「鬼宮」不気味な“片足鬼”に変身したのは名バイプレイヤーのイ・テゴム

03時00分ドラマ
写真:이태검 Instagramより

新作の幕開けを飾るにふさわしい、インパクト抜群の怪異がヨリの前に現れた。霊媒としての宿命を背負った巫女ヨリ(キム・ジヨン/宇宙少女ボナ)が出会った、最初の恐怖――それは物乞いの姿をした不気味な鬼神だった。

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SBSの新作ファンタジーロマンス時代劇「鬼宮(귀궁)」第1話には、韓国の伝承に基づいた妖怪“片足鬼(외다리 귀신)”が登場。中でも、物乞いの姿をしたこの鬼神は、かつて人間だったころの悲哀をまといながら、片足を引きずりヨリの前に現れる。

片足鬼は、自分の脚を切り命を奪った両班の娘に取り憑いて復讐をしようとしていていた。阻止しようとするヨリに「この娘と共にあの世に行く」と迫る姿は、視聴者に不気味さと哀しさの入り混じる余韻を残した。



この“片足鬼”を演じたのは、名バイプレイヤーとして知られる俳優イ・テゴム(이태검、1980年2月28日生)。ドラマ「カクシタル」「六龍が飛ぶ」「ボイス~112の奇跡~」「30だけど17です」などで確かな演技力を見せてきた彼は、「鬼宮」では怨念と狂気を宿した鬼神を熱演。登場シーンは短くとも、強烈な存在感を放ち、SNSでも「片足鬼が怖すぎる」「俳優の演技に引き込まれた」と話題を呼んだ。

イ・テゴムは演劇舞台で培った実力をもとに、SBSドラマ「緑豆の花」では義兵運動家の参謀役、MBC「ジャスティス2-検法男女-」では事件のキーパーソンを演じ、tvN「哲仁王后 俺がクイーン!?」では内官役など、ジャンルを問わず活躍している。現在はT&Iカルチャーズに所属。

「鬼宮」は、霊媒としての運命を拒む巫女ヨリと、ヨリの初恋の相手ユン・ガプの体に閉じ込められたイムギ(蛇が龍になる前の韓国伝説の動物)のカンチョリが、王家に恨みを抱く八尺鬼(パルチョッキ)と対峙し、体と魂が複雑に絡み合う肉体争奪ファンタジーロマンス。各話のあらすじと見どころ、制作発表会レポ、キャスト紹介、関連動画や韓国での評判などは【「鬼宮」を2倍楽しむ】でまとめている。

「鬼宮」はSBSにて4月18日から毎週金・土曜日21:50から放送している、Leminoで23:20から最新話更新予定。 Prime Video の「Leminoセレクト」でも楽しめる。第3話は25日(金)放送。

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