「TRY~僕らは奇跡になる~」第10話:キム・ヨハンが下した涙の決断にユン・ゲサンが病名告白

Netflixにて配信中のSBS金土ドラマ「TRY~僕らは奇跡になる~」(原題:트라이: 우리는 기적이 된다)8月23日放送の第10話では、全国大会を前に負傷したソンジュン(キム・ヨハン)が焦るあまりにとんでもない行動に出てしまう。そんな彼を助けるためにチュ・ガラム(ユン・ゲサン)は、自らの病を告白する。第10話のあらすじと見どころを紹介。
この回の視聴率は、最高視聴率7.4%、首都圏では5.9%、全国でも全国5.5%を記録し、熱い人気を維持している(ニールセンコリア)。⇒【8月23日視聴率TOP10】
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「TRY ~僕たちは奇跡になる~」は、何が起こるか予測できない変わり者の監督チュ・ガラムが、いつも最下位のハニャン体育高校ラグビー部を引き受け、全国大会優勝を目指して突き進むコミカルな成長スポーツドラマだ。【「TRY」を2倍楽しむ】では、制作発表会まとめやキャストの魅力、全話あらすじと見どころなどドラマを深掘りしていく。
■キャスト⇒【相関図&選手キャラ紹介】
チュ・ガラム役:ユン・ゲサン
ぺ・イジ役:イム・セミ
ユン・ソンジュン役:キム・ヨハン
ソ・ウジン役:パク・ジョンヨン
マ・ソクポン役:ぺ・ミョンジン
ほか
■第10話あらすじ(ネタバレあり)

そんな中、全国体育大会対戦表抽選者選抜日が近づいた。漢陽(ハニャン)体高では、ガラムとイジは今月の運勢でそれぞれ100点、98点という高得点を取り、抽選者に選ばれた。二人は選手時代とは違う指導者としての責任感に緊張した。ついに迎えた全国体育大会の抽選日、ガラムとイジは黄色のユニフォームまでそろえて華やかな登場パフォーマンス。漢陽体高の1回戦の相手はムジン高と決まり、順調なスタートを切った。
一方、ソンジュンは異常な肩の痛みを感じ、「回旋筋腱板(ローテーターカフ)断裂」と診断され、痛々しい状況となった。訓練に参加しようとするソンジュンをガラムは「選手人生ここで終わらせたいのか? 入院だ、絶対に」と断固として訓練を止めた。
一方、ガラムは、かつてガラムのドーピングの記事を書いたソ記者(チョ・ダルファン)が、ソンジュンの負傷話を持ち出してガラムを挑発した。ガラムは「俺の子どもに手を出すな」と警告。さらに、ソンジュの母・ウォンジョン(ソ・ギョンヨン)が、ガラムにソンジュンにラグビーを諦めさせ、エージェントとして働くよう説得してほしいと頼んだ。これを聞いたソンジュンは「僕はラグビーをしたいってはっきり言ったのに、俺の言葉聞いた?」と積もった不満を爆発させた。
焦るドンジュンは訓練への意志を示した。しかしガラムは「(全国体育大会が)最後のチャンスにならないように!」と治療に専念するよう命じた。しかしソンジュンは、回復できないかもしれないという不安から薬物を取引するショッキングな行動に出た。
この事実がソ記者のスクープ記事となって 漢陽体高は大騒動になった。さらに、教頭ソン・ジョンマン(キム・ミンサン)と射撃部監督がソンジュンの引き出しからステロイド剤を発見し緊張感が高まった。ガラムはソンジュンが薬を飲んでいないことを真っ先に確認し、抱きしめて涙をこらえた。ガラムはソンジュンを守るために「僕の薬だ」と主張し、全員の前で「私が重症筋無力症と診断されました」と告白した。
■見どころ
10話は、入院したドンジュンがウジンのお見舞いに舞い上がる様子が描かれた。しかしそんな二人はともに大会を前にケガに苦しんでいる。
この回では、それぞれの登場人物が夢と現実の狭間で葛藤し、青春ならではの混乱と成長が丁寧に描かれている。重傷を負ったソンジュン、その影響で揺れる仲間たち、そしてチームの絆が試される局面に突入した。大会までの道筋と、それぞれが内に秘める想い、スポーツを通じての奇跡への挑戦が、胸を打つ展開で描かれた回だ。
何より、エピローグではガラムがソンジュンの母の頼みを断り、「ラグビー選手として最後に成功できないかもしれない。でも好きなことに全力を尽くした経験は必ず残る。その経験はソンジュンがこれから成長する上で確実に役立つ。ただ失敗が怖いという理由でチャンスまで奪うことはできない」と、ソンジュンの気持ちを代弁するような深い指導者の姿で感動を呼んだ。
いよいよ次週は最終回を迎える。「TRY」第11話は8月29日(金)21時50分より放送、その後Netflixにて独占配信される。
◇TRY 〜僕たちは奇跡になる〜 | 予告編 | Netflix
◇SBS「트라이: 우리는 기적이 된다」HP
◇YouTube「SBS Catch」チャンネル
