NHK「マキシマ オランダ・プリンセス物語」皇太子との交際発覚でマスコミに追われ…【第2話ネタバレと第3話予告】

NHK総合にてオランダ発の海外ドラマ「マキシマ　オランダ・プリンセス物語（全6回）」の第1話が6月8日（日）に放送された。気になる見どころとネタバレあらすじを紹介しよう。次回第2話は6月15日に放送される。NHKプラスで配信、番組サイトで番組紹介ムービーと予告動画が公開されている。



「マキシマ オランダ・プリンセス物語」は、アルゼンチンでのびのびと育った独立心旺盛な女性マキシマが、アメリカでキャリアを積んでいるときにオランダの皇太子と出会い、やがて婚約するまでの喜びと苦悩の道のりを描く。⇒【関連記事・各話のあらすじ】

■第2話 ネタバレあらすじ
1999年。
レストランでウィレムとの食事を楽しむマキシム。2人の交際は順調に進んでいたが、ウィレムは少しでも長く2人の時間を保つために細心の注意を払っていた。彼らに見つかってしまったら、もうコントロールが不可能だからだ。自分には秘密はないから大丈夫だとマキシムはいうが、ウィレムは心配そうだ。

1976年 アルゼンチン。
大家族の元でのびのび育ったマキシマだったが、父がヒデラ大統領の軍政下で農務大臣の要職につくことになり、生活が激変する。学校には防弾ガラスの車に乗って、ボディーガード付きで登校。街には不穏な空気に満ち、人々が囚われたり、行方不明者が続出し、国際問題にも発展していた。

1999年。
皇太子の交際相手としてマスコミに追われるようになったマキシマ。自宅やオフィスにパパラッチたちが押しかけてくるだけでなく、友人の家からマキシマの写真が盗まれたり、しつこくインタビューを受けたりと被害が続出。マキシマは困惑する。しかし、ウィレムとの交際を諦めることはしない。

「こんなことになって本当にごめん」とウィレムは謝るが、マキシマは自分はタフだから大丈夫だと請け負う。そんな彼女にウィレムは、マスコミ対策と2人がもっと頻繁に会えるよう、ブリュッセルに引っ越さないかともちかける。ウィレムの住むハーグからは2時間だし、マキシマの勤め先の支店はあるし、そこで「王妃教育」を受けることもできるからだ。

1978年。
ワールドカップに湧くアルゼンチン。アルゼンチンがオランダを破って優勝し、マキシマ一家が大盛り上がりするが、軍政権下での非道が国際問題となり、国は揺らいでいた。そんな中、市内にあるホルヘの同僚宅が襲撃される。

1999年9月。
ウィレスと過ごしていたマキシマに母から電話が入る。両親の元にもマスコミが押しかけ、父は彼らに徹底的に叩かれたと嘆く。そこへウィレスがオランダの新聞をもって部屋にやってくる。新聞の一面には「皇太子のお相手はビデラ殺人政権官僚の娘」との見出しが…。

■ヒデラ政権下のマキシマ
「私には秘密はない」とこの交際に、なんの後ろめたさもなかったマキシマだったが、父の過去が大問題に発展するとは予想していなかったようだ。それもそのはず、父ホルヘが軍政下で何をしてきたのかは不明だが、幼いマキシマが国内がどんな状況にあったかなど知る由もなく、優しい父が悪事を犯していたなどと想像したこともなかったのだろう。

情熱的な両親の結婚の話も明かされた。カソリックのホルヘは最初の妻と離婚せずに、マキシマの母・マリアと結婚。5人の娘と2人の息子の父となった。前妻とマリアの関係は良好で、マキシマは異母姉妹とも仲良く過ごしていた。第2話では、温かな家族の中でのびのび育ったマキシマの成長をたっぷりみることができた。

■パパラッチ対策に秀でたウィレム
長年マスコミに追われ続けているウィレムは、どうやら彼らを簡単に振り切るすべを身に着けているようだ。驚くことに、マスコミにバレた後も、こっそりとマキシマの部屋に忍び込んでいた。2人が自宅から抜け出して、映画を観に行くシーンは痛快。

■ウィレムの提案で王妃教育開始！
ウィレムから「もっと頻繁に会えるようになる」と勧められ、勤め先の支店のあるベルギー・ブリュッセルへの移住を決めたマキシマ。次回第3話では、早々に王妃教育が始まる。

■第3話 あらすじ
2000年5月。ベルギーに居を移したマキシマは、教育係トーマスのもとオランダ王室の一員となるための勉強を始める。オランダ語やオランダの歴史、法律、マナーなど勉強漬けの日々を過ごすなか、多忙なウィレムとはほとんど会えず寂しさを募らせる。やがてベルギーの居場所を突き止めたマスコミに追われるようになり、さらに父ホルヘがアルゼンチンの軍事独裁政権時代に大量虐殺に加担していたと非難する報道が過熱していく。

■キャスト
マキシマ・ソレギエタ（デルフィナ・チャベス：坂本真綾）
ウィレム・アレキサンダー（マルタイン・ラケマイヤー ：神谷浩史）
ホルヘ・ソレギエタ（ダニエル・フレイレ：仲野裕）
ベアトリクス女王（エルジー・デ・ブラウ：一龍齋貞友）
クラウス王配（ゼバスティアン・コッホ：黒澤剛史）
トーマス・ヴァーヘナール （ヤーコブ・デーウィック：北田理道）
ほか

原題：Máxima
制作：2023年 オランダ
ⓒ 2024 Millstreet Films /RTL
【放送予定】NHK総合　2025年6月1日（日）23時より　全6回
［ステレオ2か国語（主：日本語吹き替え／副：英語、スペイン語、オランダ語）| 字幕放送有り］
NHKプラス配信あり
（放送日時は変更になる場合があり）
NHK「マキシマ オランダ・プリンセス物語」番組サイト

【2025年夏ドラマ】【関連記事・各話のあらすじ】