2PMテギョン主演「御史<オサ>とジョイ」BS朝日で8月7日からスタート(見どころと全話あらすじ)

07月31日10時20分ドラマ
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2PMのテギョンと「ソンジェ背負って走れ」のキム・ヘユン主演の韓国時代劇「御史<オサ>とジョイ」が、BS朝日<昼の特選ドラマ劇場>(12:00-14:00)枠で8月7日から2話連続でスタートする。同枠では「太宗イ・バンウォン」が本日(7月31日)最終回を放送する。番組サイトにて予告動画が公開中だ。



「御史とジョイ」(原題:어사와 조이)、2021年に韓国tvNで放送された時代劇コメディで、ユーモアとスリリングな展開が絶妙に融合した作品である。出世に全く興味がないのに命の危険を伴う暗行御史に任命されてしまったラ・イオン(オク・テギョン)と幸せを求めて離婚したキム・ジョイ(キム・ヘユン)という正反対の性格の二人が繰り広げる明るくコミカルなカップル捜査時代劇。
※暗行御史とは官吏の不正摘発や民情を探る為に地方に派遣される官職のひとつである。詳しくは「100日の郎君様」第7話「豆知識」で。

■あらすじ
科挙に首席合格するも、役人の仕事や出世より、おいしいものを追求したい美食家のラ・イオンは、思いがけず暗行御史として忠清道に派遣される。仕事は二の次にして、美食探訪をするつもりのイオンだったが、着任早々、不審な事件に出くわしてしまう。そして赴任先の村で、旧習にとらわれず新しい人生を生きようとする勇気ある女性、ジョイと運命的な出会いをする。事件解決をめざして2人は行動をともにするようになるのだが…。

■見どころ
新作時代劇「主役の初夜、奪っちゃいました」(KBS2、2025年)では、小説の中の執着心の強い男を演じたテギョン。本作はそんなテギョンがドラマで、初めて時代劇に挑戦した作品。ヒロインを務めるキム・ヘユンは「ソンジェ背負って走れ」を通じて、国内外で人気・実力が証明された俳優。彼女にとっても本作は時代劇初挑戦作。
テギョンは堅物でありながら少し抜けたところもある新人御史(密偵)ライ・イオンを演じ、キム・ヘユンは離婚を求める明るく賢い女性キム・ジョイを逞しく表現している。二人のテンポの良い掛け合いとコミカルな演技が笑いを誘う。テギョンが作り出す料理の数々も見どころだ。

本作は従来の時代劇の重厚な雰囲気とは異なり、全体を通じて軽快で明るいトーンが特徴である。事件解決を通じて少しずつ成長していく登場人物たちの物語が、観ていて爽快感を与える。

その一方で、当時の権力者たちの腐敗や女性差別や身分差別、政治腐敗などを鋭い視点で切り込みつつ、登場人物たちがさまざまな事件を解決していくミステリーの面白さを堪能できる。

イオンをサポートする従者ユクチル(ミン・ジヌン)やクパル(パク・ガンソプ)、ジョイと行動を共にし、後にイオンと共に捜査を行うファン・ビリョン(チェ・ウォンビン)、ナ・グァンス(イ・サンヒ)らチームメンバーの個性豊かなキャラクターたちが、物語をさらに引き立てている。また、絶対悪を演じる領議政パク・スン(チョン・ボソク)とその息子たちパク・テソ(イ・ジェギュン)とパク・ドス(チェ・テファン)の存在も見逃せない。また「わたしの完璧な秘書」のイ・ジュニョクがラ・イオンを温かく見守る世子役で特別出演する。

時代劇らしい美しい衣装やセットに加え2PMの大ヒット曲(第9話)や、「ラーメン食べる?」の変形(第13話)などをうまくセリフに取り入れるコメディを意識した独特の演出やが随所に見られ、見ごたえがある。

BS朝日ではでは全20話で放送される。【「御史とジョイ」を2倍楽しむ】では時代背景、ネタバレ(あり、なし)あらすじと見どころ、豆知識などまとめている。

BS朝日「御史<オサ>とジョイ」番組サイト
 2025年8月7日スタート 木12:00-14:00(2話連続)
トレーラー
公式サイト

kandoratop【作品詳細】「御史とジョイ」を2倍楽しむ】