「明日はもっと、いい日になる」第6話、福原遥と林遣都が“消えた子ども”と母親の願いを叶える

8月11日(月)放送の福原遥主演月9ドラマ「明日はもっと、いい日になる」(フジテレビ系)第6話では翼(福原遥)と蔵田(林遣都)が、姿を消した少年と母親をめぐる切ない事件に挑んだ。6話のあらすじ、見どころを紹介しよう。(ネタバレあり)Tverでは最新話を無料配信中。
「明日はもっと、いい日になる」は、児童相談所を舞台に、刑事と児童福祉士が子どもたちや保護者の悩みに真摯に向き合っていく姿を描いた完全オリジナルストーリー。正義感の強い若手刑事・夏井翼(福原遥)と、冷静ながらも情熱を内に秘めた児童福祉士・蔵田聡介(林遣都)が、さまざまな問題に直面しながらともに成長していく姿を丁寧に描いていく。⇒【全話あらすじと見どころ】
■第6話あらすじ:消えた子ども“愁”と母親“リン”
一時保護所で過ごす叶夢(どりむ/千葉惣二朗)と奏夢(りずむ/小時田咲空)は笑顔をたくさん見せるようになっていた。翼は2人から「ママにあげて」と1枚の画用紙を渡される。そこには、叶夢と奏夢、そして母親の夢乃(尾碕真花)が楽しそうにしている絵が描いてあった。翼はトレーニングにきた夢乃に絵を渡すが、帰りを急いでいた夢乃は絵を忘れて帰っていってしまう。
その夜、当直の翼(福原遥)とが蔵田(林遣都)に、浦ヶ崎署の猪俣(佐々木道成)から男児の身柄付き通告の連絡が入る。男児の名前は一ノ瀬愁(谷利春瑠)で7歳。愁は自分の学校ではない小学校に忍び込み、住所や親のことは教えてくれなかったという。
愁のことを住基ネットで検索しても該当するデータがない。しかし、近隣の蓮峰市から名前と年齢が一致する情報が1件入る。蜂村(風間俊介)と信子(小林きな子)は該当の住所を訪れるが不在。近所の人の話から、その部屋には母親と男児が半年ほど前に住んでいたということが分かる。
引っ越して半年がたつのに住民票は異動しておらず、蜂村たちは、愁が“居所不明児童”(経済的な理由やDVからの避難の必要があったりして、親と一緒に住民票から離れて各地を転々とする子供のこと)ではないかと推測。
愁のズボンに入っていたスーパーのポイントカードから、愁の母親が働いているクリーニング店が判明。翼と蔵田は、店員から自宅の場所を聞き出し、帰ってきた愁の母親・リン(フォンチー)と会う。リンはベトナム人で1年ほど前に離婚。愁の父親とは一切連絡が取れず、養育費の支払いも滞っていた。日本語の理解も十分とは言えず、周りのつながりもなく、住民票や愁の就学手続きも出来ていなかった。
リンと愁がまた一緒に暮らせるようサポートしようとしていた翼と蔵田だったが、リンは不法滞在になっていた。リンは「やらなきゃ、思ってた。でも、手続き、お金、ない」「愁とずっと一緒にいたい。離れる、嫌、怖い」と打ち明ける。
蔵田から報告を受けた所長の桜木(勝村政信)が出入国在留管理局に連絡をすると、リンを迎えに浜瀬出張所の入管職員・小坂(笠原秀幸)がやってきた。愁は熱を出して病院からまだ戻ってきていなかった。リンと愁をなんとか会わせたかった翼は、小坂がリンのいる部屋にこられないよう、蜂村班のメンバーの協力を得て進行を妨害。蔵田が愁を迎えに行き、2人はなんとか会えることに。
愁はリンが買った水色のランドセルを背負い「これ僕が一番欲しかった色!」「お母さんと一緒だと楽しいことがいーっぱいだね」と笑顔で話す。リンは「うん…」と泣きながら頷き、愁を抱きしめながら「お母さん、愁、会えて嬉しい」と伝える。
その後、翼たちは、リンは書類の申請の遅れだと判断され、在留特別許可が降りるだろうという話を聞く。翼は協力してくれた蜂村班のメンバーに「ホントにありがとうございました」とお礼を言い、桜木に「本当に申し訳ありませんでした」と謝る。桜木は翼に「もう2度目はありませんからね」と言うが、部屋を出た後、微笑みを浮かべていた。
そして、翼のスマホに刑事時代の同僚・梶(西山潤)から着信が入る。夢乃が犯罪グループに関与しているのではないかという話を聞くのだが…。
■第6話の見どころ:母親のために一生懸命手助けする愁の姿
第6話では、7歳の少年・愁と母親・リンの互いに思い合う姿が描かれていた。リンのために、スーパーで買い物をしたり、ゴミ出しをしたり、回覧板のサインまでやっていた愁。スーパーのポイントが貯まったから、リンの好きなケーキを買おうと伝えるシーンなど、母親のことが大好きでたまらない様子が多く描かれていた。
そしてリンは、愛する人に裏切られ、誰にも頼ることができない中で、愁のために精一杯働いていた。慣れない日本語で懸命に話すセリフが胸に刺さった。
また、当初は児童相談所の仕事を軽視し、捜査の妨げになると反発していた入管職員の小坂。しかし、母子の強い絆や、それを守ろうと奔走する職員たちの姿に触れ、次第に心を動かされていく。今回の寛容な対応の背景には、そうした変化もあったのだろう。
次週、第7話では夢乃のエピソードが展開される。夢乃は犯罪に関与してしまったのだろうか?第7話は8月18日(月)21:00より放送予定。お楽しみに。
■第7話予告
夢乃が浜瀬市周辺を拠点とする匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウと関わりがあるのではないか、という話を刑事時代の同僚・梶から聞いた翼。アパートの前で夢乃の帰りを待っていた翼は「変なことに巻き込まれてたりしませんか?」と切り出す。だが夢乃は、話もそこそこに翼を追い返そうとする。一方、所長の桜木は夢乃が受けているプログラムを一旦中止に、と言い出す…。
■放送情報
「明日はもっと、いい日になる」
フジテレビ系 2025年7月7日(月)スタート
毎週月曜 21:00~21:54(初回30分拡大)
■キャスト
福原遥、林遣都、生田絵梨花、風間俊介、勝村政信、柳葉敏郎 ほか
■スタッフ
脚本:谷碧仁
主題歌:JUJU『小さな歌』(ソニー・ミュージックレーベルズ)
演出:相沢秀幸、下畠優太、保坂昭一
プロデュース:宮﨑暖、熊谷理恵、三浦和佳奈
©Fuji Television Network, Inc.
◇フジテレビ「明日はもっと、いい日になる」HP
◇公式X
◇公式Instagram
◇公式TikTok
【2025年夏ドラマ】【全話あらすじ・関連記事】