「パイン ならず者たち」敵と手を組んだリュ・スンリョンら…財宝の手前で新たな問題勃発【第4-5話あらすじ】

Disney+のオリジナルシリーズ「パイン ならず者たち」に新たに2つのエピソードが追加配信された。今回追加された第4話と第5話では敵対する二つの派閥が手を組み、警察の監視をかいくぐって財宝探しを開始する一方、ジョンスク（イム・スジョン）やドクサンといったそれぞれの派閥に関連する人物が集結し、複雑な人間模様が描かれていく。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう（ネタバレあり）

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「パイン ならず者たち」は1977年、海の底の沈没船に積んだ財宝を手に入れるために集まった勤勉で真面目な生計型田舎者たちの騙し合いの物語。【「パイン ならず者たち」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポートやキャスト紹介、全話あらすじと見どころ、視聴者反応などまとめていく。

■キャスト【キャラクター（俳優・登場人物）を画像・相関図付きで徹底紹介】
オ・グァンソク役：リュ・スンリョン
オ・ヒドン役：ヤン・セジョン
ヤン・ジョンスク役：イム・スジョン
チョン・ファンシク会長役：チャン・グァン
イム・ジョンチョル役：キム・ソンオ
ナ・デシク役：イ・サンジン
キム教授役：キム・ウィソン
シム・ホンギ役：イ・ドンフィ
チャン・ボルグ役：チョン・ユンホ（東方神起）
　ほか

■第4話「敵との晩餐（ばんさん）」あらすじ

夜の海上で鉢合わせして一触即発の状態だったグァンソク（リュ・スンリョン）らとキム教授（キム・ウィソン）の一派。一同は沈没船に近い曽島を拠点とすることに決め、グァンソクは沈没船の場所を知っているキム教授らと組もうと説得を試みるが、断られてしまう。

ソウルから戻ってきたヒドン（ヤン・セジョン）は酔っ払ってソンジャ（キム・ミン）の部屋で目を覚ますが、その頃、ジョンスク（イム・スジョン）も洋服屋で抱き合ったヒドンに想いを馳せていた。

懲りずにキム教授の説得に向かったグァンソクは、莫大な報酬を得るために偽物を仕込んでいることを打ち明け、報酬を公平に分けることで遂にキム教授らと手を組むことに成功する。しかし、海域は海軍の監視が厳しくなり、沈没船の財宝盗掘は容易ではなくなっていた。

チョン会長（チャン・グァン）は大学設立のためにキム議員を呼び出すと、博物館計画や沈没船の財宝引き揚げ計画を打ち明けて興味を引く。ソン社長（キム・ジョンス）らも議員が陶磁器を欲していることを聞いて儲けの匂いに目を光らせ。議員には審美眼がない上に、派手な図柄の器を欲していることを掴む。

大所帯になったグァンソクらだが、どんな船で何人で引き揚げに向かうも意見がまとまらず、ボス選出のための演説大会に発展。更に沈没船の場所も正しいのか怪しげな雰囲気に。1日中潜って疲弊するがソクべ（イム・ヒョンジュン）が小さな陶磁器を見つけると一気に士気が上がる。設備不足を痛感したグァンソクらは双方裏切らないためにチームを混ぜ本格的な潜水に備える。徐々に双方の敵対心が和らいでいく。

大所帯となり、出費が増えたグァンソクはソン社長に、孫社長はチョン会長に出資を頼み込み、これを知ったジョンスクはヒドンに会うために、資金を届けるという口実で屋敷を離れる。一方、キム教授は偽物を売ったことが明るみになり、追われる身に。

こうして現地に視察にやって来たジョンスクを迎えるグァンソク、そしてキム教授を捕まえに来たドクサンが顔を揃える。

■見どころ

グァンソクらソウルから財宝を狙ってやって来た一派と、釜山からやって来て土地の利を手に入れたキム教授の一派が夜の海上で睨み合う緊迫した状況の第2話ラストから続く第3話では、一転して両派が利益のために手を組むまでのエピソードが描かれ、ぶつかり合いながらもどこか憎めない男たちのドタバタが描かれる。反面でソウルで資金を提供する側であるチョン会長らにとっても、沈没船の財宝が大きな意味を持つようになり、ジョンスクが様々な思惑を胸にヒドンらの元へやってくる。そして同じくキム教授を追うドクサンがやって来たことで、緊張感のあるラストになり第4話への期待を高めた。



「パイン ならず者たち」ディズニープラス スターにて独占配信中
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■第5話「プロレスラー」あらすじ

プロレスラーを夢見ながらも市場で地上げをして生計を立てていたドクサン。

ホンギ（イ・ドンフィ）ら警察の介入で一触即発の状況は回避されたものの、ドクサンがキム教授を狙っていることに気づいたグァンソク。ジョンスクは大所帯に驚きながらも出土した陶磁器の価値に可能性を見出し、全て一律の値段で買い取ると言い出す。しかし、早急な引き揚げのために警察に賄賂を送って作業を黙認させようとホンギの買収に成功する。

ヒドンはジョンスクらのために旅館を用意するが、同じ宿にはドクサンも泊まっていた。ジョンスクはヒドンを連れ込みたいと思い、グァンソクもヒドンを宿に向かわせるが、元夫ジョンチョル（キム・ソンオ）は正体を明かせないまま嫉妬に駆られる。

ジョンスクはヒドンの姿を見て喜ぶが、ソンジャがヒドンに子どもができたかもしれないと話していたのを聞いてしまい動揺する。旅館ではドクサンとヒドンらが鉢合わせしてしまい乱闘騒ぎに。警察がドクサンを捕らえるが聞く教授が詐欺師だと言われ空気が固まる。

ソンジャの件を知ったグァンソクは大激怒し、ヒドンと関係が悪化。ソンジャを呼び出したグァンソクはソンジャが本当に妊娠しているのか確認しようとするが、ソウルに連れて行ってもらうための嘘だったことが発覚する。

ジョンスクはソン社長らに大金を積んで、出土品の管理権を全て買い取るが、納得がいかないソン社長は自ら木浦へ向かう。木浦では海洋警察に捕まる危険がなくなった一同がいよいよ潜水を開始する。嫌がりながらも先陣を切ったボルグ（チョン・ユンホ）だが、海底を探索している最中で意識を失い、一同はいきなり壁にぶち当たってしまう…。

■見どころ

二つの派閥が一つのチームになり、ジョンスクの突然の現場視察や、キム教授を狙う追手の登場、警察官ホンギの懐柔など、紆余曲折を経ながら少しずつ沈没船へ近づいていく様子が描かれた第4話の冒頭では、会長から離れてヒドンに会いたいジョンスク、ソンジャに心惹かれていくヒドン、二人の関係を知らない夫ジョンチョルの三角関係が描かれていく。

中盤以降は警察の盗掘監視の目をかいくぐるために策を打った一同がいよいよ本格的に潜水を開始するのだが、先陣を切って潜ったボルグが気を失い、事態は一気に緊迫感を帯びていく。なぜ気を失ったのかについて描かれておらず、次回の展開を待ちたいが、この場面ではボルグを演じるユンホが視点も定まらない危険な状態に陥るボルグを演じており、東方神起のユンホとは一味違うリアルな表情を見せた。

沈没船に近づいた一行を襲った謎の事態からは、沈没船の周りに奇妙な秘密が隠されていることを示唆している。果たしてそれが有毒物質なのか、呪いのようなSF的な要素なのか。第6話の配信が待たれる展開で幕を閉じた。

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