「Dr.アシュラ」尊敬していた救急医・渡部篤郎の豹変に驚く松本若菜【第1話ネタバレ・2話予告】

04月17日10時28分ドラマ
©フジテレビ

2025年4月16日に「Dr.アシュラ」(毎週水曜、22時、フジテレビ)の第1話が放送された。朱羅(松本若菜)は上司の制止を振り切って、研修医の薬師寺(佐野晶哉(Aぇ! Group))を巻き込んで人の命を救い続けるが、外科に配置転換されてしまう。4月23日に第2話が放送となる。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「Dr.アシュラ」とは
「Dr.アシュラ」は命と最前線で向き合う救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医の活躍をノンストップでお届けする救命医療ドラマだ。その第1話が4月16日に放送された。

■第1話ネタバレあらすじ

帝釈総合病院・救急科。院長・不動勝治(佐野史郎)の方針で重症患者は受けていないので安心するように、研修医の薬師寺保(佐野晶哉)は言われた。医療ミスなどが起きないようにするのが理由だという。その言葉に安堵する保だが、看護師の歩夢(荒井玲良)は「でも今日もアシュラ先生いるからね」と意味深な一言を加える。救命医・杏野朱羅(松本若菜)は“アシュラ”と呼ばれている。そして、朱羅がいるときは重症患者でも受け付けてしまう。

元・救急科科長であり、朱羅にとっての師匠・多聞真(渡部篤郎)が海外へ渡航してからは、多聞の意思を継ぎ孤軍奮闘している。ソファで眠っていた朱羅は目を覚まし「来る!」とつぶやくなり、初療室へ急ぐ。保が後を追うと救急隊からのホットラインが鳴る。心肺停止患者の受け入れ要請に対し朱羅は「すぐに連れてきて」と答える。

救急車が到着し、朱羅は救急隊員から急患の心臓マッサージを引き継ぐ。保と歩夢に指示を出しながら必死に蘇生を試みる朱羅。そのさなか、銃で撃たれた組長をヤクザたちが運び込んできて治療を優先するようにすごむが、朱羅にそんな脅しは通用しない。業を煮やした舎弟が銃を突きつけるが、「私の患者に手を出すな」と朱羅は舎弟の首筋にメスを向けて黙らせる。

その頃、医療法人帝釈会・理事長の阿含百合(片平なぎさ)は、国際帝釈病院の新設に向けて奔走しておいた。不動は赤字の多い救急科を廃止することで国際帝釈病院の設立のための融資を受けようと考えていた。阿含は多聞ら有名医師を呼び寄せ、VIP患者を多く担当し、資金をかせごうとしていた。多聞は病院に戻る代わりにある条件をつけていた。

相変わらず、重傷の救急患者を受けている朱羅は救急科の科長である大黒(田辺誠一)に怒られるが、全く意に介さない。それどころか、トンネル崩落の連絡を受け、大黒が軽傷者しか受け入れないというと、薬師寺を引き連れて現場に向かってしまう。

現場に到着し、朱羅は患者の治療を開始する。そのとき少女がトンネル内部に取り残されていることがわかった。救急隊員の制止も聞かず、トンネル内部に朱羅は入り込む。薬師寺も仕方なくついてゆくが、少女の身体を鉄筋が貫通している状態で、心臓も止まっている。そのまま心臓マッサージをすれば、心拍再開すると大量出血してしまう。朱羅はその場で回復し、直接心臓マッサージをする。心拍が再開しても、容体は安定しない。朱羅は少女が糖尿だと気がつく。しかし、インスリンを投与する注射が壊れている。以前助けたヤクザが母親から預かってきたインスリンを持ってきてくれた。少女の命は助かった。少女を運び出すとトンネルは本格的に崩落した。

夜、病院で本格的に手術を行った。朱羅は患者に感謝されなくていいという。患者が助かるだけで報われるというのだ。

不動は朱羅を首にするという。しかし、多聞がそれを阻止し、朱羅を外科に異動させることにした。そして、近いうちに救急科を廃止すると多聞は言った。

阿含は多聞だけでなく、東王大学病院の心臓血管外科医師・梵天太郎(荒川良々)、アメリカ帰りの形成外科医・六道ナオミ(小雪)も病院に招聘した。



「私、失敗しないので」のような朱羅(松本若菜)

16日から放送された第1話では、救急科の朱羅は、病院に救急隊から要請がくれば、上司の制止も振り切って受け入れてしまう。そして、どんな困難な患者も朱羅の手にかかれば、命が助かる。スーパードクターだが、周りに味方が誰もいない状況からスタートしてゆく。



第1話のゲストは菅野莉央、注目子役の池村碧彩、大河内浩、波岡一喜

菅野莉央は、2022年秋に放送された月9「PICU小児集中治療室」では小児外科医として子どもの命を救っていたが、今回は“救われる側”だ。自分自身も朱羅の力で助けてもらい、さらに子ども(池村碧彩)はトンネル崩落事故の現場で命を張って助けてもらう。放送後、自身の公式Xで「今回はいつもの助ける側から“助けられる側”になった菅野」とつぶやいている。



登場人物のキャラが濃すぎる

救急救命のためなら上司の言うこともまったく聞かない朱羅(松本若菜)の周りを取り囲む人物たちもその風貌からも濃いキャラが揃っている。朱羅に振り回される研修医の薬師寺(佐野晶哉(Aぇ! Group))は不慣れなためになにかある度に大声を出してしまうし、上司の大黒(田辺誠一)の髪型も個性的だ。そしてなにより個性的な風貌は外科の金剛(鈴木浩介)。ちょびひげをはやした姿はまるで明治時代の時代物にでてくる人物のようだ。



23日に放送される第2話、動き出すそれぞれの思惑

国際帝釈病院の設立を成功させたい理事長の阿含百合(片平なぎさ)、設立に貢献したことを手柄として元の病院に復帰したい不動(佐野史郎)、救急科を廃止するといっているが、患者を救うことを考えている多聞(渡部篤郎)、外部から招かれた梵天太郎(荒川良々)、六道ナオミ(小雪)らの思惑が交差する第2話となる。



■第2話あらすじ

理事長の阿含百合(片平なぎさ)が国際帝釈病院を設立するために呼び戻した多聞(渡部篤郎)の帰国は救急科にとってこの上ないニュースだったが、多聞は救急科の廃止を朱羅(松本若菜)に告げる。多聞の変わりように言葉を亡くしてしまう。

救急隊員の吉祥寺拓巳(猪塚健太)によりストレッチャーで男児が運び込まれてくる。男児は川に転落し心肺停止状態になっていた。薬師寺保(佐野晶哉)は懸命に心臓マッサージを続ける保だが、1時間が経過し、次第に諦めの表情をみせ動きを止める。そんな保を押しのけ朱羅は心臓マッサージを始める。



フジテレビ 2025年4月16日スタート。毎週水曜日22時放送「Dr.アシュラ」。出演:松本若菜、佐野晶哉(Aぇ! Group)、渡部篤郎、片平なぎさ、鈴木浩介、佐野史郎、田辺誠一、小雪、荒川良々、猪塚健太、結城モエ、荒井玲良、阿南敦子 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@dr_asura_drama」。

フジテレビ「Dr.アシュラ」番組公式サイト

【2025年春ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】