「ゲームゲノム」拡大版、「三人称」副音声で6月1日放送「FF14・ストリートファイター・MOTHER2」を再検証

NHKが手がけるゲーム教養番組「ゲームゲノム」が拡大版として再び登場、今回ピックアップされるのは、シーズン2で話題を呼んだ「ファイナルファンタジーXIV」「ストリートファイター」「MOTHER2 ギーグの逆襲」の3作品、それぞれに未公開トークや新規映像を加えた45分の拡大版として6月1日から放送される。



副音声には、YouTube登録者数81万人を誇る人気ゲーム実況グループ「三人称」（ドンピシャ、ぺちゃんこ、鉄塔）が新たに参加。プレイヤー視点の軽妙なトークを交えながら、番組の魅力をさらに深掘りする。

名作『FFXIV』に込められた「もう一つの天地創造」
拡大版第1弾は、「天地創造 ～ファイナルファンタジーXIV～」（6月1日（日）0:40～1:25 NHK総合）。累計アカウント3,000万を超える世界最大級のMMORPGは、サービス初期の酷評から奇跡の復活を遂げた伝説を持つ。
番組では立て直しの指揮を執った吉田直樹の赤裸々な未公開インタビューをはじめ、ゲーム内でコロナ禍に自発的に行われた葬列イベント、プレイヤー同士の絆など、“もう一つの天地創造”にも迫る。出演は吉田直樹、野田クリスタル。

「ストリートファイター」が描く、ライバルたちの物語
拡大版第2弾は、格闘ゲームの金字塔「ストリートファイター」。放送日は未定だが、内容はすでに話題沸騰中だ。アイドル・俳優の横山裕、eスポーツの象徴であるプロゲーマー・梅原大吾らを招き、「ライバルとは何か」をテーマに深掘りする。
視覚障がいのあるプレイヤーが世界大会で健常者から勝利を収めた実例など、バリアを越えた格闘ゲームの可能性にもフォーカス。勝敗を決する“0.3秒”の世界が、ゲームの奥深さを映し出す。

『MOTHER2』が問いかける、大人と子ども、家族のかたち
拡大版第3弾は、今なお熱烈なファンを持つ名作RPG「MOTHER2 ギーグの逆襲」。本作の魅力は、コピーライター・糸井重里による心温まるシナリオと、等身大の子どもたちの冒険にある。
拡大版では、仲間キャラであるポーラ、ジェフ、プーの背景を掘り下げ、糸井が込めた“家族”というテーマを浮き彫りにする。加えて、ユニークな“大人たち”との出会いや、親目線で描かれたゲーム設計の裏側にも迫る。

三人称、ゲーム愛あふれる副音声で番組を彩る
番組副音声には、「三人称」の3人が参戦。プレイヤー視点で語る軽快なトークは、まるで友人同士でゲームを語り合うような親近感にあふれている。

ドンピシャは「ゲームにしかできない交流が作品ごとにあって、見方がガラッと変わった」と語り、ぺちゃんこは「開発者の話を聞くことでゲームが“もっと大きく”見えてくる」と感動をにじませる。鉄塔も「副音声が“共通言語”の一部になれば」と語り、視聴者との新たな繋がりを願った。

三人称による副音声は地上波とNHKプラスで同時に楽しめる。既に番組を観た人も、新たな視点で“ゲームゲノム”を体感する絶好の機会となる。

番組概要
MC：三浦大知
ナレーション：神谷浩史、悠木碧
副音声：三人称（ドンピシャ、ぺちゃんこ、鉄塔）
テーマ曲：下村陽子
イメージイラスト：天野喜孝

放送情報
拡大版①　「天地創造 ～ファイナルファンタジーXIV～」
　6月1日（日）0:40～1:25（NHK総合／NHKプラス）

拡大版②　「ライバル ～ストリートファイター～」
※放送日未定（NHK総合／NHKプラス）

拡大版③「少年少女の大冒険 ～MOTHER2 ギーグの逆襲～」
※放送日未定（NHK総合／NHKプラス）

伝説のゲームたちが、時を越えて新たな息吹を放つ。今こそ、ゲームが紡ぐ“物語の遺伝子”を見届けてほしい。

---NHK+（プラス）---
NHK総合とEテレの番組についてネット配信を行うサービス
NHKの視聴契約を行っている方は、登録するだけで視聴可
◇NHK+（プラス）