜群にいい雪に昔取った動画をみせ、通報者の声と比較してもらう。雪は同一人物だといい、高千穂に報告したほうがいいのではというが、兼下は拒絶する。それなら、直接潮見に聞いてみて欲しいと雪はいうが、兼下は何も言わない。

兼下が有給をとって休んでいる日、女性から火災発生の通報が入る。住所は箕輪が予想したところで、雪が空き家を確認したところだった。消防車がそこに急ぐと、さらに付近で火災の連絡が兼下からも入る。女性からの通報の場所に向かうが、そこには火災の痕跡はなかった。消防が兼下が連絡してきた場所に向かうと、火災を消した痕跡は残っているものの兼下はいない。兼下は近くにいた怪しい人物を追っていた。

高千穂は自分たちは警察ではないからと追跡を辞めるようにいうが、兼下は辞めない。そして、また、兼下から火災の通報が入った。放火犯が隠れていた場所だという。初期消火を始めようとすると、犯人が戻ってきた。格闘となっているが、その間にも火の手は大きくなっている。隙をみて犯人が逃げ出す。その時、兼下は自分のスマホを犯人のバックにいれた。

雪が受けていた兼下からの通報から走る音や自転車を漕ぐ音が聞こえ始めた。兼下が雪が抜群に耳がいいことに賭けたのだ。

兼下は近所の人の助けもあり、初期消火を成功させた。そして、雪が聞いていたスマホから、市庁舎のロビーでずっと鳴っている音楽を聴き取る。警察に連絡して放火犯は捕まった。ただ、雪はその男性と現場近くですれ違っていて、だれかと電話していたことを思い出した。

兼下は警察で事情を聞かれたあと、勤務に戻ろうと歩いていると、潮見とあった。潮見は自分が消防をやめたのは兼下のせいではないという。その現場にむかう以前から現場に向かうとき、恐ろしさのあまり手が震えるようになっていたのだという。祖父、父も消防士だった手前、「辞めたい」とはいえずにいたが、火事で負傷したことで辞められたといい、今は介護施設で元気に働いていると兼下に微笑んだ。

司令課に堂島信一(佐藤浩市)が復帰してきた。そして受けた最初の通報で「もしかしてあなた堂島さん?」と女性に言われる。そして消防が無能だということを証明すると言われる。その時、雪が受けた通報で横浜のビルで爆発があったと言われた。



兼下(瀬戸康史)、雪(清野菜名)の大活躍

24日に放送された第10話は放火犯が取り扱われた。空き家近くで段ボールを燃やし、ボヤを起こして楽しむような犯人だが、初期消火に遅れると大問題になる。そんな犯人を現場で見かけると刑事ばりの追跡で追い詰め、さらに、雪(清野菜名)の耳を信じてバックにスマホを忍び込ませて、音で犯人を追跡した。ドラマでは表彰されたのは兼下だけのようだが、自転車の音、他の人には聞き取れないような音楽を聴き取って直接の逮捕につなげた雪の功績も大きい。



兼下の元部下の潮見(藤堂日向)が消防を辞めた理由

兼下が火災現場で起こした行動で負傷してしまい、消防をやめることになったと描かれていた潮見だが、実際はもっと前から消防の現場に出向くことが難しい精神状態だったこともわかった。



ビルの爆発は放火犯の共犯者が起こしたのか?

第10話の放火の時に、虚偽の通報をしてきた女性は通報後にすぐに携帯を解約している。さらに雪は犯人とすれ違ったときに「数日のうちには必ず」と犯行を思わせるような会話を犯人が誰かとしていることを思い出す。そして発生したビルの爆発。実行犯の男性は捕まっているが、虚偽通報の女性はまだ捕まっていない。31日に放送される最終話・第11話で謎が判明する。



通報者の声が多彩。最終回は山寺宏一が登場

第1話から一環して声の出演者が多い「119エマージェンシーコール」だが、第11話では『それいけ!アンパンマン』のジャムおじさん役、めいけんチーズ役、カバオくん役をはじめ、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの加持リョウジ役や、『ルパン三世』シリーズの銭形警部役など数多くの人気キャラクターを演じて人気の山寺宏一が登場する。草刈り中に発生したある事故を通報するのだが、いったい何を見たのか?



■最終回・第11話あらすじ

堂島信一(佐藤浩市)が女性からの不信な通報を受け、雪(清野菜名)がビル爆発の通報を受けた。それを皮切りに兼下睦夫(瀬戸康史)、新島紗良(見上愛)、与呉心之介(一ノ瀬颯)、箕輪健介(前原滉)らも、爆発したビル内外からの続々と入る救助要請に追われることになる。そんな中、雪は火災が発生している現場に取り残されてしまった女性からの通報を受ける。

消火および救助活動が終了する。そこに、田中悠(三浦獠太)が来ると堂島に声を掛け、刑事を引き合わせる。刑事はある1枚の写真を堂島に差し出した。

また、雪は爆発したビルの火災現場を訪れるが、規制線が張られ近づけなくなっている。そこで上杉昴(酒井大成)と出くわした雪は、火災当時の状況を聞く。



フジテレビ 2025年1月13日スタート。毎週月曜日21時放送「119エマージェンシーコール」。出演:清野菜名、瀬戸康史、見上愛、一ノ瀬颯、前原滉、酒井大成、三浦獠太、蓮佛美沙子、堀内敬子、遠山俊也、中村ゆり、佐藤浩市 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@drama119_cx」。

フジテレビ「119エマージェンシーコール」番組公式サイト

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