今夜放送『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』―シリーズ新章へ繋がる極限アクションを見逃すな

金曜ロードショー(日本 テレビ系・21時~)では、シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』公開を記念して3週連続でシリーズ作を放送中。最終夜となる今夜30日(金)はシリーズの第6作目『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)を本編ノーカット放送する。番組HPで予告動画が公開中だ。
■ 物語は『ローグ・ネイション』から続く“核危機”ミッションへ
主演はもちろんトム・クルーズ。物語は前作『ローグ・ネイション』から2年後、イーサン・ハントとIMFチームが、テロ組織「アポストル」と謎の過激派ジョン・ラークによる核攻撃計画を阻止するため、世界を舞台に奔走する姿を描く。冒頭、イーサンはベルリンでプルトニウムの回収に失敗し、仲間の命を優先したことでテロリストに奪われてしまう。CIAから送り込まれた冷酷なエージェント、オーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)とともに、イーサンはパリのナイトクラブでの潜入、激しいバスルームでの格闘、パリ市街でのバイクチェイス、そしてヘリコプターによる空中戦といった息もつかせぬアクションを展開する。
■ イーサンの“人間性”と“信念”が浮き彫りに
本作では、イーサンの人間性や仲間への思い、元妻ジュリアとの複雑な関係にも焦点が当てられる。彼は「大義のために愛する者を犠牲にできるか」という究極の選択に迫られ、仲間や愛する人を守りつつも、世界の危機に立ち向かうことになる。ウォーカーとの対比も鮮明で、イーサンが「繊細なメス」ならウォーカーは「鈍器」と評され、スパイとしての信念や手段の違いが物語に深みを与えている。
■ トム・クルーズの命がけのスタントも必見
監督・脚本はクリストファー・マッカリーが続投し、トム・クルーズは今回も自ら危険なスタントに挑戦。特にHALOジャンプやヘリコプターでのチェイスは、実際にクルーズ自身が演じており、リアルな迫力と臨場感を生み出している。撮影はパリ、ロンドン、ノルウェー、アラブ首長国連邦など多国籍で行われ、世界を股にかけたスケールの大きさも魅力だ。ストーリーは緻密に構成されており、爆弾解除や裏切り、駆け引きが連続し、観客を最後までハラハラさせる。アクションだけでなく、キャラクター同士の信頼や葛藤、成長も丁寧に描かれている。音楽や映像もシリーズ最高峰と評され、批評家からは「シリーズ最高傑作」「現代アクション映画の金字塔」と絶賛された。
■ 吹き替えキャストにも注目!“タレント起用”が話題に
なお、本作はシリーズで初めて本格的な“タレント吹き替え”が採用された。ヘンリー・カヴィル演じるオーガスト・ウォーカー役にロックミュージシャンのDAIGO、ヴァネッサ・カービー演じるホワイト・ウィドウ役に女優の広瀬アリスが起用され、そのキャスティングが大きな注目を集めた。■ シリーズを繋ぐ重要作――“映画館級”の体験を今夜、自宅で
次作第7作目『デッドレコニング』や新作第8作目『ファイナル・レコニング』へと直接繋がる重要なエピソードである本作。手に汗握るアクション、濃密な人間ドラマ、そしてトム・クルーズの本気が詰まった、まさに“映画館体験”そのものの作品である。今夜の金曜ロードショーで、世界最高峰のスパイアクションを自宅で存分に堪能できる。■作品概要
原題:Mission: Impossible -Fallout監督:クリストファー・マッカリー
出演:
<イーサン・ハント> トム・クルーズ(森川智之)
<オーガスト・ウォーカー> ヘンリー・カヴィル(DAIGO)
<ルーサー・スティッケル> ヴィング・レイムス(手塚秀彰)
<ベンジー・ダン> サイモン・ペッグ(根本泰彦)
<イルサ・ファウスト> レベッカ・ファーガソン(甲斐田裕子)
<ソロモン・レーン> ショーン・ハリス (中尾隆聖)
<エリカ・スローン> アンジェラ・バセット(高島雅羅)
<ホワイト・ウィドウ> ヴァネッサ・カービー(広瀬アリス)
<ジュリア・ミード> ミシェル・モナハン(岡寛恵)
<エリック> ウェス・ベントリー(松本忍)
<ゾラ> フレデリック・シュミット(遠藤大智)
<アラン・ハンリー> アレック・ボールドウィン(田中正彦)
ほか
◇日テレ「金曜ロードショー」㏋