【最終回ネタバレ】死神コンミョン、キム・ミンハを守って消滅…「私が死ぬ一週間前」初恋の救済結末に視聴者感涙(第5話第6話)

04月18日10時56分ドラマ
画像:YouTube「내가 죽기 일주일 전」5-6EP(予告映像)より

TVINGオリジナルシリーズ「私が死ぬ一週間前」が、美しくも切ないエンディングで、視聴者に深い余韻を残した。本作はtvNで 4月17日~5月2日まで放送される。TVINGにて先行配信された第5話と第6話(最終回)のあらすじと見どころを紹介。(ネタバレあり)



第5話と第6話では、ラム(コンミョン)とヒワン(キム・ミンハ)の最後の旅路が描かれた。ヒワンを守ったラムは消滅し、ヒワンはラムの記憶とともに再び生きていくことを決意した。2人が共に過ごした一週間の物語は温かな感動を残し、物語のラストページを彩った。

【私が死ぬ一週間前】(全6話)韓国ドラマ紹介「私が死ぬ一週間前」は、世界を背にして生きていたヒワンの前に、初恋のラムが死神となって現れ、繰り広げられる青春ファンタジーロマンスを描いている。⇒【関連記事・各話あらすじ】

■キャスト
チョン・ヒワン役:キム・ミンハ
死神キム・ラム/ラム役:コンミョン
イ・ホンソク役:チョン・ゴンジュ
ユン・テギョン役:オ・ウリ
チョン・イルボム役:コ・チャンソク
キム・ジョンスク役:ソ・ヨンヒ
 ほか

ラムとヒワンは最後のバケットリストとして、ラムの母ジョンスク(ソ・ヨンヒ)に会いに行った。ラムの死に罪悪感を抱いていたヒワンは、長く胸に秘めていた思いをジョンスクに伝えた。ジョンスクはヒワンの痛みを理解し、涙を流すヒワンを温かく抱きしめた。ラムもヒワンに導かれて母に会い、ようやく本当の別れを交わした。

2人の一週間は終わりに近づいていた。ヒワンはラムウと過ごす日々に感謝を伝える。口づけとともに「ようやく自分の時間が流れ出した気がする」「一日が終わってほしくないと思ったのは初めて」と想いを打ち明けた。

ヒワンはラムのようにバケットリストを書き始めた。ちゃんと世界とお別れをしようと決心したのだ。それはすべて、ラムがそばにいてくれたからこそ可能なことだった。ヒワンは家族にプレゼントを贈り、ラムとは「平凡でありふれたデート」を楽しんだ。手をつないで歩いたり、海辺に出かけたりと、2人は幸せな時間を過ごした。

ラムと一緒にいるうちに、ヒワンは自分がもともと命を絶つ運命にあったことに気づいた。だが死よりも怖いのは、もうラムに会えないこと。ラムはヒワンに生きていてほしいと願った。人生への希望を失わず、元気に生きていてほしいと望んだ。「僕たちが共に過ごした時間は消えない。すべて君の中にある。君はチョン・ヒワンであり、同時にキム・ラムでもある」と語り、ヒワンを慰めた。そしてラムは、ヒワンのもとを去った。

家に戻ったヒワンは、生きていく自信を失っていた。再びラムを失った喪失感と罪悪感が彼女を押しつぶしていた。そんなヒワンの前に現れたのは、意外にもヨンヒョン(シム・ウンギョン)だった。ヨンヒョンは、ヒワンが命を絶たないように必死に説得した。そのとき、ラムが再び姿を現した。「君を救うことが、僕自身を救うことなんだ。生き抜いて、必ずまた会おう」と最後のメッセージを残し、ラムは完全に姿を消した。ヒワンは屋上の手すりから降り、そして生きることを選んだ。以後、彼女はラムを思いながら日々を送っていった。ラムの残した痕跡はいたるところに残り、ヒワンの暮らしを支えてくれた。

「私たちにとって“私を愛すること”は、結局“あなたを愛すること”なのだ」というヒワンの最後のナレーションは、胸を締めつけるような感動を与えた。

青春ファンタジーロマンス「私が死ぬ一週間前」は、愛する人との別れと、その後に残された者がどう生きていくかを描いた青春ファンタジーロマンス。誰しもが経験しうる“喪失”というテーマを、美しくも切なく描き出した。主演のコンミョンとキム・ミンハは、繊細な感情の変化を巧みに表現し、笑いと涙を交えた多彩な演技で物語に命を吹き込んだ。

“名前を取り違える”という小さな偶然から始まった初恋が、やがてお互いを救う運命へと昇華していく姿は、多くの視聴者の胸を打った。

なお、本作はtvNで 4月17日~5月2日まで放送される。全6話はTVINGにて先行配信中だ。

YouTube「내가 죽기 일주일 전」하이라이트 영상(ハイライト映像)

TVING「내가 죽기 일주일 전」HP

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