“キム・ヘジャを守りたくて” ハン・ジミン&イ・ジョンウンが「君は天国でも美しい」に自ら志願【制作発表会動画&レポ】

2022年の『私たちのブルース』以来約3年ぶりにキム・ヘジャがドラマに帰ってくる。
4月19日スタートするJTBC新週末ドラマ「君は天国でも美しい(原題:천국보다 아름다운)」の制作発表会画18日開催され、主演のキム・ヘジャ、共演のソン・ソック、ハン・ジミン、イ・ジョンウン、チョン・ホジン、リュ・ドクファン、そして演出を手がけたキム・ソギュンPDが登壇。作品に込めた思いや制作秘話が明かされた。本作はNetflixでも独占配信される。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「君は天国でも美しい」は、人生の終わりを迎えた80歳の女性イ・ヘスク(キム・ヘジャ)が、天国で若返った夫ナクジュン(ソン・ソック)と再会し、もう一度「夫婦生活」をやり直すというファンタジー・ヒューマンドラマ。
「まぶしくて―私たちの輝く時間―」でもタッグを組んだキム・ソギュンPDと脚本家イ・ナムギュ、キム・スジン、そしてキム・ヘジャの再集結によって実現した。「キム・ヘジャのすべてを込められる作品を」という思いから、“キム・ヘジャプロジェクト”として企画され、脚本家たちも自身の仕事を止めて合流するほどだったという。
ドラマの舞台となる“天国”は、死後に永遠を過ごす場所ではなく、それぞれが選んだ姿と形で新たな人生を送る空間として描かれており、現実と地続きのような設定が特徴。完璧な楽園ではなく、現世で整理しきれなかった感情や思いを抱えた人物たちが集まっている場所でもある。
キム・ヘジャは「撮影中ずっと楽しかったし、年齢を考えるとこれが最後の作品になるかもしれないと思いながら臨んだ。感謝と幸せな気持ちでいっぱい」と静かに語った。自身が演じるイ・ヘスクについても、「夫への愛が深く、突然の事故で彼を失った後、人生に立ち向かってきた女性」として、共感できるキャラクターだと語っている。
夫ナクジュンを演じるのはソン・ソック。実年齢42歳の年の差を超えて夫婦役を演じたが、「キム・ヘジャさんが相手だったからこそ自然に演じることができた」とコメント。実はこのキャスティングは、キム・ヘジャ自身が「私の解放日誌」を観てソン・ソックを推薦したことがきっかけだった。「本当に夫のように支えてくれた」と感謝の気持ちを表している。
さらに、「まぶしくて」などの作品で共演したハン・ジミンとイ・ジョンウンは、自らキム・ソギュンPDに「キム・ヘジャさんのために出演したい」と直談判し、元々存在しなかった役まで作ってもらって出演が決まったという。キムPDは「お二人の参加によって、ドラマの世界観がより豊かになった」と語った。
2022年のtvN「私たちのブルース」以来、約3年ぶりの出演。現在83歳のキム・ヘジャは「私がやりたいこと、関心のあることはただひとつ、演技です。だから、演技以外は本当に何もできません。演技が一番好きで、何より幸せです」と語った。
「これが最後の作品になるかもしれない」という言葉に、司会のパク・ギョンリムが「次の作品でもぜひお会いしたい」と返すと、キム・ヘジャは微笑みながら「誰にも分からないことよね」と応じた。
「君は天国でも美しい」は4月19日より毎週土曜日(22:40)、日曜日(22:30)から放送、そのあと、Netflixにて世界配信される。
◇「君は天国でも美しい」Netflix公式予告
◇JTBC「천국보다 아름다운」HP
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