【最終回ネタバレ】「朝鮮心医ユ・セプン」第12話、シーズン2を予告して自己最高5.4％で有終の美

韓国ドラマ「朝鮮心医ユ・セプン」（原題：朝鮮精神科医ユ・セプン）シーズン1は2022年9月6日に最終回（全12話）を迎え、全国視聴率5.1％、首都圏は5.4％の自己最高で幕を閉じた。ラストには、撮影中の事故で亡くなった新人スタッフ、故ファン・ソンファンさんへの追悼文が流れ、感動と哀悼が交錯する終幕となった。



「朝鮮心医ユ・セプン」は、鍼を打てない天才医員ユ・セプンが、不思議で美しいケス医院で、意外な未亡人ソ・ウヌや変わり者の師匠ケ・ジハンと出会い、「心医」として生まれ変わる。病める人々には温かな処方を、悪人たちには痛快な一撃を与える、朝鮮時代の精神科医たちによるヒューマン・メディカル・時代劇。

■キャスト
ユ・セプン／本名ユ・セヨプ役：キム・ミンジェ
ソ・ウヌ役：キム・ヒャンギ
ケ・ジハン役：キム・サンギョン
マンボク役：アン・チャンファン
ばあちゃん役：チョン・グクヒャン
ナメさん役：ヨン・ボラ
イップン役：キム・スアン
チャングン役：ハン・チャンミン
　ほか
原題：조선 정신과 의사 유세풍（朝鮮精神科医ユ・セプン）

最終回は、第11話の矢の襲撃事件から続く。ソラク村の座首イム・スンマン（キム・ヒョンムク）が矢に倒れ、先王暗殺の証拠となる毒針と不正帳簿の存在をセプンに託して息絶える。セプン（キム・ミンジェ）は証拠をもとに、悪事を働く左議政チョ・テハク（ユ・ソンジェ）の罪を暴こうと決意。ジハン（キム・サンギョン）が不正帳簿を発見し、セプンは毒針と帳簿があればチョ・テハクの罪を暴けると確信する。

証拠を王に献上すべく、セプンとウヌ（キム・ヒャンギ）は都の漢陽（ハニャン）へ向かう。王（オ・ギョンジュ）は毒針と帳簿を確認し、セプンは「確実な証拠が揃うまで待つべき」と助言。王は調査を進めることを決断する。

チャ・テハク側も反撃を企て、セプンの命を狙う刺客を放つが、仲間のジハンが身を挺して守る。緊張が高まる中、セプンは御医シン・グィス（イ・ソファン）やソラク村観察御史チョ・シヌ（チョン・ウォンチャン）を拘束し、真相究明へと踏み出す。

最終決戦では、セプンが毒針を示し、シン・グィスがチャ・テハクの命令で先王と尚宮を希少な毒（タンサ草）で殺害したことが明らかに。さらに、死んだと思われていた侍女ウォル（パク・セヒョン）が証人として登場し、御医が毒を混入した粥を作らせたことを証言。追い詰められた申貴修？は自白し、チャ・テハクはタンサ草を使って自害する。

王はセプンに精神科医としての功績を称え、御医の地位を授ける。ジハンにも勧誘が届くが、彼はソラク村で医院を続けることを選ぶ。セプンは漢陽に残り、ソヌはソラク村へ去って行き、別れを迎える。



3か月後、セプンとマンボク（アン・チャンファン）がソラク村のケス医院に現れる。王の健康が回復したので御医の職を退き、村に帰ってきたのだ。

夜、セプンは玉の指輪を持ち出しソヌの寝室へ向かう。彼女を呼び出し、「明日の正午に会いたい」と告げ、指輪を渡す。儒教の厳格な婚姻制度下での微笑ましいラブシーン。しかし木の下の二人を見守っていたのは、兵士たち。ラストは、「王命です！」という声で幕を閉じ、「2023年1月、シーズン2でお会いしましょう」と続編が予告された。

冒頭で紹介した新人スタッフが亡くなるという痛ましい事故は、2022年3月31日、撮影チームのバスが京畿道・ムンサン方面の自由道路を走行中、給油後に前方から突入してきたダンプカーと衝突した。その結果、演出チーム新人スタッフである故황선환（ファン・ソンファン／25歳）さんが亡くなった。謹んでご冥福をお祈りします。

◇YouTubee「조선 정신과 의사 유세풍」EP.12 残念なエンディング
◇YouTube「조선 정신과 의사 유세풍」予告

【作品詳細】【「朝鮮心医ユ・セプン」を2倍楽しむ】