「還魂」の因縁ふたたび? チョ・ジェユン、「呑金/タングム」でも悪役で登場

Netflixで独占配信中の韓国ドラマ「呑金/タングム」(原題:탄금)に、チョ・ジェユンが悪役で出演している。
「呑金/タングム」は、12年間行方不明だった朝鮮最大の商団の息子ホンランが突然戻ってくるところから物語が始まる。彼は記憶を失っており、唯一その正体に疑念を抱く義妹ジェイとの間に、説明のつかない感情が芽生えていく。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
強烈な存在感と圧倒的な演技力で韓国ドラマファンを魅了してきた俳優チョ・ジェユンが、またしても“悪役”として注目を集めている。話題作「還魂」シリーズでの知能型ヴィランに続き、Netflixオリジナルドラマ「呑金/タングム」でも闇を背負うキャラクターを演じ、その存在感を発揮している。
「還魂」シリーズで見せた圧巻の演技
イ・ジェウクが初めて時代劇に挑戦した「還魂」で、チョ・ジェユンが演じたのは天附官の副官主チン・ム。計算高く冷酷な知能型悪役でありながら、裏切りや劣等感、野心といった複雑な内面を繊細に演じきった。彼の言葉通り「本質は善良だが、環境によって悪に染まった人物」であり、単なる憎まれ役を超えた“深みのある悪役”として視聴者の記憶に刻まれた。
新作「呑金/タングム」でも再びダークな役柄に挑戦
本日16日より配信がスタートしたNetflix新作「呑金/タングム」にも出演している。巨大商団の後継者ホンランの失踪と再登場を巡る物語の中で、チョ・ジェユンは報奨金目当てでホンランを捜すチョ・バンスクを演じている。その過程で目障りなジェイ(チョ・ボア)の命を狙う悪役という役どころだ。
“名悪役”としての地位を確立
チョ・ジェユンが演じる悪役には、ただの悪では終わらない“人間臭さ”がある。観る者に嫌悪感だけでなく同情や理解を抱かせるキャラクターを作り上げるのは、彼ならではの演技力と解釈の深さによるものだ。「還魂」のチン・ム、「呑金/タングム」のチョ・バンスクと、立て続けに悪役を演じながらも、それぞれ異なるアプローチで魅せる演技は、まさに“名悪役”の証だ。
今後の展開にも注目
チョ・ジェユンの悪役は、物語を動かす原動力であり、作品全体に深みを与える重要なピースとなっている。今後、彼がどのような“悪”を演じ、視聴者の心を揺さぶっていくのか、ますます目が離せない。
【「呑金/タングム」を2倍楽しむ】では制作発表会のまとめや、「鬼宮」との比較、キャストの徹底紹介などをしている。また配信にあわせて全話あらすじと見どころ、韓国での評判などまとめていく。
正体不明の男と彼を見つめる義妹の間に交錯する謎と感情が、見る者をミステリーとロマンスの深淵へと誘っていく「呑金/タングム」はNetflixで全世界独占配信中だ。
◇YouTube|『呑金/タングム』予告編 - Netflix
【作品詳細】【「呑金/タングム」を2倍楽しむ】