NHK「アストリッドとラファエル5」第1話“毒蛇(前編)”でラファエルとアストリッドが謎の組織に誘拐!?ネタバレと第2話予告

4月6日(日)に「アストリッドとラファエル5 文書係の事件録」(全8回)の第1話“毒蛇(前編)”が放送された。気になる第1話のネタバレあらすじとみどころを紹介。シーズン1~4はNHKオンデマンドで配信、番組サイトで1分PR、予告動画などが公開されている。
「アストリッドとラファエル5 文書係の事件録」は、犯罪資料局の文書係として働く頭脳派のアストリッドと、猪突猛進型の警視ラファエルの女性コンビが難事件の解決に挑むフランス発のミステリードラマ。⇒ドラマ詳細
前回シーズン4の最終話でニコラと恋人関係を気づき始めた矢先にラファエルの妊娠が発覚、第1話はその2か月後の物語だ。検査キッドで妊娠判定が出たにも拘わらず、ラファエルは確実な検査を受けず、ニコラにもその事実を告げていない。
そんなラファエルに、アストリッドは早急に検査するようつよく進める。いつもなら他人のプライバシーに立ち入らないアストリッドだが、ラファエルとの関係が変化してしまうのではと心配になり、妊娠の有無をいち早く知りたかったのだ。
ラファエルは重い腰を上げて検査センターへ行き、ラファエルの不審な動きに別の恋人ができたのではないかと疑いを抱くニコラ…。ちょっとしたすれ違いがありながらも、ドラマラストではラファエルはニコラと“妊娠”を喜びあう結果となった。
一方、社会力向上クラブで、以前とても親しくしていたサミと再会したアストリッドは、突然いつものパズルが解けなくなる。さらに、テツオの滞在ビザが却下されたことで彼の東京行きが決定し、離れ離れになることに…。
幸せいっぱいのラファエルに対して、大きな変化が一度にやってきてしまったアストリッド。そんな2人の前に、突然現れた黒眼鏡の怪しげな男。第2話で、彼がフランス情報機関・DGSEの捜査官だと判明するのだが…、はたして彼が2人を連れていった理由とは?
第1話には主要キャストの同僚ノラ警部補、監察医のフルニエ、バシェール警視正、ウイリアムと社会力向上クラブのいつも面々、そして久しぶりにラファエルの父で政治家のフィリップ・コストが登場。シーズン初めとは別人のような、娘に甘い優しい父親の顔を見せてくれた。
【シーズン4 全話ネタバレあらすじ】
■第1回 毒ヘビ(前編) あらすじ
公園のベンチでカナダのモントリオールから来た女性・アリス・タリオの遺体が発見される。死因はヘビの毒と思われたがかまれた形跡はなく、首に注射針のような傷があるだけだった。アストリッドはすぐにそれが「毒ヘビ」と呼ばれる正体不明のプロの殺し屋の犯行だと突き止める。過去54件もの暗殺を成功させていた「毒ヘビ」だったが、ここ6年は事件を起こしていなかった。
さらに一般人と思われた被害者宅を捜査しにいくと、彼女が住んでいた痕跡がすっかり消されていた。不審に思ったラファエルは父に連絡を入れ、外務省を通じてアリスについて調べてもらう。アストリッドは被害者宅の前に違法駐車された商用バンが「毒へび」の司令塔だと見抜く。さらにノラが監視映像が外部からハッキングされていたことを突き止め、IPアドレスを辿って「毒ヘビ」の居場所を突き止めた。
そこに居たのは、6歳の息子をもつ母で、彼女こそが正体不明の暗殺者だった。引退したはずの「毒へび」が今回の暗殺を引き受けたのは、息子を誘拐されたためだった。依頼者の身元もアリス殺害理由も知らない彼女だったが、アリスの動向を探っていたときに、アリスが郊外に住む女性を監視していたと話す。
ラファエルとノラは郊外に住む小説家のアメリカ人エミリー・ブラッドウェイの元を訪れる。彼女も一見するとごく普通の女性だった。
その後、アリスがカナダ人ではなく、軍学校を卒業したアメリカ人だと判明。再びエミリー・ブラッドウェイに話を聞きに行くが、郊外の屋敷はもぬけの殻だった。
フランスの滞在ビザが却下されたとテツオがアストリッドに報告する。社会力向上クラブで幼なじみのサミと会ってからどこか落ち着かないアストリッドは、さらなる予想外の出来事を受け止めきれず、テツオになんの言葉もかけられない。
検査センターから送られてきた妊娠結果を開封できずにいたラファエルは、ニコラに開けてもらうことに…。そこには「妊娠」の文字。ニコラは一瞬パニックに陥るが、すぐに喜びを露にし、ラファエルと抱きあう。
翌日、アストリッドは、ラファエルの妊娠で2人の関係が変わってしまうのではないかという不安を告白。ラファエルは2人の友情が崩れることはないと保証する。
するとそこへ、眼鏡の男が現れ、銃をちらつかせてふたりを黒いバンに乗せて連れ去っていった。
■第2回 毒ヘビ(後編) あらすじ
ラファエルとアストリッドはフランスの情報機関、DGSEから秘密裏に協力を依頼される。ラファエルたちが追う事件の被害者は特別な証人保護プログラムを受けていて、殺害の依頼主は国際的な犯罪組織の一員で身元不明の「アキレス」だというのだ。協力することにしたラファエルたちは、「アキレス」が殺し屋との連絡手段に使っていた図書館を調べに行く。すると今度はアメリカの情報機関、CIAがラファエルたちに接触してくる。
■キャスト
アストリッド・ニールセン(サラ・モーテンセン:貫地谷しほり)
ラファエル・コスト(ローラ・ドベール:林真里花)
二コラ・ペラン(ブノワ・ミシェル:川田紳司)
ノラ・モンスール(ソフィア・ヤムナ:種﨑敦美)
アンリ・フルニエ(ウスキ・キアル:佐々木睦)
カール・バシェール(ジャン・ルイ・ギャルソン:藤真秀)
テオ(ティミ・ジョイ・マルボ:宮瀬尚也)
ウィリアム・トマ(ジャン・ブノワ・スイル:粟野志門)
テツオ・タナカ(ケンゴ・サイトウ:中川慶一)
サミ・グルメ(ドミニク・エンゲルハート:佐川和正)
パトリシア(ジュリー・アーノルド:小宮和枝)
原題:Astrid et Raphaëlle
制作:2024年 フランス
© Patrick FOUQUE - FTV - JLA
【放送予定】NHK総合 2025年4月6日(日)23時より 全8話
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)| 字幕放送有り]
(放送日時は変更になる場合があり)
◇NHK「アストリッドとラファエル5文書係の事件録」番組サイト
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