「僕の彼女がイケメンになりました」アリン衝撃のカムバック、チュウに“ジフン”だと認める【第9話第10話】

Leminoで独占配信中のKBS水木ドラマ「僕の彼女がイケメンになりました」、20日の第9話では、キム・ジウン（アリン）が衝撃のカムバックを果たした。21日の第10話では、ミンジュ（チュウ）に問い詰められたジウンがついに「自分がジフンよ」と告白した。この回のあらすじと見どころ、視聴率などを紹介。

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「僕の彼女がイケメンになりました」は、LINEマンガで連載中のZINIによる同名webtoonが原作。ある日突然“イケメン男子”になってしまった主人公ジウンと、そんな恋人をひたむきに想い続ける彼氏ユンジェの姿を描いた、唯一無二の青春ラブコメディだ。⇒【全話あらすじ・見どころ】

■キャスト
ユンジェ役：ユンサナ（ASTRO）
ジウン役：アリン（OH MY GIRL）
ジフン役：ユ・ジョンフ
ミンジュ役：チュウ
ミンヒョク役：ヒョンジュン
　ほか

■第9話「おじいさんとピンク」（ネタバレ）
画像出典：KBS2「내 여자친구는 상남자」放送画面より
ジフンとミンジュ（チュ）の取っ組み合いを仲裁した後、一度は立ち去るユンジェだが、戻って来てジフンの熱を測って「合格！」と微笑み、ジフンをときめかせた。また、ミンジュには、同じベッドで横になったことでジフンの「頬を叩くのはやりすぎ」とジフンをかばい、複雑な三者の関係が展開された。

翌日、ジフンの両親は外祖母（見た目は祖父＝ユ・ジュサン）の手作りカルビチムと常備菜を持ってジフンの家を訪れた。その一方で、ジフンは母イ・チュニ（ト・ジウォン）に「ユンジェに別れを告げるべきか」と心境を吐露。自分の秘密を明かして関係を終わらせようと決意するが、タイミングを逃してしまう。

ユンジェは、ミンジュと共にNASA研究所まで車で20分の距離にあるコーニング大学天文学科から交換留学の提案を受け、進路に迷っていた。一方ジフンはユンジェに自分の秘密を打ち明けて別れを告げようとするが、タイミングがつかめない。

そんな中、成り行きで、ジフン、ユンジェ、ミンジュ、ユリ、ミンヒョクの5人が外祖母宅を訪れ、大量の魚の仕分けを手伝うことに。外祖母はジフンに「人生は挫折だけで過ごすには美しすぎる」と語り、背中を押した。ジフンは勇気を出してユンジェに「祖父は実は祖母だった」「自分も女性に戻れないかもしれない」と告白するが、ユンジェは「今は別れたくない」と受け止めた。

しかし、その後ミンジュが負傷して病院に行へ。帰り道でユンジェに思いを告白し頬にキス。それを目撃した島の住人が、2人がキスしたことを話してしまう。事情を知らないジフンは深く傷つく。さらにミンジュの口から交換留学の話を聞いたことで、ユンジェに突き放すような言葉を返す。お互いの思いがすれ違い、関係は一層ぎこちなくなっていった。

その後、外に出たユンジェは再びミンジュから「今この瞬間だけは誰よりもユンジェを思っている」と切実な告白を受ける。ところがその時、外祖母の部屋から「遅れてごめん」とジウンが登場。驚愕するユンジェとミンジュの前にジウンが帰還する“大逆転・彼女カムバック”のエンディングを迎えた。

■見どころ
ジウンの再登場で残りの物語への期待は高まったが、視聴率は上昇せず、第9話はニールセンコリア全国基準で0.9％を記録。前回（1.1％）より0.2ポイント下落し、第7話の最低視聴率0.9％と並んだ。第5話で1.0％を記録して以降、反転の兆しを見せられない。終盤で巻き返し、0％台の屈辱を晴らせるのか注目が集まっている。



■第10話「6734」（ネタバレ）
画像出典：KBS2「내 여자친구는 상남자」放送画面より
突然現れたジウンに不信感を抱いたミンジュは「ユ・ジョンフはどこにいるのか」と問い詰めるが、ジウンは「緊急で出かけた」と言い訳し、ユンジェの恋人として振る舞う。ユンジェに家まで送られることを避けようとするが、ミンジュが家の中にいると知り動揺する場面も描かれた。ジウンは冷静を装い「ジフンがここで少し暮らしていただけ」と説明するが、ミンジュの疑念は晴れない。

一方、ジウンは祖母から届いた曾祖母の写真を見て、その裏に書かれた「今も夢を見ている私の人生は、眩しい祝福だった」という言葉に勇気づけられる。ユンジェがアメリカの名門・コーニング大学への交換留学を打診されたことを思い出し、彼の夢を支える決意を固める。ジウンはデートの後、「そこで研究する君を想像したら素敵だった」と背中を押し、自身も公募展に挑戦すると宣言。ユンジェは星形ネックレスを贈り、二人は未来を誓い合った。

しかしその頃、ジウンの正体を知るキム・ジヘ（チェ・ユンラ）が酒に酔った勢いで「ジウンとジフンは同一人物」とミンジュに打ち明けてしまう。核心を突かれたミンジュはジウンを問い詰め、「あなたはキム・ジウン？ それともジフン？」と直球の質問を投げかける。ジウンは「ユンジェに彼女がいても近づいたのはあなたじゃない」と応戦し、二人はついに取っ組み合いに発展する。

翌日、ユンジェは心配するが、ジウンは「ラスボスを倒しているところ」と気丈に笑い、彼を安心させる。その直後、ミン・ドンギ（ハン・ジュンボム）がミンジュに「ユンジェとアメリカへ行くな」と騒ぎ立て、ジウンはネギを振りかざして彼を制圧するというユーモラスな場面も展開。ミンジュを守りながらも「心配じゃなくて相手がヤバすぎるだけ」とツンデレな一面をのぞかせた。

そしてクライマックス、ミンジュは「ジフンでなければ説明がつかない」と迫り、確認のためジフンの番号「6734」に電話をかける。電話に出ようとしながらも必死で隠そうとするジウン。しかしミンジュが「6734。あんたでしょ？ キム・ジフン」と突きつけ、しばらく迷った後、ジウンは静かに「6734、そう、私よ。キム・ジフン」と認めた。

■見どころ
今回の見どころは、アリン演じるジウンの強さと脆さが交錯する繊細な演技だ。ユンジェを思い夢を支えようとする姿は純粋な恋人そのものでありながら、正体を隠して葛藤する切なさが視聴者の心を揺さぶる。また、チュ演じるミンジュの執念深い疑念と、ジウンを追い詰める迫力の対比も見応え十分だ。さらに、ユンジェがジウンに贈る星形ネックレスや、ネギでドンギを撃退するコミカルな場面など、緊張とユーモアが絶妙に織り交ぜられている。

物語はクライマックスと迎えて大いに盛り上がったが、ニールセンコリアによると全国基準視聴率は前回よりさらに0.4ポイント下落した0.5％を記録してしまった。

第10話は、ついに「ジウン＝ジフン」という真実が表に出た重要な回であり、いよいよ最終週。ユンジェや周囲の人間関係にどのような波紋が広がるのか注目が集まる。視聴率の上昇も期待したい。

◇KBS2「내 여자친구는 상남자」HP
◇「Lemino」サービスサイト

■配信情報
タイトル：「僕の彼女がイケメンになりました」
配信開始日：2025年7月23日（水）～水・木曜日最新話更新
配信プラットフォーム：Lemino（日本独占・韓国と同日23：00配信予定）

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