“これは○○マンだ！”で見るともっと楽しい？ のぶの祖父・吉田鋼太郎が語る、「あんぱん」の裏側

現在、第3週が放送中の連続テレビ小説「あんぱん」で、主人公・朝田のぶ（今田美桜）の祖父・釜次を演じる吉田鋼太郎からオフィシャルコメントが届いた。ドラマ関連動画はHPで公開中だ。



釜次は頑固な職人で亭主関白な一面もあるが、根は優しく家族思いの人物だ。
そんな釜次を吉田は「頑固な職人ですね。亭主関白で独りよがりな部分もありますが、根はやさしくて家族思い。表には出しませんが3人の孫たちを溺愛している、とても愛のある人だと思います。女性はおしとやかでなければならないという時代に育ったので、のぶのおてんばに少し悩まされているところはありますが……(笑)。でも、そんなところもかわいいんですよね。演じる今田さんは、のぶの勝ち気でまっすぐなところをよく表現されていて、すごくすてきだと思います」と語っている。



また、朝田家での撮影については、「草吉を演じる阿部さんと念願の共演が実現したことに喜びを感じており、以前ドラマで共演した際はあまり関わりがなかったので、ずっと一緒に芝居をしたいと思っていた」という。「今回、一緒に演技できることがとても嬉しく、ドキドキしながらアドリブを交えて芝居を仕掛けてみるが、阿部さんには少し迷惑をかけているかもしれない」と笑っている。アドリブも土佐ことばで行う必要があり、事前に演技指導の方に相談し、準備を整えて臨んでいるが、もはやアドリブと言えるかどうか疑問だと冗談を交えて話す。

夫婦役の浅田美代子とは以前「花子とアン」で共演したが、当時は一緒のシーンがなかったので、「今回はリベンジだね」と話していた。初日から「釜じい、釜じい」と声をかけてくださり、お互いに演技がしやすいように良い空気を作りながら距離を縮めていった。浅田は想像以上に素敵な方で、演技を通じてますますその魅力を感じているとのこと。

最後に、視聴者に向けてメッセージ。「今田さんが演じるのぶの、まっすぐで純粋な姿は、見ている方たちに元気を与えてくれると思います。そして、今回出てくる多彩な登場人物を“アンパンマン”のキャラクターに重ね合わせて「これは○○マンだ！」と言いながら見るのも楽しいでしょうね。僕もこの先の物語を楽しみにしています」と、期待を込めて締めくくった。

「あんぱん」は『アンパンマン』を生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった二人の人生。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現し『アンパンマン』にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語だ。⇒【全話あらすじ・関連記事】

作品概要
脚本：中園ミホ
主題歌：RADWIMPS「賜物」
語り： 林田理沙アナウンサー
出演：今田美桜，北村匠海，江口のりこ，加瀬亮，河合優実，原菜乃華，細田佳央太，中沢元紀，斉藤暁，永瀬ゆずな，木村優来，浅田美代子，吉田鋼太郎，竹野内豊，阿部サダヲ　他

　＜総合＞（月～土）午前8時～8時15分／午後0時45分～1時［再］
　＜BSプレミアム＞（月～土）午前7時30分～7時45分／午後11時00分～11時30分［再］
　　　（土）午前9時45分～11時［1週間分］

◇NHK朝ドラ「あんぱん」番組公式サイト
◇ NHK朝ドラ「あんぱん」番組公式Twitter @asadora_nhk

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