ソヒョンを何度も襲ったのは元のヒロインだった！？「主役の初体験、私が奪っちゃいました」第9話視聴率2.8％
7月9日放送されたKBS２「主役の初体験、私が奪っちゃいました」第9話では、これまでソンチェク（ソヒョン）を何度も死の危機に追いやってきた黒幕が、なんと元のヒロインのウネ（クォン・ハンソル）であることが明かされた。この回のあらすじと見どころを紹介、次回（第10話）予告も紹介する。（ネタバレあり）
「主役の初体験、私が奪っちゃいました」（脚本：チョン・ソニョン、演出：イ・ウンヒ、カン・スヨン）は、現代の平凡な女子大生Kが推しのロマンス時代劇の世界で脇役に憑依し、執着心の強い男性主人公と一夜を過ごすことから始まる“ノーブレイク”経路離脱のロマンスファンタジー⇒【全話あらすじ・関連記事】
■キャスト
現在のK役：ソヒョン二役（少女時代）
チャ・ソンチェク役：ソヒョン（少女時代）
キョンソン君イ・ボン役：オク・テヨン（2PM）
チョ・ウネ役：クォン・ハヌル（子役：ユン・チェナ）
チョン・スギョム役：ソ・ボンジュン
ト・ファソン役：チ・ヘウォン
ほか
画像：KBS「남주의 첫날밤을 가져버렸다」放送画面よりキャプチャー
謎の男に拉致され命を脅かされていたソンチェクは、床に落ちていた刃物で縄を切り、必死に反撃。隙を見て逃げ出し、太鼓を見つけて激しく鳴らし救助を求めた。その音を頼りにイ・ボム（オク・テギョン）が現場に駆けつけ、先に駆け付けた男と激しい格闘の末、ソンチェクを無事に救出した。
だが、ソンチェクを助け出した後もイボムの心は晴れなかった。夢でソンチェクが刃物に刺される姿を見た彼は、自分のせいでソンチェクが狙われているのだと悔やんだ。そんな彼に対し、ソンチェクは「あなたの不幸を私が分け持てば、私の幸運もあなたに届く」と彼の不安な心を慰めた。
事件は一応の決着を見せ、イ・ボンはソンチェの父である領議政（ソ・ヒョンチョル）から婚姻の許可を得る。一方、領議政の娘であるソンチェクが誘拐されたことで、都城では黒幕探しに騒然となった。過去の悪行から容疑をかけられたファソン（チ・ヘウォン）は潔白を主張するが、父ト・ベミョン（チョン・ヒテ）にすら疑われ、しばらく寺で謹慎するよう命じられた。
そんな中、スギョム（ソ・ボムジュン）は、ウネが怪しい男と一緒にいる場面を目撃し、彼女に慎重に話を向ける。ウネは犯人が誰か分からないとしながらも、イ・ボムが尋問していると聞くと安堵の表情を見せ、さらにはソンチェクの手首の傷に薬を塗るなど親切な姿勢を見せた。
だがそれらはすべて巧妙に仕組まれた偽装だった。実はウネこそが、かつてソンチェクを池に突き落とし、今回の誘拐事件を計画した張本人だったのだ。さらに彼女は、イ・ボムに捕らえられた男を密かに逃がし、優しく別れを告げながら、背後から刺殺するという冷酷さまで見せた。
一方イ・ボムは、ソンチェクを救うために兵力を動員したことが問題視され、王から叱責を受ける。イ・ボムはどんな罰も甘んじて受けると頭を下げ、王は「王室の猟犬として血を再び浴びよ」と命を下し、暗殺任務を与えた。イ・ボムはその標的に躊躇なく刃を振り下ろした。
そして都城へ戻ったイ・ボムは、ソンヒョン君イ・ギュ（イ・テソン）と一緒にいるソンチェクを見かける。ソンチェクは自分を殺そうとした男の死体を見てショックを受けていた。するとイ・ギュは、イ・ボムが犯人である可能性を匂わせた。
2人になったソンチェクが「もう誰も殺さないでほしい」と訴えると、イ・ボムは「まさか彼の言葉を信じているのか」と反発。二人の間に小さな亀裂が生じたまま、第9話は幕を閉じた。
元ヒロインのウネの衝撃的な裏切りや急展開が描かれた第9話。放送後、SNSやファンコミュニティでは「予想外の展開に驚いた」「ヒロインの正体にショックを受けた」「ラストの緊張感がすごい」といった反応が多く寄せられている。
ウネを訪ねたスギョムが、彼女が席を外したときに部屋の隅で見つけた1枚の紙には何が書かれていたのか？
そしてついにイ・ギュとウネが手を組む。終盤では、イ・ギュが王に謁見し、大国から王としてまだ認められていないとい相談するシーンがある。これに対してイ・ギュは「餌」が必要と話す。果たしてはそれは…。
第10話は今夜（10日）21：50から放送。日本での放送・配信の予定はまだない。
なお、この回の視聴率は全国平均2.8％、首都圏は2.5％だった（ニールセンコリア調べ）。また、本日正午よりOSTスペシャルアルバムがリリースされる。⇒「主役の初体験、私が奪っちゃいました」OSTスペシャルアルバム、今日正午リリース―RESCENEからBENまで豪華アーティスト集結
◇公式X｜KBS「남주의 첫날밤을 가져버렸다」第10話予告
◇KBS「남주의 첫날밤을 가져버렸다」HP
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