「鬼宮」ユク・ソンジェ&キム・ジヨン、2025年上半期のドラマ王座を狙う…人気の秘訣は?

SBSの金土ドラマ「鬼宮(原題:귀궁)」がわずか第2話にして、地上波はもちろん、OTTやNetflixまで席巻し、「2025年上半期最高のヒット作」として一気に名乗りを上げた。本作は日本ではLeminoを通じて視聴できる。
●【「Lemino」で独占配信の韓国ドラマ】
「鬼宮」は、SBSが「緑豆の花」以降、満を持して6年ぶりとなる金土ドラマでの時代劇。霊媒としての運命を拒んだ巫女ヨリ(キム・ジヨン)と、初恋の相手ユン・ガプの身体に閉じ込められたイムギ(龍の化身)カンチョリ(ユク・ソンジェ)による奇妙な同居生活を描いたこの作品は、単なる時代劇にとどまらず、ロマンス、オカルト、ファンタジー活劇まで網羅し、いわば「ジャンルフルコースドラマ」として通じている。
前作「埋もれた心」の好調を引き綴ことができるか注目が集まって18日からスタートした本作。初回放送はニールセンコリア基準で最高視聴率10.7%を記録し、SBSの2025年ドラマで最高のスタートを切った。また、Netflixアジア5カ国でTVシリーズ部門1位(FlixPatrol基準、4月22日)、OTT総合ランキングでも1位(KINOLIGHTS 4月第4週)を獲得し、話題性と人気を同時に証明した。
©SBS「귀궁」法押す画面よりキャプチャー
人気の秘訣は、伝統的な説話を思い起こさせる設定を基に、"肉体奪い合いロマンス"という新鮮な対立構図を加えたジャンルの柔軟性。最も憎む存在が最も愛していた人の体に入っているという前代未聞のロマンスは、憎しみと愛が交錯するストーリーで視聴者の没入感を引き出した。
©SBS「귀궁」法押す画面よりキャプチャー
カンチョリが初めて感じる人間の感情と欲望は、時には笑いを、時には共感を呼び起こす。味覚を初めて体験したイムギ(龍の化身)が爆食するシーンでは、視聴者を爆笑させた。
©SBS「귀궁」法押す画面よりキャプチャー
さらに、「八尺鬼」「一本足の鬼(片足鬼)」、「水殺鬼(水鬼)」など、K-伝統的な鬼の実写化も視聴ポイントとなっている。ユン・ソンシク監督の細やかな演出は、オカルト要素を違和感なく展開し、伝統的な情緒と現代的な感覚を見事に繋げている。特に、今後展開される「八尺鬼」、との宮廷退魔対決は、アクションとファンタジーの両方を満たす転換点となると期待されている。
●不気味な“片足鬼”に変身したのは名バイプレイヤーのイ・テゴム
●“水鬼”を演じたのは<完璧な結婚のお手本>で注目された若手実力派女優
視聴率・話題性・OTTでのヒットの三拍子を揃えた「鬼宮」は、毎回新しいジャンル的な色彩で視聴者の感覚を刺激した。
【「鬼宮」を2倍楽しむ】では、キャストの紹介や放送にあわせて各話のあらすじと見どころ、視聴率などをまとめている。
「鬼宮」はSBSにて毎週金・土曜日21:50からスタート、Leminoで23::20から最新話更新予定。 Prime Video の「Leminoセレクト」でも楽しめる。第3話は25日(金)放送する予定だ。
◇日本公式サイト
◇Lemino視聴ページ
◇YouTube「귀궁」EP2予告
◇SBS「귀궁」HP
【作品詳細】【「鬼宮」を2倍楽しむ】