韓国発・妖怪ファンタジー「鬼宮」が世界を席巻 グローバルで高評価の理由とは

SBSの金土ドラマ「鬼宮(귀궁)」が、韓国国内だけでなく世界中で大きな注目を集めている。
「鬼宮」は、霊媒としての運命を拒む巫女ヨリと、ヨリの初恋の相手ユン・ガプの体に閉じ込められたイムギ(蛇が龍になる前の韓国伝説の動物)のカンチョリが、王家に恨みを抱く八尺鬼(パルチョッキ)と対峙し、体と魂が複雑に絡み合う肉体争奪ファンタジーロマンス。霊媒師としての運命を拒むヨリと、悪神イムギ(大蛇)の魂が交錯するファンタジーロマンスコメディとして、視聴者の心をつかんでいる。
●【「Lemino」で独占配信の韓国ドラマ】
このドラマは、イムギの憑依という独特の設定や、俳優陣の個性あふれる演技、そして宮廷を舞台にしたミステリー要素やK-怪物の存在感が絶妙に絡み合い、放送開始から高い視聴率を維持している。特に3週連続で同時間帯視聴率1位を記録するなど、その人気の高さがうかがえる。
グローバル市場でも「鬼宮」の勢いは止まらない。日本のLeminoや台湾のHami Video、ベトナムのVieON、インドネシアのVidioなど、各国のOTTプラットフォームで1位を獲得し、世界中のK-ドラマファンから熱い支持を受けている。さらに、IMDbでは8.6点、Rakuten Vikiでは9.7点という高評価を得ており、アメリカやイギリス、フランス、オーストラリアなど多くの国で視聴ランキング上位に入っている。
海外メディアも「鬼宮」の独創性に注目している。香港の有力紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は、複数のジャンルを巧みに融合させたストーリー展開と、ユン・ソンシク監督の演出力を高く評価した。また、海外のエンタメメディア「Leisurebyte」も、イムギと人間のやり取りが生み出す笑いや温かさ、そして体が入れ替わる展開の面白さを称賛している。
視聴者からも「こんなファンタジードラマを待っていた」「伝統文化と怪物ファンタジーの融合が新鮮だ」「キャラクターが魅力的で目が離せない」など、絶賛の声が相次いでいる。
最新話(第6話)では、カンチョリ(ユク・ソンジェ)とヨリ(キム・ジヨン/ボナ)、王イ・ジョン(キム・ジフン)が協力してパルチョッキに立ち向かうが、完全に倒すことはできなかった。盲目の判事プンサンが新たな波乱を巻き起こし、ヨリが危機に陥る場面で物語が終わり、次回への期待がさらに高まっている。
【「鬼宮」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポや韓国での評判や視聴率、関連動画、妖怪・鬼神、また放送にあわせて全話あらすじと見どころなど紹介している。
「鬼宮」は、韓国の伝統とファンタジー、ロマンス、ミステリーが融合した新感覚のドラマとして、今後も国内外で注目を集め続ける。次回第7話は、5月9日21時55分から放送される。
◇日本公式サイト
◇Lemino視聴ページ
◇YouTube「귀궁」EP5予告
◇SBS「귀궁」HP
【作品詳細】【「鬼宮」を2倍楽しむ】