「キャスター」阿部寛が賭博の真実を暴き出す…大谷翔平が巻き込まれた事件のよう【第2話ネタバレ・3話予告】

「キャスター」(毎週日曜、21時TBS)の第2話が4月20日に放送された。進藤(阿部寛)が扱ったのは、オンラインカジノだ。バレーボール選手・名和(鈴木貴之)は信頼するトレーナー・今井(味方良介)に勝手に口座の金を使われ、賭博の容疑までかけられた。4月27日に放送される第3話に、リケ女役で11年ぶりに“のん”が登場。予告動画は番組公式サイトに掲載されている。
「キャスター」とは
「キャスター」生ぬるい報道体制を正すことが使命で、番組を正すためにやってきたと豪語する進藤(阿部寛)は、“真実を伝える”ためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行い既存のルールはおかまいなしだ。圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく型破りで破天荒な男たちが描く社会派エンターテイメントドラマだ。その第2話が4月20日に放送された。
■第2話ネタバレあらすじ
日本バレーボール界のエース・名和(鈴木貴之)とアナウンサーの小池(月城かなと)は六本木のスポーツバーにはいった賭博に関するガサ入れで、現場にいたことで任意同行されてしまう。その映像が他局のニュースとして映り、看板アナウンサーが賭博に関わっているのでは?と局内は大騒ぎになる。崎久保華(永野芽郁)らは取材にあたる。
さらにバレーボール選手権のメインスポンサーのイーストリーム社が降りると言い出した。そうなれば、選手権を多額で勝っているJBNニュースは大損害を被ってしまう。ただ、イーストリーム社の社長である仁科(宮川一朗太)は進藤の大ファンだということで、進藤は編成部の滝本(加藤晴彦)に連れられて仁科のもとに向かう。仁科に「名和の潔白を証明すればスポンサーを降りないか?」といい、進藤は自らも調査することにした。
そんな中、釈放された小池は進藤(阿部寛)の助言に基づき番組内で直接釈明をする。しかし、進藤が予定外の質問をぶつけたことで、彼女の口から誰も想像していなかった話が飛び出す。それは、小池はバーに一緒にいて釈放された名和と付き合っていて、名和は海外のチームに誘われている。そこで一緒に付いてきて欲しいというプロポーズを受けたというのだ。
進藤は帰りがけに、小池は自分のスマホを帰してもらえたが、名和は返してもらえていないときき、ふと疑問を持つ。
進藤はバレーボール選手権の会場に取材に行く。そこにはコンサルの尾崎正尚(谷田歩)もいた。賭博に関連する予想屋のALLANはアルゼンチン戦について、日本は2セット以上の差で負けると予想していて、試合結果はその通りになった。
その夜、番組では名和の賭博疑惑についての報道がなされた。名和のスマホから賭博が行われていたというのだ。さらに、進藤は名和が八百長に関連しているのでは?とまで言い出す。そして、ALLANにむかって、「出てきてください」と声をかけた。
名和は疑惑を持たれたため、チームの練習から外れるように指示される。マスコミは移籍の話のなくなったと報じていた。
ALLANから進藤に連絡があり、番組でオンラインでの取材に応じる。進藤はいろいろ聞き出すと、ALLANのことをトレーナーの今井(味方良介)だという。それは本当だった。海外に高飛びしようとしていた今井は最後に進藤の取材を受けたのだが、警察が空港にやってきて捕まってしまった。
名和と今井は最後に会話する。名和はALLANが今井だとすぐに気がついたという。今井は、名和が自分の口座の金が使われていることに気がつかなかったという。実は今井と名和は高校時代からの良きライバルで、今井のほうが才能があるくらいだったが、怪我で選手生命を絶たれた。それでも今井は気丈に名和を応援してくれて、トレーナーとなって支えてくれていた。ただ、機械系が弱い名和はスマホなどを今井に預けることがあった。そんなに信頼してくれていた名和を今井は裏切っていた。それでも、名和は今井の復活を待つといってくれた。
名和は賭博にも八百長にも関与していなかった。小池はすぐにはついていかず、しばらくキャスターとしての仕事に邁進することにした。
スポンサーだった仁科は賭博に関連していて捕まった。
事件が落ち着いたころ、速報でニュースが流れ、羽生官房長官(北大路欣也)が亡くなったことが伝えられた。そのニュースを聞いた会長の国定義雄(高橋英樹)はなにやらほっとした顔でほくそ笑んでいた。
第2話はまるで水原一平案件のよう
第2話でキャスターの進藤(阿部寛)が扱ったのはオンラインカジノだ。最近でもプロ野球選手や卓球選手、お笑い芸人がオンラインカジノにはまってしまうなど、話題となっているが、2024年3月、ドジャースに移籍した大谷翔平とともに行動していた水原一平通訳がオンラインカジノにはまっていたのは世界中の話題となった。今回の事件はまるで大谷翔平が巻き込まれた時のように信頼する人物に自分の口座の金を使われてしまうという事件だった。
羽生官房長官(北大路欣也)が墓場まで持って行った秘密とは?
第1話から登場していた羽生が死亡してしまう。そのニュースをみた会長の国定義雄(高橋英樹)は「秘密を墓場まで持って行ってくれた」とほくそ笑むのだが、その秘密とは一体何なのか?
“のん”の登場に「待ってました」という歓喜の声!
27日に放送される第3話には民放ドラマに11年ぶりに“のん”が出演することで話題になっている。万能細胞を見つける研究者役だ。映画、CM、声優と幅広く活動しているのんだが、民放ドラマは実に11年ぶりになる。予告動画で少し姿を見せたが、本編を早く見たいという声がネットに溢れている。
本橋(道枝駿佑)が潜入取材?
第3話は、万能細胞の研究にからむ真実を暴く話だ。本橋の大学の教授(井之脇海)が発見者・篠宮楓(のん)の研究をサポートしていることから、本橋が教授のインタビューを約束してきたりするのだが、なんと研究室に潜入してしまう。進藤(阿部寛)から、「ジャーナリスト気取りのAD君」と暴言を浴びているが、いったい何をしてしまうのか?
■第3話あらすじ
帝都大学の研究員・篠宮楓(のん)が、新たな万能細胞であるiL細胞を発表した。ノーベル賞を受賞した組織学研究所・高坂教授(利重剛)のivs細胞を上回る画期的発見で、再生医療に一大革命を起こすと世界の注目を浴びるが、取材拒否をする。次第に不正疑惑がささやかれ始める。
そんな中、彼女の研究をサポートしている栗林教授(井之脇海)に『ニュースゲート』の独占インタビューが決まる。
さらに、進藤(阿部寛)は別の人物にも独自取材していて、 2人のインタビューが放送されて大騒動が起きる。
TBS 2025年4月13日スタート。毎週日曜日21時放送「キャスター」。出演:阿部寛、永野芽郁、道枝駿佑(なにわ男子)、月城かなと、木村達成、キム・ムジュン、佐々木舞香(=LOVE)、玉置玲央、菊池亜希子、宮澤エマ、岡部たかし、音尾琢真、高橋英樹、北大路欣也、加藤晴彦、堀越麗禾(市川ぼたん)、ヒコロヒー、加治将樹 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@caster_tbs」。
◇TBS「キャスター」番組公式サイト
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