江戸の商いと人情が再び動き出す 小芝風花主演「あきない世傳 金と銀3」2026年春放送決定

江戸時代中期の商人たちの知恵と人情を描く人気ドラマシリーズ「あきない世傳 金と銀」の第3シーズンが、2026年春に放送されることが決定した。主演は引き続き小芝風花が務める。シーズン1と2はNHKオンデマンドで配信中だ。
本作は髙田郁による同名時代小説を原作とし、学者の娘・幸(さち)が大坂天満の呉服商に奉公し、商才を発揮して成長していく姿を描く。テーマは「買うての幸い、売っての幸せ」。物が売れにくい時代にも、汗と知恵で商いを成功させる庶民たちの奮闘を、江戸の多彩な風俗とともに表現している。
シーズン1では、幸と五鈴屋三男・智蔵(松本怜生)が夫婦となり、経営難の五鈴屋を「浜羽二重」の販売で立て直す姿が描かれた。
シーズン2「江戸編」として、幸が亡き夫・智蔵との夢を叶え、呉服店「五鈴屋」の江戸出店に挑戦する物語となった。お竹(いしのようこ)、佐助(葵揚)、賢輔(佐久間悠)、妹・結(長澤樹)らと力を合わせ、「五鈴屋を百年続く店にする」という目標に向かって奮闘。庶民のための小紋染め「鈴小紋」を開発し、大ヒットを記録した。さらに、行方不明だった前夫・惣次(加藤シゲアキ)との再会や、妹・結に惹かれる本両替商・枡吾屋忠兵衛(髙嶋政伸)との出会いが、五鈴屋の未来に新たな波紋を広げて物語は幕を閉じた。⇒【シーズン2全話あらすじと見どころ】
シーズン3は、その直後から物語が始まる。幸の前に思いもよらぬ敵が現れ、五鈴屋を守るための商いの闘いが繰り広げられる。誰が味方で誰が敵なのか、予想外の展開が続く。幸や五鈴屋に迫る危機、恋、笑い、涙と、怒涛の人情時代劇が展開される。
主演の小芝風花は「シーズン2の最終回は“これは絶対続きがある終わり方だね!”と多くの声をいただきました。その通りです。シーズン3をお届けしますので、楽しみに待っていてください」とコメントした。
【放送予定】2026年 春 (43分×全8回)
【原作】髙田郁
【脚本】山本むつみ
【音楽】未知瑠
【出演】小芝風花/加藤シゲアキ 朝倉あき 長澤樹/いしのようこ 内藤理沙 大西礼芳/
葵揚 佐久間悠 齋藤潤/小松利昌 北野秀気/池田努 菜 葉 菜 浅利陽介/細川直美
泉澤祐希 吉見一豊 八嶋智人/片岡千之助 萬田久子 髙嶋政伸 風間杜夫 舘ひろし
ほか
【制作統括】山本敏彦(NHKエンタープライズ)、本木一博(NHK)
【演出】田中健二、船谷純矢、岡野宏信、亀岡哲郎(NHKエンタープライズ)
【収録】2025年10月中旬~2026年1月下旬
江戸の商いと人情が再び動き出す「あきない世傳 金と銀3」に注目が集まる。
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